食べられることのありがたさを教えるには?

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育児のQ&A

食べられることのありがたさを教えるには?

4歳の娘は、好き嫌いなく何でも食べる方ですが、たまにちょっとしか手をつけないときがあります。そんなとき私は「食べられない子もいるんだよ」と、世の中には食べる物もない子がいるという事実を伝え、娘に食べるように勧めています。
娘は「うん、分かった」と納得して食べるのですが、わが家よりも経済的に貧しい子どものことを引き合いに出して食べさせようとすることに、ふと疑問を感じました。
私としては、食べられるだけでもありがたいということを教えたいだけなのですが、どんな風に伝えたらいいでしょうか?

 

「たまにちょっとしか手をつけないとき」とは、どんなときでしょう? 疲れたとき、食事前に何か食べたとき、眠いときなど、いろいろな状況が考えられますね。
子どもはあめ一つだけでも、お腹が満たされることがあります。食事前のおやつを控えたり、食事を早めに食べさせたりするのは、間食でお腹をいっぱいにすることを避けるためです。まずは腹ぺこの状態で食事を食べ、「おいしかった!」と満足できるように、間食や食事時間などを見直してみてくださいね。
食べられる幸せを教えたいのなら、おいしいものを全部食べてうれしそうにしているとき、「ごちそうさまでした。こんなにおいしいものが食べられてうれしいね。なかには貧しかったり地震で被災したりして、食べられない人もいるよね。おいしいものを食べられたことに、ありがとうって言おうね」というように、食べられる喜びや感謝の気持ちを分かち合った方が、4歳のお子さんには理解しやすいと思います。ぜひやってみてくださいね。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール


植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。

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