子どものささいなことに苛立ち、怒ってしまいます
私は、3歳の息子のささいなことに苛立ち、怒ってしまうのですが、そんな自分が嫌になります。「次は息子のやること、言うことを一旦受け止めて、冷静に考えてから対応しよう」と思っても、結局は感情のコントロールができず、苛立ちをぶつけてしまうのです。友人の子育てを参考にしながら自分の子育てを反省してきたため、怒る回数は以前よりは減ったと思います。それでも、怒るほどでもないことについ怒ってしまいます。そして、「さっきはあんなことを言うべきじゃなかった。こう言えばよかった」「もっと、息子の気持ちを受け止めてあげたい」と反省します。こんな自分はおかしいのでしょうか? 息子は、暴れることは少なく、泣き叫ぶことも多くはありません。買い物に行っても、「お菓子が欲しい」などとダダをこねることもありません。このように「いい子」なのは、私のせいなのでしょうか? 自分を出せないでいるのでしょうか? 夫は仕事が忙しく、日曜日にしか話ができません。そのせいか、息子は夫にはあまりなつかず、日曜日は私にベッタリです。私も仕事をしていますが、仕事のストレスで子どもを怒るようなことはしたくないと思っています。毎日、「こんな私に育てられた息子は、将来ダメになってしまうのではないか」と心配になり、どうしたらいいものかと悩んでいます。
息子さんは平日は朝から夕方まで保育園で生活し、夕方から夜と休みの日には朝からお母さんと一緒に過ごせるのですね。息子さんは、お母さんが自分を怒ることでやり場のない気持ちを発散しているとわかっていると思います。いくら怒ってもぐずったり抵抗したりせず、物わかりがいいため、その息子さんの態度に甘えていないでしょうか? 息子さんに感情をぶつけるのは、本来なら妻の感情を受け止めるべき夫にそれを向けられないからではないでしょうか? 大人である夫なら、妻の感情に冷静に対応することもできますが、3歳の子には無理です。息子さんは自分が「いい子」になることで、お母さんの感情に火を付けないように気をつけているのだと思います。3歳の子には、ぐずったりわがままを言うなど、素直な感情を自然に出せることが必要です。そのためにも、休みの日には息子さんと思い切り遊んでください。息子さんが好きなことを親子で一緒に共有し、遊ぶことです。また、ご自身の感情をきちんと夫に伝えてみてください。夫婦のコミュニケーションが改善すれば、息子さんに感情をぶつけることもなくなると思います。