長岡産婦人科クリニック(千葉県佐倉市)院長インタビュー
病院らしくない空間で、笑顔のお産を提供したい
新しい長岡産婦人科クリニックのコンセプトは、「宝塚劇場」や「帝国劇場」の雰囲気。やわらかい色で病院らしくない建物にしたかったという現在の建物は、佐倉の街並みにとてもマッチしていました。さらに、院内の絵や植木も計算づくで配置されているというこだわりがありました。そんなすてきな長岡産婦人科で、どのような診察やお産をしているのか、長岡貞雄先生にお話を伺ってきました。
長岡院長「長岡産婦人科クリニックを開設するとき、堅苦しいものにはしたくありませんでした。病院らしくないものにしたつもりです。そして、長岡産婦人科に来てくださった患者さんへは、『痛くないお産、笑顔のお産』を提供したいと考えています。
これから出産を迎える方は、なるべく痛い思いをしないでお産をしたいという方がほとんどかと思います。長岡産婦人科では、なるべくやわらかく、自然にお産ができるように、助産師がサポートしていきます。もし出産時に陰部が裂けてしまった場合も、産後痛みが強くならないような縫合の仕方を研究して対応しており、患者さんにも大変好評です。
また、患者さんとのコミュニケーション力や仕事の集中力を高められるように、スタッフに話し方の指導やテクニックの伝授をおこなっています。具体的には、毎朝スタッフ全員で”いつも明るく、思いやりの言葉で”などの唱和をおこなったり、朝礼担当スタッフが持ち回りで、1日1話の話が掲載されている教本を朗読し、感想を伝え合ったりしています」
食事も最高のものを提供
長岡院長「長岡産婦人科の食事は、患者さんが短い入院期間にご満足いただけるよう味、見栄えに気をつけています。1食に新鮮なものを1品取り入れるようにしており、クリニックの近所にある自前の畑でつくった野菜を提供しています。今の季節はプチヴェールや大根がおいしいですね」
妊娠される前から気軽に寄ってもらいたい
長岡院長「最近ではプレコンともいいますが、妊娠できる身体づくり(プレコンセプションケア)が注目されています。いわゆるブライダルチェックと似たようなものです。
プレコンセプションケアというのは、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。妊娠・出産、赤ちゃんに影響する病気のことや生活習慣など、高校生にも教えていきたいと思っていますし、婚活よりももっと前にやってもらいたいことだと思っています」
産後ケア施設「ジュネス長岡」と連携
長岡産婦人科ではクリニックの隣にある旧館をリニューアルして、産後ケア施設「ジュネス長岡」を2007年にオープンしました。
長岡院長「産後は、患者さんに早めにこちらの産後ケア施設に移っていただいて、のんびりと過ごしていただけるようにしています。地域と共に、婚活前から妊娠後まで幅広く女性をサポートしていきますので、お気軽にお越しください。お待ちしております」
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