臍帯の長さは発育と関係があるのでしょうか?
現在2歳になる女児(体重9.0kg、身長77cm)のことです。妊娠40週で生まれたのですが、出生後は保育器に入ることもなく、また黄疸もありませんでした。しかし、妊娠中より胎児発育不良で、出生体重が2,360gとやや少なめでした。臍帯が約30cmとやや短かったのですが、臍帯と発育不良との関係はあるのでしょうか? また、乳児健診のときに臍帯が短かったことは、健診時などに特記すべきなのでしょうか?
おなかの中で赤ちゃんの発育が悪く、週数相当の体重に達せずに生まれることを「子宮内発育遅滞」といいます。原因はいろいろありますが、臍帯が短かったり長すぎたりすることもその原因にあげられます。生後の発育に関しては、原因がさまざまなため一概には言えませんが、子宮内発育遅滞の赤ちゃんの場合、一般的に小柄であることが多いようです。ご質問の赤ちゃんの場合、妊娠40週にしては出生体重が小さめなので、子宮内発育遅滞であると考えられます。また、臍帯が短かったことと出生時の体重が少なかったことの関連性はあると考えられますが、生後の発育との関係は肯定も否定もできません。したがって、健診のときに臍帯が短かったことをあえて特記しなくても問題はないと思います。
※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
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