すらすら話していたのに急にどもり始めました
2歳2カ月の娘は、2日前から急にどもるようになりました。特に言い始めのア行に目立ちます。例えば「あ、あ、あ、あ○ちゃん(自分の名前)」「お、お、お、降りる」「い、い、いか」などです。2歳前から3語程度の文を話せるようになり、発音も聞き取りやすいほうです。思いあたる原因としては、どもる前日に怒って娘の頭(てっぺんの部分)を反射的に真上から叩いてしまったことです。けっこう強く叩いてしまったかもしれません。叩いたのは、そのときと2カ月前の2度です。普段は、なるべく怒らないようにと意識して育児をしています。叩いてしまった衝撃で、脳に影響が出てしまったのでしょうか? 叩かれたショックでどもるようになってしまったのでしょうか? とても気になって仕方がありません。娘がどもるたびに胸が痛くなり、心配してします。今後もどもりが続くようなら、受診したほうがいいでしょうか? その場合、何科を受診すればいいのでしょうか?
お子さんがどもり始めたのは、お母さんに叩かれたことが影響していると思います。叩いたことで脳に傷がついたわけではなく、精神的な影響によるものと考えられます。何が原因でお子さんを叱ったのでしょう? 頭を叩かなければならないほどの状況だったのでしょうか? このくらいの年齢の子を、叱ることによってしつけるのは難しいです。事故などの危険が身に及ぶような状況であれば、叱ることは必要です。しかし、なぜ自分が叱られたのかを理解できなければ、子どもの心には叱られたことの理不尽さしか残りません。どもっても、ゆっくりとお子さんの話に耳を傾けてください。お子さんにとって再びお母さんが安心できる存在になったときに、どもりは消えていくでしょう。少し時間がかかるかもしれません。よくなってこないようでしたら、かかりつけの小児科か地域の発達相談窓口や育児相談窓口でご相談ください。