吃音は家族の接し方が原因ですか?

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育児のQ&A

吃音は家族の接し方が原因ですか?

3歳7ヶ月の息子は、1年以上前から症状にムラがありますが、吃音があります。
家族の中では、息子に対して私だけが厳しく、夫や同じ敷地内に在住する実母や祖父母はとても甘やかします。
たとえば、食事前に「おなかがすいた」と言っても、私は少し我慢をさせますが、夫や実母が何かをあげてしまい、私に見つかると隠れたりします。その結果、息子は食事が進まないこともありますし、食事の途中で食べるのを止めてしまい、何時間も経たないうちに「おなかがすいた」と言うこともあります。また、自分でできるのに、夫や実母に「食べさせて」と言ったり、洋服を着せてもらったりもしています。
みんなにかわいがってもらっていますが、大人たちが息子の言いなりになっているところもあり、大きい声を出したらやってあげたりするので、わがままがひどくなりそうで、困っています。
あまり叱ると吃音がひどくなるのかもしれませんが、私が言わないと基本的には誰も叱りません。泣かせると、私が悪いような言い方さえされます。夫も叱ることはありますが、叱ったり叱らなかったりと基準があいまいで、注意しても直してくれません。
吃音に関しては1年以上と長いのですが、私は「大好きだよ」と言い、息子も「お母さん大好き」と抱きついてくれたりしますし、夜は添い寝をしたりします。
息子の吃音は私の厳しさと、家族の甘やかしのギャップが影響しているのでしょうか? 大人の対応の違いに、戸惑っているようにも感じます。ちなみに、もうすぐ2人目を出産予定で、息子は4月から幼稚園に通う予定です。

 

まず、息子さんがどもったとしても、あせらせずに、話をゆっくり、最後まで聞いてあげていますか? また、吃音に対して過剰に問題視したり、「どもらないで話しなさい」と注意したりしていませんか? あせると吃音はさらにひどくなります。どもったとしても、受容的な態度でじっくりと聞いてあげると、緊張が和らいで話しやすくなってくるはずです。
また、あなたが感じるように、2人目の赤ちゃんが生まれる不安、お母さんが厳しく、逆にその他の家族が甘すぎることも、吃音に影響しているのかもしれません。息子さんは、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんにべったり甘えているようですが、それはあなたが妊娠してからのことでしょうか? それとも、妊娠前からそうだったのでしょうか?
もし、甘えが妊娠中から始まったようであれば、「赤ちゃん返り」が始まっていたのかもしれません。妊娠前からの行動なら、周りの大人の過保護、すなわち「赤ちゃん扱い」のせいかもしれません。
ご家族のなかでは、お母さんのあなただけが、息子さんのしつけを心配し、きつく叱ったり注意したりしているようですね。周りの大人の対応が一致していると、子どもは、良いことと悪いことの判断ができるため、我慢をすることもできます。しかし、大人がそれぞれ、自分の感情で子どもに接していると、子どもは自分に都合のいいことだけを選択するようになってしまうでしょう。
このことを、あなたの夫や両方の親御さんと話し合う機会を設けてください。2人目のお子さんが生まれると息子さんの不安はさらに強くなると思いますので、早めに話し合った方がいいでしょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

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