母と子の城 久産婦人科・内科(奈良県磯城郡)院長インタビュー

カテゴリー│インタビュー 2017/05/26 12:00

自然なお産を心がける

母と子の城 久産婦人科・内科では、「管理する」医療ではなく、患者さまがもっとも自然で無理なくお産に臨めるように、万全の体制で「見守る」医療をモットーとしていると院長先生。

院長の久 裕先生

「もちろん患者さまによっては、積極的な医療介入が必要な方もいらっしゃいますが、基本的には無事に自然なお産ができるよう、私たちは見守ることが大事だと考えています。

患者さまの表情や仕草を観察しながら、その患者さまは何を求めているかを常に考えてお話を伺い、その患者さまの状況に応じた適切なお声かけを行います。表情などをしっかり観察することで、内診や検査だけではわからないことが見えてきます」

久産婦人科の外観

「久産婦人科に戻る前は、大阪の総合周産期センターに勤務していました。総合周産期センターには近隣の産婦人科から転院してきた、出産にリスクを抱えた患者さまが多くいらっしゃいました。さまざまな症例を見てきた経験で、患者さまのリスクを見極める力が培われていったと思います。

久産婦人科でも、母子ともに健康で、予定通りに出産まで進むケースがほとんどですが、中には早めのケアを必要とする患者さまもいらっしゃいます。

そのあたりの見極めは、実際に総合周産期センターで勤務していた経験が生かされていると思います。そしてそれは、久産婦人科で取り組んでいる『自然なお産』を目指すうえで、必要不可欠だと思います」

水中出産が可能な、全国でも数少ない産婦人科

「1995年より、水中出産専用の大きなバスタブを設置した分娩室をつくりました。患者さまご自身がもっとも楽な姿勢でお産に臨むことができます」と久院長。

「水中出産専用のバスタブには、子宮口が全部ひらいてきた頃から入浴していただきます。自由に姿勢を変えられるので、お母さんのからだへの負担が軽くなります。

また、お父さんも一緒に入っていただくことで、家族の絆が深まります。お産後すぐに親子の触れ合いができる点も魅力のひとつです」

陽光が差し込む待合
開放感のある院内
このスタジオにてマタニティビクスやマタニティコーラスを開催しています
1歳になる、院長のお子さま!将来は4代目!?
久院長とスタッフの方々

「お母さんも赤ちゃんも元気におうちに帰れるように、私たちは全力でサポートいたします!ぜひお気軽にお越しください!」

ベビーカレンダー編集部


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