離乳食の量について

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  • 2019年4月以降、最新の研究に基づき改訂された厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド 2019年3月」をベースにし、相談された方の内容に合わせて回答しています。
離乳食の量について【管理栄養士に相談(育児中)】
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ID: 73368

まるちゃん 2020/02/20 16:54

こんにちわ!今日から10ヶ月になる男の子を育てています。

離乳食の量について質問させてください。
一時期食べてくれずに悩んでいたのですが(7ヶ月になってすぐから1ヶ月間程度)その後、年末年始の帰省の時期になり周りの大人が食べている様子を見て触発されたのか、よく食べるようになりました。
食べなかった時期が嘘のようにめちゃくちゃ食べるので、このまま食べさせていいのか相談したいです。もしこの量のまま食べてもいいのなら、また食べない時期が来るのも怖いですし、食べてくれるのも嬉しいので、このまま食べさせたいです。

1日の食事内容はこんなかんじです。
朝 5枚切り食パン1枚(足りない時はヨーグルトも)
昼 うどん半玉量でだしうどん
夜 ハンバーグ2cmサイズ12切、おにぎり大人用茶碗3/4杯、(食パン半分)

()の中は、食べさせ終わったあとで、机を叩き泣きながらまだ欲しがるので追加であげるようなかんじです。
食事の内容は日によって変わりますが、食べている量は毎日同じくらいです。母乳やミルクはもう飲んでいませんので、一日の栄養はこの内容から取っています。

また、いまは手づかみで食べられるもの以外は嫌がり全部落としてしまったり、おにぎりも食べれる日と食べられない日もあり(たぶんご飯があまりすきではないです)、レパートリーも少なく、同じ物が食卓に出てくることが多いです。
好きな物は食パン、うどんで、これは必ず食べますが、ほかは食べたり食べなかったりです。手づかみメニューが少なく同じ内容ばかりですが、スプーンに興味を示すまでの我慢と思って、このままで大丈夫でしょうか?


よろしくおねがいします。

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  • [管理栄養士]

    まるちゃんさん、おはようございます。
    管理栄養士の久野と申します。

    10カ月のお子様の離乳食量についてのご相談ですね。
    食にとても興味が出てきたようで、たくさん食べてくれるのは喜ばしい事ですね。

    1歳くらいまでは乳汁栄養も大切なのですが、母乳やミルクをすでに卒業した理由が何かあるのかなと推測できますが、1歳までの乳児期は、離乳食+乳汁で栄養を補い、1歳を過ぎた頃からは、離乳食+間食で栄養を摂るようにしていきます。 母乳やミルクを卒業しても、1日300~400ml程度の乳製品(牛乳やフォローアップミルク、ヨーグルト、チーズ)などは必要になります。
    まだ1歳未満で牛乳が飲めない時期なので、離乳食の合間に、フォローアップミルクを飲ませてあげると腹持ちも良く、栄養面でも安心だと思いますがいかがでしょうか? 哺乳瓶を卒業されているという事であれば、コップやストローでミルクを飲ませてあげましょう。 

    まだ消化機能も未熟であり、良く食べるとはいえ3食で必要な栄養を摂るのは難しい時期です。 離乳食後のミルクなどの習慣も無くしたのであれば、間食の時間に食事の一部となるものを与えて栄養を補うようにされると良いと思います。

    食事内容ですが、主食・主菜・副菜を揃えて栄養バランスにも気をつけていきましょう。また、主食に偏ると、急激な体重増加に繋がる事もあります。主菜のたんぱく質量が多くなると消化機能に負担がかかりますので、この時期のたんぱく質は1食当たりに肉・魚15gまたは、豆腐45g、卵全卵1/2個、乳製品80g程度が目安です。
    夕食のハンバーグ量がかなり多いのかなと思いますが、たんぱく質は目安量を大幅に超えて与えない様に注意しましょう。

