永井マザーズホスピタル (埼玉県三郷市) 産院ごはん
料理長とシェフが創りだした料理が自慢
永井マザーズホスピタルで提供するお料理は、料亭や有名レストランさながらの見栄えと味が自慢です。
夕食の献立(撮影用のため、器は実際のものと異なります。)
会席料理の一例
煮物はだしからじっくり時間と手間をかけてとります。
和食の料理長、洋食のシェフのこだわりなんです
以前は栄養士が献立を考えていたのですが、食事へのこだわりを強くもっている院長がそれぞれのプロ(和食の料理長と洋食のシェフ)に病院に来てもらうことを決めました。その結果、とても美味しく見栄えが良い料理に変わっていったんです。栄養士は、方針と最後の栄養価のところを中心にしっかりと担当しています。それぞれの役割分担が本当にうまくいっているので、見た目・味・栄養とどれをとっても自慢のものができるようになりました。
和食料理長のこだわり「鮮度を優先!ブリは一本買いが当たり前!」
和食料理長/料理責任者の桜井昭好さん。料理に使う食材には桜井さんのこだわりが表れています。魚はもちろん鮮度を落とさない工夫がなされており、患者様を思いながら包丁を入れる姿が印象的な料理長です。
特にマグロは自ら仕入れを行います。ブリやタイなどは一本まるごと買います。旬の食材を取り入れ、女性の喜ぶ色鮮やかな料理や盛り付けが得意技の料理長です。
洋食のシェフのこだわり「スープやソースはイチから作ってます」
洋食は高橋正明洋食料理長が担当されています。
高橋さんはホテルの厨房の調理経験を生かし、スープやソースなどすべてをホテルの料理と同じく、できる限りイチから作るようにしています。お肉の下処理やステーキの絶妙な焼き加減にもプロの技が光ります。クリスマスや特別なディナーは特製ローストビーフのカッティングサービスを患者様の前で披露しながら楽しんでもらう工夫をしています。一つ一つ患者様のことを思い愛情をこめて作っています。
みんなでわいわいが基本!ダイニングのこだわり
みんなでわいわいが基本のダイニングは、大きく開放的です。ここにも永井マザーズホスピタルならではのこだわりがあります。
ここが自慢のダイニングルーム。入院部屋を出ることができる方にはダイニングでの夕食を必ずお勧めしています。このダイニングでは様々なイベントを行っており、献立の解説や産後の食生活指導、患者様の食事相談なども行っています。
栄養指導の資料はスタッフが心をこめて、知恵を絞って、毎回手作りをしています。そこまでする理由は、「私達とコミュニケーションをとってもらいたいから」なんです!特に最近はシャイな患者様が増えていて、部屋での食事をご希望される方の比率が多くなってきました。しかしそれではダメなんです。産後ウツを予防するためにも、人とのコミュニケーションをたくさんとってもらいたいですし、楽しく会話をしてもらいたいです。
食事量とバランスへのこだわり
食事の量にもこだわりがあり、健康を考えて全体のエネルギーに対して糖質量を少なく計算されています。また、女性にはうれしい日替わりハーブティーもオリジナルブレンドです。
当院の方針として、ごはんなどの主食はわざと少なくしています。人それぞれ食べる(必要な)量が違うのが基本だし、足りない方はお代わりをしていただきます。さらに工夫しているのは、オリジナルハーブティー。独自ブレンドを9種類以上用意しています。今では人気になり、個別販売もしているんですよ。
栄養科が伝えたいのは「ママが家族全員の栄養を考えてほしい」ということ
栄養科のみなさんは、退院後のお食事のアドバイスもしています。
栄養士のメンバーが、患者様にずっと伝え続けていることは、ママは家族の健康管理をする大事な存在だということです。家族全体が健康になるためにできる限り手をかけてもらいたいと思ってます。
昨日は外食だったら今日は作ってみましょう。サラダは洗うだけ。お肉も焼くだけ、それだけでもいいし、他にもおいしい調理法がある。簡単でいいから、少しでも家族の健康になることを提案していきたいと思っています。その具体例がダイニングでの栄養士のオリジナルプリントであり、気軽に声をかけてもらう相談時間であり、さらには月2回の料理教室なんです。
愛を持って対応!これが基本ですね。
患者様アンケートを常に見て、気付いたことは直ぐに改善しています。先日も、アンケートを拝見していて、食事に問題を見つけたため、退院手続きされている患者さんを引き止め、その理由を伺いました。とにかく、愛を持って対応!これが私達の基本です。これからももっともっと患者さんのお役に立てるものを提供しつづけていきたいと思っています。
松本さんが教える「クックパッドの上手な使い方」
インタビューと合わせて松本さんに、クックパッドの上手な使い方を教えてもらいました。ママの立場に立ったアドバイスは必見です。
クックパッドの利用方法についても実はコツがあるんです。クックパッドは料理をするためにとてもよく出来た仕組みだと思います。しかし、ママ達はみんな料理が上手、料理が好きなわけではないのですよね。
でも、みんな「自分の料理」は欲しいと思います。「自分の料理」の作り方ですが、クックパッドで気に入ったレシピがあったら、それを何度も繰り返し、しつこく、しつこく作り続けるのです。そうするといつのまにか自分の味、自分の料理にアレンジすることができるようになる。そうやって自分の料理を一つずつつくっていったらいいと思います。
永井マザーズホスピタルについて
永井マザーズホスピタルは2015年8月に新館ができました。
建物のなかには、マタニティープールもあります!ジャグジーやサウナもあって設備は充実。さらに、第二子の方が気楽に行けるように託児所もあります。
今後も、スタッフ一同、愛をもって個別対応、情熱をもってレシピを創って患者さんをおもてなししていきます!どうぞ、よろしくお願い致します!
PICK UP
新着記事
-
インタビュー 村岡産婦人科医院(福島県いわき市)院長インタビュー
-
インタビュー みなみ野グリーンゲイブルズクリニック(東京都八王子…
病院情報の登録・修正