1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)の離乳食の進め方(食事の量・離乳食スケジュール・レシピ)

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離乳食完了期の進め方

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの赤ちゃんの離乳食の食べ方

大人と同じ時間帯で1日3回の離乳食を食べ、補食も必要になるころです。少しかたいものもかじることができるようになり、離乳食からの卒業が見え始めます。このころの赤ちゃんの食べ方は、食べ物を手づかみして、かじり取れるようになります。

 

かたくなった歯ぐきでかむ

歯ぐきがかたくなります。やわらかめの食べ物は歯ぐきでしっかりかみくだいて飲み込むように。

 

前歯でかじり取る

前歯が生えそろってきます。自分の口のサイズに合わせて、食べ物をかじり取って食べることができるようになります。

 

手づかみで食べるように

持ちやすいパンや野菜スティックなどは、自分でつかんで口に入れて食べるようになります。

 

出典:『大人気! クックパッドの離乳食』(学研パブリッシング)より

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの赤ちゃんの離乳食の進め方のヒント

食べることにも慣れ、このころになると大人とほぼ同じものが食べられるようになる時期です。でも、赤ちゃんにとって大人と同じ食事は負担になるものでもあります。この時期に離乳食を進める際に気をつけたいこととはなんでしょうか。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の食材

いろいろな大きさや形のものを用意してかむ練習を

歯ぐきがしっかりしてきて、すりつぶす力が強くなるころ。食材は、ほぼ何でも食べられるようになります。ゆでたにんじんやじゃがいもなどは、前歯でかじり取って口の奥まで運んで歯ぐきでしっかりかみつぶすように。かむ練習ができるように、いろいろな大きさや形のものをやわらかく調理して与えましょう。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の時間

次の食事との間は、3~4時間以上あけましょう

おなかがすいていると、食事はおいしく感じます。赤ちゃんの食欲がないときは、食事と食事の間隔が3~4時間以上あいているか、補食をあげすぎていないかチェックしてみましょう。手づかみメニューをとり入れて、自分で食べる楽しさも味あわせてあげて。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食後のむし歯の予防

だらだらと食べさせず、食事の終わりには口の中をきれいに

歯が生える時期には個人差がありますが、このころは上下の前歯に加えて奥歯も生え始めるようになります。そろそろむし歯予防を考えましょう。だらだらと食べ物を与えないようにして、食事の終わりには水やお茶を飲ませ、口の中をきれいに保ちます。寝る前にぬらしたガーゼで歯をふいてあげるのもよいでしょう。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の注意点

大人と同じ食事は内臓の負担に。やわらかいものを

この時期には、大人とほぼ同じ食材が食べられるようになります。しかし、赤ちゃんのかむ力はまだ大人よりも弱いので、少しやわらかく小さいものを与えましょう。また、消化能力も未熟です。赤ちゃんの内臓の負担にならないように、脂っこいものや、味が濃いもの、添加物を多く使った加工品などは避けましょう。

 

だらだらと食べさせず、食事の終わりには口の中をきれいに

歯が生える時期には個人差がありますが、このころは上下の前歯に加えて奥歯も生え始めるようになります。そろそろむし歯予防を考えましょう。だらだらと食べ物を与えないようにして、食事の終わりには水やお茶を飲ませ、口の中をきれいに保ちます。寝る前にぬらしたガーゼで歯をふいてあげるのもよいでしょう。

 

※進め方や食材の量は目安として参考にしてください。赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があるので、ようすを見ながら進めていきましょう。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食のタイムスケジュール例

このころになると離乳食は1日3回、時間も大人と同じになります。栄養の大部分を離乳食からとることになりますが、それだけは不足しがちなので補食もとり入れていきましょう。

 

 

栄養のほとんどを離乳食でとります

朝、昼、夕の食事が大人と同じ時間帯になります。栄養の80%以上を離乳食からとるようになりますが、卒乳すると3回の離乳食だけでは栄養をとりきれません。食事の間に1、2回補食を与えましょう。

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の時間帯

 

〇ミルクと離乳食のバランス
1歳~1歳6カ月ごろのミルクと離乳食のバランス

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の1回の目安量

このころの目安は、いろいろな食品を合わせて子ども茶わん1杯強ぐらい。でも、食べる量には個人差があります。食事の量は、食欲や発達などに合わせて調整しましょう。

 

