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「恥ずかしい娘」姉を溺愛し私を蔑む親と絶縁も…結婚式で偶然再会。私の激変っぷりに両親は!?

姉を溺愛し、私のことを邪魔者扱いする両親に耐えられず、私は高校を卒業してすぐに実家を出ました。それから数年間、ひとり暮らしをしながら必死に働いていたのですが、ある日、取引先の結婚式に行くと、偶然、両親と再会し……。

姉を溺愛する私の両親

私には4歳年上の姉がいます。姉はとにかく勉強ができ、学生のころは、周囲から「天才」と言われていました。両親はそんな姉を溺愛し、私を邪魔者扱い。「金ばかりかかって、なんの役にも立たない」と罵られながら生活していました。

 

そして、姉は有名大学を卒業し、大手企業に就職。それを機に両親から、「お姉ちゃんはこんなに優秀なのに、あんたはどうして無能なの? 恥ずかしい娘だ」などと言われることが増え、私は実家を一刻も早く出るために、高校卒業後は就職しようと決めたのでした。

 

偶然、両親に再会!

その後、私は地元の小さな企業に就職し、ひとり暮らしをスタート。3年後には東京に引っ越し、それなりに有名なコンサル企業・A社に転職して仕事に励んでいました。

 

そんなある日、私は取引先企業の役員・B男さんから、「ぜひ、僕の結婚式に来てほしい」と招待されました。結婚式に参加するのは初めてで、当日はワクワクしながら結婚式場へ。そして、いざ式が始まると、聞き覚えのある声が。なんと、私の両親もB男さんと仕事で交流があったようで、ゲストとして来ていたのです。

 

両親も私に気づき、「えっ!?」とびっくり。続けて父は、「地元の零細企業に勤めるお前が、どうしてここにいるんだ! 場違いだから出て行きなさい」と大騒ぎ。私は実家を出てから両親と連絡を取っておらず、転職して東京にいることは知らせていなかったのです。

 

「私もB男さんに招待されたの」と反論していると、騒ぎを聞きつけたB男さんが「どうかしましたか?」とやって来ました。

 

B男さん「がっかりしました」

B男さんの姿を見た父は、「今日はおめでとうございます! 出来損ないの娘が、B男さんに招待されたと言っているのですが、何かの間違いではありませんか?」と、鼻で笑いながら発言。母も「この子は、こんな素敵な場所に来られるような娘じゃありませんから」と父に続きますが、B男さんは真剣な顔ではっきり答えました。

 

「彼女は私が呼んだ大切なゲストです。それに、彼女はA社に所属する優秀なコンサルタントですよ。自分の子どもを出来損ないと言うなんて……お二人にはがっかりしました」

 

父も母も私がA社に入社していたことを知り、「そ、そんな!」と開いた口が塞がらない様子。B男さんのおかげで、やっと両親は大人しくなったのでした。

 

両親の末路は…

それから数日後、突然、父から電話がかかってきました。もしかしたら、先日の件を反省し謝罪をしてくれるかもしれないと思い、私は電話に出たのですが……。

 

「結婚式後から、B男さんと連絡がつかなくなってしまったんだ。お前が仲を取り持ってくれないか? 今まで何も親孝行をしてくれなかったのだから、これくらいしなさい」

 

両親はやはり何も変わっていなかったよう。私は「B男さんに嫌われたのは自業自得でしょ。今後、私にかかわらないでください」と言って、電話を切ったのでした。

 

両親にはっきりと本音を伝え、私の気持ちはとてもすっきりしました。私の味方をしてくれたB男さんの力になれるよう、これからも仕事に邁進したいと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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