    満腹感を得られやすくする為には、野菜類・きのこ類・海藻類などの食物繊維の多い食材を増やして良く噛んでゆっくりと食べてもらう事が大切です。手づかみ食べの野菜スティックやおやきなどの野菜中心のメニューを増やしたり、食材を大きくしたり、固さを増して、ゆっくり良く噛んで食べてもらう様にできると良いですね。

    離乳食の役割は、たくさん食べて大きくするという事に注目されがちですが、お子様の口腔発達に応じて食材の形状を進め、「食べる力」を育ててあげる事が主眼となります。 食べる楽しみを味合わせてあげる為に、好きなものをあげること自体はとても良い事ですし、上手に興味を引き出されていてとても素晴らしいと思います。
    色々な食体験の積み重ねが味覚を育て、心も豊かに育つというところに繋がりますので、大人の食事からの取り分毛なども進め、主食・主菜・副菜の揃ったメニューをお考えいただくと良いと思います。


    離乳食後期の離乳食の目安量やバランスなどは以下を参考にして下さい。
    https://baby-calendar.jp/baby-food

    ご参考までによろしくお願い致します。

    管理栄養士:久野多恵 2020/02/23 08:26

    ID: 473105

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  • ご回答ありがとうございます。
    区役所の保健師に以前「しっかりたべるようであれば卒乳しても問題ない、フォローアップも食べていない場合は補うために必要だけどしっかりたべているので問題ない」と言われた為に何も与えていませんが、今からでも必要なのですか?
    またこちらも保健師に、牛乳を飲ませてもいいと言われましたが、まだ飲ませてはいけないのですか?毎日ではありませんが飲ませていますし、材料としても使用しています。やめないといけないのですか?

    まるちゃん 2020/02/25 01:28

    ID: 473605

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  • [管理栄養士]

    まるちゃんさん、こんにちは。
    そのような指導を受けられたのですね。

    「しっかり食べているようであれば卒乳しても問題ない」というのは、たくさん食べているという量の問題ではなく、食事内容にも関わってきます。例えば、毎食主食・主菜・副菜を揃えたメニューで、この時期に不足しがちな鉄分(赤身の肉や魚、卵、大豆製品)などもしっかりと補えるような食事内容であれば、卒乳しても良いという判断になります。 

    離乳の完了とは、ミルクや母乳を飲んでいない状態を指すのではなく、ほとんど栄養を食事+間食(食事の一部となるような補食)から摂れるようになった状態を指します。 離乳が完了して卒乳をしても、カルシウムはエネルギー補給の目的として、牛乳やフォローアップミルクを1日300~400ml程度は継続して飲ませていく事は幼児期でも大切になってきます。

    厚生労働省が定める「授乳・離乳の支援ガイド」では、牛乳を離乳食の材料として使用するのは問題ないとされますが、飲用は1歳を過ぎてからとしています。  牛乳はミルクに比べてたんぱく質やミネラル分が多いので、飲用として多く摂取するには1歳以降にされると安心です。 卒乳をされていて、ミルクを飲ませていない様であれば、間食としてでも良いので、フォローアップミルクを1日300~400ml程度飲ませてあげると、食事で摂りきれない栄養を補給する事が出来るので良いと思いますよ。

    フォローアップミルクはもともとミルクの代用品ではなく、牛乳の代用品として開発された商品です。 牛乳で過剰になるたんぱく質やミネラル分を減らし、鉄分やビタミン類を強化した商品ですので、卒乳をした1歳未満のお子様には栄養補給としてもお勧めのものになります。

    栄養面や国の基準を考慮した上で助言させて頂きました。お母様のご判断でご検討下さいね。

    管理栄養士:久野多恵 2020/02/25 11:37

    ID: 473699

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  • なるほど、よくわかりました。
    お忙しい中、ありがとうございました!

    まるちゃん 2020/02/25 18:50

    ID: 473826

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