炭水化物素材

軟飯80g~ご飯80g

1歳~1歳6カ月ごろの軟飯の量

 

 

 

ビタミン・ミネラル素材(他の素材と併せて食べる)

野菜・果物:40~50g

 

〇にんじんの場合の量の例

1歳~1歳6カ月ごろのにんじんの量

 

〇ほうれん草の場合の量の例

1歳~1歳6カ月ごろのほうれん草の量

 

〇かぼちゃの場合の量の例

1歳~1歳6カ月ごろのかぼちゃの量

 

 

たんぱく質素材(他の素材と併せて食べる)

下記のどれか1品

 

豆腐:50~55g


または

 

全卵:1/2個~2/3個

 

または

 

魚:15~20g

1歳~1歳6カ月ごろの魚の量

 

または

 

肉:15~20g

1歳~1歳6カ月ごろの肉の量

 

または

 

乳製品:100g
1歳~1歳6カ月ごろのプレーンヨーグルトの量

 

 

※そのほかの具体的な食品は、「月齢別食べていいものダメなもの」で確認ができます。

※進め方や食材の量は目安として参考にしてください。赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があるので、ようすを見ながら進めていきましょう。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の栄養バランス

この時期からは、栄養のほとんどを離乳食からとるようになります。3つの栄養素がバランスよくとれる献立を考えましょう。

 

熱や力のもとになる

【炭水化物素材】

○ご飯

○パン
○うどん

○スパゲッティ
○マカロニ

○ビーフン
○オートミール など

 

お米、パン、めんなどほとんどのものが使えます。食べやすい大きさに切ったり、持ちやすい形にします。

 

 

体の調子を整える

【ビタミン・ミネラル素材】

○かぼちゃ

○白菜
○ブロッコリー

○トマト
○ほうれん草

○バナナ
○ごぼう

○きのこ

○わかめ

○ひじき など

 

ビタミンやミネラルは、それぞれの働きが違います。いろいろな栄養がとれるように、なるべく多くの種類の素材を使いましょう。

 

 

筋肉や血液などをつくる

【たんぱく質素材】

○大豆

○油揚げ

○豆腐

○白身魚

○さけ
○あじ・さば

○はんぺん
○肉

○レバー

○ハム

○ソーセージ

○プレーンヨーグルト

○チーズ

○卵 など

 

ほとんどのものが食べられます。栄養素にはそれぞれ特徴があるので、3食なるべく違う食材になるようにしましょう。ハム、ソーセージ、はんぺんなどの加工品は、添加物が少ないものをごく少量与えるようにしましょう。

 

※そのほかの具体的な食品は、「月齢ごとの材料別食べていいものダメなもの」で確認が出来ます。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の献立の立て方

 

(1)主食

炭水化物を多く含んだ素材から、主食として1品を選びます。オートミールやシリアルもこのグループです。炊き込みご飯やまぜご飯なども、炭水化物と考えます。

 

 

(2)メインのおかず

次にたんぱく質を含む食材から1品選んで、メインのおかずにします。たんぱく質の食材には、魚や肉、チーズなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆製品、卵などがあります。

 

 

(3)サブおかず

ビタミン・ミネラルはサブおかずでとり入れます。ほうれん草やにんじんなどの緑黄色野菜や大根などの淡色野菜、わかめなどの海藻類を、煮ものやあえものにしましょう。

 

 

(4)汁もの

基本的に3品で栄養バランスはとれますが、ときどきは別の食材を使った汁ものを加えましょう。赤ちゃんにだしのおいしさを教えて、味覚を広げることができます。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの離乳食の不安Q&A

離乳食の卒業が見えてきても、好ききらいや食べムラなどの気がかりも。疑問にお答えします。

 

Q.好ききらいが多くなった気がします

A.自我が育ってきた証拠。ある日突然食べることも

この時期のきらいなものは、かたいもの、においがきついもの、食べにくいものです。これに当てはまる素材は、調理に工夫したり手づかみ食べのメニューにするなど目先を変えましょう。きらいなものは変わるので、食卓に並べて見せておくことは大切です。ある日突然食べることもありますよ。

 

 

Q.ちょっとかぜ気味。そんなとき何を食べさせればいい?

