あいさつを嫌がるようになりました
3歳になったばかりの娘は、最近、あいさつを嫌がるようになってきました。近所の人や児童館で会ったお友だちとお母さん、先生方から「こんにちは」「バイバイ」と声を掛けられても、口を尖らせて「フン」という顔をします。お友だちが「手をつないで一緒に帰ろう」と言っても、「嫌だ」と言って手を振り払うので、とても申し訳なく思ってしまいます。少し前まで自分からあいさつをしていたのに、なぜ急に嫌がるようになったのでしょうか? 弟ができたこと(現在、生後4カ月)も、関係あるのでしょうか? 私や夫が「こんにちはは言わないの?」と言うと、「イヤー」と叫んだりもします。もうすぐ幼稚園に入園するので心配しています。あいさつを嫌がる娘にどのように対応すべきか悩んでいます。
娘さんは、あいさつを嫌がるようになったわけではないと思います。あいさつを強要されることが、嫌なのでしょう。きっと、「好きだな」と感じている人には、自分からあいさつをしているのではないでしょうか。ひょっとして娘さんは、お母さんが弟を連れているときにあいさつをしたがらないのではないでしょうか? 他人は、まず赤ちゃんのほうに関心を持ち、注目します。弟がいないときにはいつも自分が注目されていたわけですから、「弟と一緒にいるとつまらない」と感じているのかもしれません。幼稚園に入園すると集団生活が始まりますので、自然にあいさつができるようになります。ですから、焦らないこと。お母さんがいつもあいさつをしていれば、大丈夫です。他の人から娘さんに「こんにちは」とあいさつされても答えないときには、「はい、こんにちは」とお母さんがあいさつを返しておきましょう。促したり、叱ったりしないことです。