貧血、骨密度減少、胃がんリスクで異常な数値が!
30代後半で出産した私は、40歳のときに久しぶりに健康診断を受けました。もともと貧血気味でヘモグロビン濃度が基準の少し下ぐらいだったのですが、今回はなんと「8.0」という数値になってしまいました。基本的には正常値が12.0以上とされていて、いつも10か11程度でやや貧血気味という感じだったのですが、8.0という数値を見て医師も私もビックリしてしまいました。
それから、前腕で測定する骨密度検査では平均値を下回ってしまいました。さらに、胃がんリスク判定では、「ピロリ菌感染の可能性あり」と判定が出てしまいました。
骨密度が低い?30代で3回骨折した私は妙に納得
健康診断で骨密度の検査もおこなわれましたが、この結果も低く出てしまいました。担当医はちょっと驚いたような、ふに落ちないような表情でしたが、結果を見た私は、「やはり!」と妙に納得してしまいました。というのも、30代で3回も骨折を経験した私は、ひそかに自分の骨がもろいのではないか? と疑ったことがあったからです。
3回目に骨折の治療をした大きな整形外科の病院で相談したとき、「では骨密度を調べてみてもいいかもしれません」と言われたのですが、また次回の予約を取らなければいけないのがおっくうで、そのままになってしまっていました。
今回の健康診断結果ではすぐに治療ということにはならず、様子を見ることになりました。食生活の改善や運動不足の解消など、自分でできることをしてみようと思います。
ピロリ菌て何!?がんになるかもという不安
最後に、胃がんリスク判定の結果について説明がありました。なんとピロリ菌感染の疑いがあるとのことで、「大きな病院を紹介するのでそちらに行ってください」と言われてしまいました。
紹介された病院で内視鏡検査の結果、ピロリ菌感染を確認、除菌治療が必要になりました。薬を服用し、一定期間後に再度病院で検査をして除菌ができているか確認するという流れでした。
ピロリ菌という言葉自体、初めて聞く言葉で、周りの友人たちから聞いたこともありませんでした。放置して進行してしまうと、胃がんになるリスクがとても高まるそうです。自覚症状は一切なかったのでゾッとしてしまいました。
治療自体は薬の服用なので特につらくなく、まれに一度の服用では除菌できない場合があるらしいのですが、私は幸い1回目で除菌が確認でき、安心しました。これからは定期的な内視鏡検査をおすすめするとのことでした。
まとめ
新型コロナウイルスの流行と自身の妊娠が重なって、なかなか健康診断を受診できず久しぶりに受けた結果、思わぬ体の不調が見つかってしまい、少し落胆しました。やはり40代に入ると体力の衰えを感じざるを得ないですし、気持ちだけ盛り上がって体がついていかない自分に驚くことも……。そんなときこそ、自分なりの体調管理法を見出し、体と向き合うことの重要性を実感しました。そして、健康診断は毎年必ず受けようと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:月丘莉子/やんちゃな男子2人の育児中の40代。30代になってから不調が続き、体と心の健康に興味を持つ。何気ない日々にも感謝の心を忘れずに過ごそうと思います。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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