A.赤ちゃんの様子に合わせて。水分補給が大切です

熱があっても元気そうなら、ふだん食べているもので大丈夫です。下痢を伴うときは、胃腸に負担がかからない低脂肪で食物繊維の少ない献立に。嘔吐があるときは食べさせずに、おさまってから薄めのほうじ茶などを少しずつ与えます。どの場合も、イオン飲料などで水分補給を心がけて。

 

 

Q.きらいなものはベーッと出してしまいます

A.自己主張の始まり。同じ栄養がとれるほかの食品で補います

好ききらいは自己主張の始まり。きらいなものははっきりと行動で示すようになってきます。あまり無理強いせずに、同じ栄養がとれる食品群の中から、ほかの食品を食べさせるといいでしょう。食感をよくしたり、はげます言葉をかけたりすると、気分が変わって食べるかもしれません。

 

 

Q.1歳2カ月ですが、朝はほとんど食べません。2回食に戻してもいい?

A.このまま3回食を続けましょう

食べる量が少ないとしても、この時期は3回食べることが大切です。これから先、2回食では十分な栄養がとれません。また、生活リズムを作るためにも、2回食に戻すのは好ましくありません。朝は朝食の30分前には起こすようにして、大人もいっしょに、食事をとりましょう。

 

 

Q.今までよく食べていたのに食べムラが出てきました

A.食べること以外への興味が出てきたのは社会性が芽生えたしるし

このころの赤ちゃんは、食欲が急に落ちることがあります。これは社会性が芽生え、食べること以外への興味が出てきたしるし。精神面が育っているのです。食事のはじめだけは集中させて、楽しく食べる工夫をしましょう。1~2週間の単位で食べていて、日中機嫌よく遊んでいるなら大丈夫です。

 

 

Q.手づかみで 食べさせることはどうして必要なの?

A.「食べたい」意欲を育てるために必要です

1歳ごろになると、いろいろな面で「自分でやってみたい!」という意欲が出てきます。手づかみ食べもその表れ。汚いからとやめさせてしまうと、食べようという意欲が育ちません。積極的にやらせてあげましょう。テーブルや床には、ビニールシートを敷くなど食べこぼし対策をしましょう。

 

 

1歳~1歳6カ月ごろの人気の離乳食レシピ

 

【1】鶏の中華丼

 

■材料(1食分)

軟飯:80g
鶏もも肉:20g
白菜:10g
ブロッコリー:10g
にんじん:5g
だし汁:80ml
ごま油:少々
醤油:少々
水溶き片栗粉:適量

■作り方

1.鶏もも肉とブロッコリーは1㎝大に切る。白菜はせん切り、にんじんは小さめのいちょう切りにする。
2.フライパンにごま油を引き、鶏もも肉を炒める。色が変わったら、1を加える。
3.だし汁を加え、全体に火が通ったら、醤油、水溶き片栗粉を入れ、とろみがつくまで加熱する。
4.器に盛った軟飯に3をかける。

 


 

【2】麻婆ナス

 

■材料

ナス:中1本
豚ひき肉 :40g
長ネギ:風味付けに少量
しいたけ:1個
出汁:150~200cc
味噌:小さじ1/2程度

■作り方

1.ナスの皮を剥いてみじん切りにし、水にさらす。長ネギとしいたけはみじん切りにする。
2.フライパンを中火で熱し、豚ひき肉を炒める。焼き色がついて脂が出てきたら野菜を全て加える。
3.全体的に脂が回ったら、出汁を加えてナスが柔らかくなるまで煮る。
4.汁気が少なくなってきたら味噌で味付けをする。

 


 

【3】ふわふわキャベツのお好み焼き

 

■材料(1食分)

小麦粉:40g
水:25g
卵:1個
豆腐(絹ごし):40g
キャベツ:20g
にんじん:10g
青のり:少々
粉チーズ:小さじ1/2
サラダ油:少々

■作り方

1.キャベツ、にんじんはみじん切りに。耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで30秒加熱する。
2.豆腐はゆでて水を切り、くずす。
3.ボウルにサラダ油以外の材料をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
4.サラダ油を引いたフライパンに生地を流し入れ、中に火が通るまで弱火で両面を焼く。

 


 

