長岡産婦人科クリニック・ジュネス長岡(千葉県佐倉市)産後ケア施設レポート
長岡産婦人科クリニックと連携した産後ケア施設
ジュネス長岡の運営責任者である、長岡産婦人科クリニックの長岡貞雄院長にお話を伺ってきました。
長岡院長「2007年に診療所の旧館を改装し、産後ケア施設『ジュネス長岡』をオープンしました。『ジュネス』とは、フランス語で『若さ、青春』という意味です」
長岡院長「産後、お母さんたちの不安を少しでもやわらげ、家に帰ってから楽しんで育児をしていただくことが私たちの願いです。
長岡産婦人科で出産された方は、基本的にはこちらの産後ケア施設をご利用いただくことになります。出産後のお身体がある程度回復した3日目ぐらいから、産後ケア施設に移動となります。のんびりと落ち着いた雰囲気のなかで、家庭に近い環境で母乳哺育を中心として、家に帰るまでの数日間を過ごしていただいています。
産後ケア施設で過ごしていただく間は、シャンプーやリフレクソロジーを受けることもできますし、育児指導もマンツーマンでおこないます。ご家族でお使いいただける部屋も用意しており、ここから通勤されるお父さんもいらっしゃいます。ご家族でリラックスできると思います。 料金も出産費用に含まれていますので、その点はご安心ください。また、追加料金になりますが、延泊も可能ですので、ご相談いただきたいと思います。
産後ケア施設 ジュネス長岡は、 2016年4月から佐倉市と連携し、地域の育児を支援していくことを目的として、ほかの産院で出産されたお母さんも宿泊型産後ケア施設として利用できます。 利用期間は1泊2日〜6泊7日以内、利用者自己負担額が1泊2日あたり5,400円となります。(別途おもつ代などの必要経費が生じる場合があります)こちらを申込む場合には、事前審査などがありますので、子育て世代包括支援センター 佐倉市役所 子育て支援課(043-484-6246)までお気軽にご相談ください。悩んでいらっしゃるお母さんには、ぜひ一度、使ってみていただきたいと思っています」
コンセプトは旅館以上。ゆったり、リラックスできる場所に
長岡院長 「産後ケア施設 ジュネス長岡を作るときには、産後ケアの本場である韓国にも視察に行きました。また、旅館のようなくつろげる場所にしたかったので、日本全国の有名旅館への視察もかなり行きましたよ。
ベッドも特注にしました。赤ちゃんを寝かせても落ちないような工夫やトイレ・洗面台も使いやすいように工夫しています。もうひとつ自慢なのが、伊豆の旅館にあった脚付きバスタブがとても良かったので、それと同じものを置きました。座って浴びられるシャワーと脚付きバスタブをシャワールームに設置しています」
長岡院長「 このような場所で、充分な癒やしとともに育児テクニックを習得し、自信をもってご自宅に戻っていただけたらと思います。
出産はそう何度もあることではありませんので、可能なかぎりリラックスしたうえで、笑顔で出産、笑顔で育児をしただけることが理想だと考えています。ぜひ、ご利用ください」
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