ファミール産院(千葉県館山市)院長インタビュー

カテゴリー│インタビュー 2016/07/26 15:00

「日本一幸せなお産」とは、ママにやさしいお産のこと

杉本雅樹院長

「どうしたら幸せなお産ができるかをずっと考えてきた結果、傷を作らないお産(=ママにやさしいお産)を目指すことにしました。というのも、お産の時に傷ができなければ、だいぶ楽なお産になります。そうすると2人目がほしくなるんです。事実、館山市は合計特殊出生率(1人の女性が産む子どもの数)が千葉県で1位なんです」

「2人目が産みたくなる産婦人科として、できるだけお産の時に傷を作らないことがママのためになるんですね。産院にとっては比較的早い時期に切開することもありますが、当院はできるだけ切開しない方針で、スタッフ一同が取り組んでいます。そのほうが、産後の回復が早くなり、日常生活が大変楽になるんです。これが最大のメリットなんです」

駅と線路のそばのわかりやすいところにあるファミール産院

「地域におけるコミュニティーの中心になる」がもう1つの特徴

「お産は大変幸せなオーラが出ているんです。出産には、旦那さん、おじいさん、おばあさん、友だちなど、たくさんの方が祝福に来られます。それに伴い、当院もとてもたくさんの人の出入りがあります。そんな人の出入りをきっかけに、地域全体のコミュニティーを作っています」

「具体的には、年に一度の盛大なお祭りを始め、七夕やクリスマスはもちろん、餅つき大会など、思いついたら何でも開催するといった具合です」

「ファミール祭」の様子

「また、産後の育児相談やおっぱいケアなどずっとお付き合いできるようなサービスを積極的に実施しています。特に、最近始めた妊産婦向けの整体が予約で満員なんです。柔道整復師が専門的なケアで骨盤のゆがみを調整すると、腰痛や股関節痛などが改善する!と人気です」

当院の自慢、それは「スタッフ」です

「開業当初は7~8人のスタッフでしたが、今は30人以上になりました。すべて、当初のスタッフが新しいスタッフをとても手厚く面倒をみてくれているおかげだと思ってます。患者さんからも“スタッフの対応がいい”と評判です」

出産はママが主役!私たちはお手伝いなんです

「ママやその家族にとって“幸せのお産”はさまざまかもしれません。当院は、その“幸せのお産”を全力でお手伝いすることが使命なんです」

「ここでお産をしてくださったママさん達はきっと“幸せのお産”だと思ってます。ぜひ、また産みたくなって、当院に寄っていただければうれしいですね!」

幸せなお産をどんどん広げていきたい!

「館山に続き、君津でも『ファミール産院 君津』をオープンして3年目になりますが、順調にお産の数も増えていっています。また、産後ケアセンターとして、昨年秋に『なのはなフィフティーン』、婦人科『なのはなクリニック』を千葉大学医学部前にオープンしました!」

ファミール産院 君津
なのはなフィフティーンが主催する『ベビーマッサージ』の様子

「これからも、私たちが目指す“日本一幸せなお産をしよう”を広げていきたいと考えています」

ベビーカレンダー編集部


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