【4】ポテトキャロットケーキ

 

■材料(作りやすい分量)

じゃがいも:170g
にんじん:80g
卵:1個
薄力粉:30g
塩:ひとつまみ

■作り方

1.じゃがいも、にんじんは皮を剥いてひとくちサイズにカットする。水でしっかりと洗い流し水をきっておく。
2.1、卵、薄力粉、塩をミキサーにセット。なめらかになるまで回す。
3.熱したフライパンに生地を一枚4cm程におとし、中にしっかり火が通るまで弱火で両面を焼く。

 


 

【5】納豆と野菜のおやき

 

■材料(スティック状6本分)

にんじん:8g
ほうれん草(葉先):10g
ひきわり納豆:15g
小麦粉:20g
水:大さじ2
醤油:少々
ごま油:小さじ1

■作り方

1.にんじんは粗いみじん切りにし、耐熱容器に入れラップをし、電子レンジで15秒加熱する。ほうれん草はゆでて水にさらしてあくを抜き、1㎝ほどに刻む。
2.ボウルにごま油以外の材料をすべて入れ、よく混ぜる。
3.フライパンにごま油を引き、2を流し入れて両面をじっくり焼く。
4.スティック状に切り分ける。
※不足しがちな鉄分や、便秘予防となる食物繊維が納豆には含まれています。
ネバネバ納豆もおやきにすると食べやすくなり、手づかみ食べが出来ることで、指の発達や一口の量を学ぶことにつながります。

 


 

【6】鮭のケチャップ焼き

 

■材料(作りやすい分量)

生鮭:1切れ
小麦粉:適宣
油:ごく少量
(A)
 ケチャップ:小さじ1/2
 砂糖:小さじ1・1/2
 醤油:小さじ1/2
 水 :大さじ1

■作り方

1.生鮭の皮と骨を取り除き、赤ちゃんの一口大に切って小麦粉を薄くまぶす。
2.Aを合わせておく。
3.フライパンに油を熱し、弱火~中火で生鮭を両面焼く。
4.火が通ったら2を入れて絡める。

 


 

【7】小麦粉不使用、野菜たっぷりかぼちゃのシチュー

 

■材料

ツナ(湯をかけ、塩抜き、油抜きしたもの):15g
牛乳:50g
かぼちゃ:50g
玉ねぎ:15g
にんじん:15g
ブロッコリー:30g
ご飯:90g

■作り方

1.玉ねぎ、にんじん、かぼちゃの皮をむき、一口サイズに切りやわらかくなるまでゆでる。
2.1と牛乳をボウルに入れ、ブレンダ―でしっかりとペースト状にする。
3.小鍋に2とみじん切りにしたブロッコリーを入れ中火でぽってりとするまでしっかりと煮詰める。
4.3をご飯にかけて完成です。

 


 

【8】人参グラッセ

 

■材料

人参:50g
きび砂糖(上白糖かグラニュー糖):ひとつまみ
無塩バター:2g

■作り方

1.人参は皮をむき、3cm程の細めのシャトー切りにする。
2.小鍋に1を入れ、かぶる位まで水を入れ、きび砂糖、無塩バターを入れる。
3.中火にかけ、水分が飛ぶまでしっかりと煮詰める。

 


 

【9】鮭のハンバーグ

 

■材料(1回分)

鮭の切り身:1切
全卵:半分
青のり:小さじ1
パン粉:大さじ1
塩:ひとつまみ

■作り方

1.鮭の切り身は皮を剥ぎ、骨を丁寧に取り除く。
2.全ての材料をブレンダーにかけ、滑らかにする。
3.フライパンにスプーン1杯ずつ丸く流し弱火で両面しっかりと焼く。

 


 

【10】トマト玉子ココット

 

■材料(1食分)

トマト:10g
卵:1/2個
牛乳:小さじ1
粉チーズ:小さじ1/2
サラダ油:少々

■作り方

1.トマトは湯むきをして種をとり、5㎜角に切る。
2.ボウルにサラダ油以外のすべての材料を入れて、混ぜ合わせる。
3.ココット皿にサラダ油を薄く引き、2を流し入れる。
4.アルミホイルをココット皿にかぶせて、卵に火が通るまでトースタ ーで7分ほど焼く。

 


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2019/06/05


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