「生きた心地がしない…」虚偽の被害届で危うく冤罪!?取り調べから解放された瞬間に… #無実の夫が書類送検された話 最終話
「無実の夫が書類送検された話」最終話。パチ美さんの夫・レク夫さんが20代前半のころ、営業マンをしていたときのお話。ある日の飲み会帰り、終電間際の電車に乗ったレク夫さん。すると車内では、泥酔している様子のおじさんが大声で怒鳴り散らしていました。
レク夫さんは関わりたくないと思いましたが、おじさんはレク夫さんに近づいてきて足を踏み、怒号を飛ばし、「無視するな」と言って胸ぐらをつかんできたのです。レク夫さんが手を振り払うと、おじさんは「殴られた!」と大げさにリアクションし、次の駅で降りろと言ってきました。駅員さんを呼ぶと、おじさんは迷惑行為を繰り返す常習犯であることが発覚。レク夫さんは念のため、駅員さんに連絡先を提出してから帰宅しました。
数週間後、レク夫さんのもとに「駅で揉めた男性が、レク夫さんから暴行を受けたと被害届を出した」と検察から連絡があり、人生初の取り調べを受けることになったのです。
緊張しながら検察庁で取り調べを受けると、おじさんは電車内での迷惑行為に加えて、被害届を出す常習犯とのことで、捜査の結果、レク夫さんが起訴されることはないとわかりました。