2020年 今年生まれた赤ちゃんの名づけエピソード:な行(男の子)

 

 

 

「な」ではじまる名前

七央 七央(なお)くん
出産予定日が7月7日でした。6月に生まれたらじゅん君、7月中に生まれたら穂高君、予定日ぴったりだったら七生君にしようと考えていました。予定日前日の検診で、「次は、しあさって」と言われ、穂高君に決定だなぁと思っていたら、まさかの陣痛が……。予定日ぴったりで生まれました。でも、七生だと意味があまり気に入るものではなく、七央に落ち着きました。女子ネームとは言われますが、とても呼びやすく、上の娘たちはメロメロです。由来はあまりにも安易ですが、7月7日生まれなので。平仮名でも漢字でも7画です。(七央母さん)
直想 直想(なお)くん
一番初めに、旦那と2人で“どんな子どもになってほしいか”をいくつか書き出しました。「素直な子」「人を想いやれる子」など、ほかにもいろいろ……。その中から好きな漢字に丸をしていると、直と想が目に入り、なおと読んでみるとすごくしっくりきたので“直想(なお)”に決めました。(かーちゃんさん)
直希 直希(なおき)くん
主人と親戚の男性が、狙ってないのにみんな「○○き」の名前のため、長男もその流れに。今回次男も例に漏れず、き止めの名前を考えました。最初は「なつき」を考えていましたが、悲しいことに名字とどれも相性があわずなくなく断念。長男は「はるき」、次男は「なつき」になったらいいなと思ったのに。実家でも義実家でも「なつき」の候補がでていたので、本当に残念でした。あとは、姓名判断で「まさき」「なおき」「ごうき」が残り、最終的に生まれてからの顔をみて決めました。ただ、はじめに決めていた「なおき」の漢字が決まったあとに、義実家よりダメだしされてしまい、入院中に再度漢字だけ別の字に変えました。最終候補に残しておくんだから、旦那には打診として聞いておいてほしかった。(千愛さん)
尚昊 尚昊(なおひろ)くん
主人の海外駐在が決まり、出国日まであと3日のタイミングで妊娠が判明。大事をとって、わたしは日本に残ることに。妊娠期間は主人と離れての生活。そんな中で新型コロナの流行。つらいと思うこともたくさんあったけれど、健診の度におなかの子がすくすく育ってくれている事を確認すると、心があったかくなり、明るい気持ちで過ごせました。こんな不安で世間が暗い雰囲気の中、わたしたち夫婦はこの子の存在のおかげで明るい気持ちでいれている。出産予定日が夏だったので、太陽が高く昇る夏の空のように、こんな暗い世の中でも周りを明るく照らし、素直で志を高く持った人間になってほしいと名づけました。(なおママさん)
梛木 梛木(なぎ)くん
縁起の良い木、梛の木から名前をいただきました。梛の木の葉は裏表が変わらず綺麗な様子であるので裏表のない正直な人間に育ってほしいと思いを込めて名づけました。また良縁にも恵まれるとされる梛の木のように人生で良い縁に恵まれてほしいとも思いました。(れいさん)
凪瑳 凪瑳(なぎさ)くん
穏やかで周りを癒やし、努力して自分を磨いていけるように。(yunさん)
梛杜 梛杜(なぎと)くん
漢字検定に出てきた『和ぐ』。『なぐ』と読みますが、知っている人は少ないと思います。意味は心が和ぐ、穏やかになる、やわらぐ、ないでいる、などです。そのまま『和ぐ』としたかったのですが、漢字と平仮名か混在しているので、『梛』を使うことにしました。『梛』の木も神社に祭られていたり、『梛』の木の葉をお守りに持って帰ったり、凪いでいるを連想させるので、航海の安全を願ったりと良い意味だなーと思って使いました。姓名判断から『梛』に合うのは7画でした。『杜』は果物のヤマナシの意味もあり、小さな花を咲かせる木です。9月生まれなので、ヤマナシの花はちょうど見頃で使いました。(ゆかさん)
七椿 七椿(なつ)くん
そろそろ2人目をと妊活を始めましたが、なかなか授からず、周りが2人目をどんどん授かっていくのを見て正直焦っていました。そんな矢先に妊娠出来ましたが、初期流産。検診に行くと心拍が止まっていました。
 
