子どもの人見知り癖を直すには?
5歳の娘と1歳の息子がいます。5歳の娘は、幼稚園などのなじみのある場所では友だちと元気に仲良く遊べているようです。しかし、見知らぬ場所に行ったり、たまにしか会わない人に会ったりすると、かなり緊張して固まり、あいさつも返事もしません。たとえば月1回程度しか訪れない遠方の祖父母の家に行くと、緊張して私から離れなくなってしまいます。度胸をつけさせようと、買い物に行ったときにはひとりでお金を払わせたりしています。そうこうしてやっと人に慣れてきたように思うのですが、まだきちんとあいさつができないため、イライラしてしまいます。私が小さいころにも人見知りがひどく、そのためにとても損をしてきました。だからこそ、娘には人懐っこい子になってもらいたいのです。最低限、あいさつができる子になるためには、どのような声かけをすればいいのでしょうか? また1歳の息子も、誰にも抱っこを許さないほど人見知りが激しいため、いずれ娘のようにならないかと心配です。2人の子どもたちへの接し方ついて、アドバイスをいただければ幸いです。
あなた自身、見知らぬ人に出会ったり、遠方の祖父母宅に行ったりすると、緊張しませんか? 初めて、または久しぶりに会うときには、誰だって緊張しますし、相手がどのような人なのか、どのような様子かを観察するものだと思います。他人を警戒するのは、危険から身を守るためです。だからこそ、あなたもあなたのお子さんも「人見知り」になるのだと思います。あいさつは、強要されるとなおさら緊張してしまいます。周りの大人があいさつを交わし合う姿を見て、初めて子どもは「人と会ったらあいさつをする」とわかり、自然に「こんにちは」と言えるようになるのでしょう。お子さんがあいさつできなくても、イライラしないようにしましょうね。やさしく「『こんにちは』って言おうね」と促すだけでも、十分伝わりますよ。