幼児なのに香辛料やカフェインを好みます

幼児なのに香辛料やカフェインを好みます

6歳の次男は、味の濃いものばかり食べたがります。さらに最近は、大人向けの味を好み、キムチや粉末のカフェオレをせがみます。そのため、次男の前でこうしたものを飲食することを控えるようになりました。
香辛料やカフェインが好物なのですが、こうしたものを幼いうちからとり続けると、身体に影響があるのでしょうか? 味覚が大人っぽいのは、離乳食期からほとんどを大人の食べ物の取り分けで育てたせいかな、などと考えてしまいます。

専門家の回答

乳幼児は、大人よりも味覚が敏感だとされていますので、味の濃いものや香辛料のきつい食事は、将来的に味覚の発達を鈍らせる可能性があります。また、濃い味を好むようになると、子どもでも糖尿病や高血圧などの生活習慣病予備軍になる危険性がありますので、積極的に与えないように注意しましょう。
カフェインには、覚醒作用、脳細動脈収縮作用、利尿作用などの作用があり、眠気や倦怠感の解消に効果があります。一方で、不眠などの副作用もありますし、習慣的に摂取していると、摂取しないときに、不安、疲労感、集中力の欠如などの症状が出てくることがあります。したがって、子どものカフェイン摂取には、十分気を付けた方がいいでしょう。
カフェインを含む主な食品は、コーヒー、コーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレートなどです。お子さんがどうしてもコーヒーの風味を好むのであれば、カフェインレスのもので対応するのも一案です。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。
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