ショックで立ち直るのに2カ月かかりましたが、その後再度妊娠。また流産しないか不安な毎日を送っていたらおなかの張りと出血の絨毛羊膜炎になり入院。良くならず総合病院に転院し退院出来ましたが1週間後に大量出血し、「今度は胎盤からかもしれないので止まらなければ退院出来ません。早産になるかもしれません」と言われ続けました。
 
コロナで面会も出来ないまま入退院を繰り返し精神的にもボロボロでした。37週で元いた産院に戻る事ができ、マタニティフォトを撮る事も出来ました。七椿が選んだ日は私の誕生日前日でした。七椿の「七」は入院中何度か見た虹の色の数から。「椿」はたくさんの人に支えられたので、これから愛の溢れる人になってねと込めて付けました。
 
何度も何度も奇跡を起こし無事に正期産で生まれてきてくれたミラクルボーイ。毎日生まれてきてくれてありがとうと感謝でいっぱいです。(はくなつママさん)
凪都 凪都(なつ)くん
結婚する前に夫がチラッと、男の子でも女の子でも「人懐っこい」子どもになるように“なつ”がいいなぁと言っていました。
 
そんなこともすっかり忘れ、私たち2人は新婚旅行に向かうバスの中、ああでもないこうでもないとずっと名前を考えていました。向かう先はハワイ。穏やかな波と綺麗な景色が楽しみだね〜なんて話していると、「凪」って漢字いいなあ!と2人の意見が一致。「な」がつく男の子の名前かぁ……と考えていると、常夏のハワイ……。あ!!なつ!!なつにしよう!!とあの時の話も思い出し、凪都(なつ)になりました。
 
凪…おだやかで、都…みやこのように自然と人が集まってくるという想いを込めて、この名前に決まりました。春生まれですけどね……。(nママさん)
永紬 永紬(なつ)くん
予定日を1週間過ぎても生まれる気配のなかった赤ちゃん。このままいけば計画入院で陣痛促進剤とバルーンを使って……と言われ、覚悟を決めていました。しかし計画入院前日、朝から陣痛がきました。新型コロナの影響で誰も立ち会うことができず、助産師さんに支えてもらいながら陣痛に耐えていました。しかし、赤ちゃんが少し苦しそうとのことで、何度も体勢を変えて頑張っていたのですが、なかなか良くならず徐脈に。
そこに私の高血圧が重なり、これ以上続けることは母子共に危険との判断で、緊急帝王切開になりました。急な手術で心細かったですが、赤ちゃんのために頑張ろうと思いました。
 
その後無事元気な男の子が生まれました。一瞬だけ顔を見せてもらうことができて、無事に生まれてきてくれてほっとしました。やっと赤ちゃんにゆっくり会えると楽しみにしていたのですが、私がHELLP症候群を発症していた疑いがあると言われ、私だけ他の病院へ緊急搬送されました。赤ちゃんを少しだけ抱っこさせてもらいましたが、離れ離れになるのがとてもつらかったです。
何が何だかわからないまま転院し、たくさんの採血と点滴、後陣痛、傷口の痛み、何より赤ちゃんに会えないことが不安で、とてもつらい入院生活でした。先生によると私はHELLP症候群と妊娠高血圧症候群を併発していたそう。あのまま陣痛に耐えて自然分娩をしていればとても危険だったようです。
 
赤ちゃんの徐脈があったことで、すぐに帝王切開を受け入れることができたので、二人が助かるための赤ちゃんからのサインだったのかなと思いました。幸い、輸血の副作用もなく順調に回復したので、先生にお願いして数日で退院し、赤ちゃんの元へ戻ることができました。
赤ちゃんは私がいない間、たくさん泣いていたようで、ママがいないことに気づいていたのかな。一緒にいられなくてごめんねという気持ちと同時に、今日からはこの子のために頑張ろうと強く思いました。
 
永紬という名前は、紬という字が屑繭や不揃いの紬糸を集めて作る庶民的な絹織物の名前で、丈夫で何代にも渡って着られたりする物なのですが、そんな織物の様に分け隔てなくいろいろな人の縁を永く紬ぐような、人との繋がりを大事にする人になってほしい。また、紬は今は品のある粋な着物という位置付けでもあるので、そういう品や男気も持ってほしいという思いを込めました。
 
少し小さく生まれた我が子ですが、今ではとても大きく元気に成長しています。親としては嬉しい限りです。息子は私たちの大切な宝物です。無事に生まれてきてくれてありがとう。(なつママさん)
成継 成継(なつ)くん
8月が出産予定日で男の子だとわかったころ。予定日は昨年93歳で亡くなった私たちの大好きだったおじいちゃん(息子からしたらひいおじいちゃん)の誕生日も近かったため、おじいちゃんの名前から「継」の字をいただき、夏生まれなので「なつ」という名前にすることに決まりました。
 
