「におい対策は増えるばかり…」まずは知識を得ることから始めたものの #ワキガ治療で搬送された話 19

クリニックから戻ってきた彼女の結果は「ワキガではない」。みさきさんは、ほっとしたと同時に、臭いからとカウンセリングにまで行かされた彼女の気持ちを思い、罪悪感でいっぱいに……。そこで、こんなことを繰り返さないため、専務に直談判。今回の経緯と原因を説明し、制服の支給を2枚にしてもらえるように頼んだ結果、何とか説得でき、少しは気持ちが晴れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、この後輩のワキガ冤罪（えんざい）事件をきっかけに、本格的に汗や皮膚の仕組みを勉強しました。自分の対策を効果的にするにも、研修で予防策を伝えるにも必要だと思ったからです。

 

その結果、においの発生には、2種類の汗腺からの発汗が要因となっていることを知りました。ただ、どちらも結局は防止のため、やることは増えるばかりだったのです。

 

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後輩のワキガ冤罪事件を機に、本気を出したみさきさん。やはり、正しい知識があるのとないのとでは、原因の見極め方や対処の仕方がまったく違ってきます。思い込みやウワサに流されず、自分の体ときちんと向き合うことこそが、最善のケアにつながるのかもしれませんね。

 

 

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