喘息と診断された場合、普段気をつけることはありますか?

喘息と診断された場合、普段気をつけることはありますか?

現在生後11カ月になる娘が喘息と診断されました。生後4カ月ごろから風邪を引き、病院に通院していましたが、そのときは「気管支炎」だと言われていました。そして生後9カ月に入ったころ、40度近い高熱、喘鳴と脱水症状があり、3週間入院しました。退院後再び入院したときに「喘息」と診断され、吸入器の購入をすすめられましたが、アレルギー検査では異常はみつかりませんでした。先生は「大きくなったら治ります」と言ってくれましたが、原因がわからないと防ぎようがありません。日常生活ではどのようなことに気をつければいいのでしょうか? ちなみに、家族の中では喘息の者はいません。

専門家の回答

最近は1歳になる前からコンコン咳き込んだりゼイゼイしたりして、「喘息様気管支炎」、あるいはこの方のように「喘息」と診断される乳児が増えてきています。ご両親が喘息やアレルギーの病気がない方でも珍しくありません。またアレルギー検査ですべてわかるわけではありませんし、小さいうちは検査しても何も見つからず、大きくなって検査するといろいろ見つかってくることもよくあります。日常では一般的なことですが、(1)規則正しい生活(2)無理をさせないこと(3)こまめな掃除(4)咳が出始めたら早めに医療機関を受診する、といったことに気をつけてください。また咳などの症状がないときは、スイミングや乾布摩擦(タッチケアのようなマッサージでもよいと思います)などの皮膚を介した自律神経の鍛練も有効です。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。
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