食べられることのありがたさを教えるには?
4歳の娘は、好き嫌いなく何でも食べるほうですが、たまにちょっとしか手をつけないときがあります。そんなとき私は「食べられない子もいるんだよ」と、世の中には食べる物もない子がいるという事実を伝え、娘に食べるようにすすめています。娘は「うん、わかった」と納得して食べるのですが、わが家よりも経済的に貧しい子どものことを引き合いに出して食べさせようとすることに、ふと疑問を感じました。私としては、食べられるだけでもありがたいということを教えたいだけなのですが、どんな風に伝えたらいいでしょうか?
「たまにちょっとしか手をつけないとき」とは、どのようなときでしょう? 疲れたとき、食事前に何か食べたとき、眠いときなど、いろいろな状況が考えられますね。子どもはあめひとつだけでもおなかが満たされることがあります。食事前のおやつを控えたり、食事を早めに食べさせたりするのは、間食でおなかをいっぱいにすることを避けるためです。まずは腹ぺこの状態で食事を食べ、「おいしかった!」と満足できるように、間食や食事時間などを見直してみてくださいね。食べられる幸せを教えたいのなら、おいしい物を全部食べてうれしそうにしているとき、「ごちそうさまでした。こんなにおいしい物が食べられてうれしいね。中には貧しかったり被災したりして、食べられない人もいるよね。おいしい物を食べられたことにありがとうって言おうね」というように、食べられる喜びや感謝の気持ちを分かち合ったほうが、4歳のお子さんには理解しやすいと思います。ぜひやってみてくださいね。
※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
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