そして長男の名前から「成」をもらい「成継」と名づけることに決まりました。長男にも「赤ちゃんのお名前にあなたの名前から一文字もらうね」と伝えると、とても嬉しかったようで、じいじやばあば、保育園の先生にもそのことを話していました。
 
実は成継の妊娠が分かった時、長男は複雑な心境だったようで「赤ちゃんなんかいらない!」と言っていたのですが、七夕の短冊には「おかあちゃんのおなかのなかの赤ちゃんが げんきにうまれてきますように」とお願いしてくれたり、今では誰よりも成継のことを可愛がってくれています。大切なひいおじいちゃんとお兄ちゃん、2人の名前をもらい、夏生まれの成継は誕生しました。(えりきゃんさん)
夏輝 夏輝(なつき)くん
息子の人生が、清々しい夏の青空のように晴れ渡ってほしい。優しい子になってほしい。人生辉煌になってほしい。私たちの元に来てくれてありがとう、という意味を込めて命名しました。(赟ママさん)

 

 

「に」ではじまる名前

仁己 仁己 (にこ)くん
あれこれ名前の候補はありましたが、生まれてくるころ、新型コロナが流行してしまい……、暗いニュースばかりでした。これからの人生 ニコニコして笑顔でいれば周りも自分もハッピーになれるよ!という気持ちを込めて、ニコと名づけました。(リリンさん)
虹空 虹空(にじと)くん
2人目の子がおなかにいる時、戌の日に神社へお参りに行った時の写真に緑の光が家族を包むように写った。調べると龍の神様だということがわかり、それにちなんだ名前にしたかった。虹は龍神と言われているいうことがわかり、虹という文字を使いたかった。由来は、虹のように皆の笑顔の架け橋になるような人に育ち、虹の龍神のように強く優しい子に育ってほしい。
そして、出産予定日が、2月14日なのでゴロで「にじ」とも読めると思い考えていたのですが、1月21日に生まれてきました。でも21でも「にじ」になるかなと思い、偶然か必然か全てが重なりました! 空は、あて字ですが、私自身海、空、虹が好きなので。お兄ちゃんが海がついていることから、空にしたいと決めました。(まぁかあちゃんさん)

 

 

「の」ではじまる名前

希光 希光(のぞみ)くん
妊娠がわかった時は、喜びと悲しさがぐちゃぐちゃで泣きながら夫に報告しました。
その理由というのは、保育士をしている自分は3月に卒園予定の年長児のクラス担任なのに出産予定日は4月、産休に入るのは2月中旬。卒園まで子どもたちと過ごせないことがとても悔しくて申し訳ない気持ちと、大好きな家族が増えることの喜びとで喜びたいけど喜べない自分がいました。
 
それでも幸せなことにおなかに来てくれた我が子は順調に大きくなっていってくれました。すぐに職場に報告し、保育園の子どもたちや保護者には安定期に入ってから卒園までいられないことを謝りながら報告しました。しかし子どもたちは、おなかに赤ちゃんがいるとわかると毎日「あかちゃーん!げんき?」と呼びかけたり、おなかをさすってくれたり、名前を考えてくれたりして、その姿にとても救われ、私も少しずつ我が子に会えることが楽しみになってきていました。
 
そんな時に夫が子どもの名前を「のぞみ」と考えてくれました。私の名前の1字である「希」をつかいたいこと、生まれるまで性別を聞かないことにしていたので男女どちらにも合う名前であることで考えてくれて、字画を調べて「希光」となりました。
また、結婚式のサプライズで私の父からもらった手紙には「2人で新しい希望を目指して進んでください」と書かれていました。まるで息子のことを言っているような手紙に今ではびっくりです。
 
私や夫にとっては新しい「希望の光」である息子。私たちの周囲みんなが「会えることを待ち望んでくれた」息子。いつか息子が大きくなったら「あなたはみんなに生まれるのを楽しみに待っててもらったのよ」と話したいと思っています。そして、コロナが騒がれているため、卒園していった子どもたちには出産後まだ会えていませんが、いつか会えたら「待っててくれてありがとう。みんなに待ってもらっていたから元気に生まれてきてくれたよ」と伝えたいと思っています。(のんママさん)

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