叩いたりつねったりが多く、授乳が憂うつです
生後8カ月半の娘は、強い力で私の胸を叩いたり、胸や二の腕の皮をつまんで爪を食い込ませ、ねじったりします。もっと低い月齢のころから授乳中に胸を叩かれていましたが、最近は力が強くなり、かなり痛いです。つねられて爪が食い込むとさらに激痛で、無数のアザになっています。抱っこのときにも、同じように私の首や顔の皮をつまみ、爪を食い込ませます。あまりに痛いので、最近抱っこや授乳が憂うつになってしまいました。爪をこまめに切ったり、授乳中だけミトンをつけたりしていますが、あまり効果がありません。機嫌が良いときにも、悪いときにもやります。同じくらいの月齢の子のママたちに聞いても、「そんなことされない」と言われます。娘が特別に乱暴な性格なのか、感情の起伏が激しいのか、何か問題があるのではないかと心配です。
叩いたりつねったりするのは、気性や性格のせいではないと思います。生後8カ月という月齢は、激しい気性や暴力的な行動が目立つような性格が形成される時期ではありません。自分にとって、安心できる人かどうかを見たり感じたりし、親に一番安心感を持つ時期です。この時期、「人見知り」が多くなるのはそのためです。ところで、お母さんの胸を叩いたり、肌に爪を食い込ませたりする行動は、もっと幼いころから見られましたか? 叩かれたとき、あなたや周囲の大人がオーバーに反応をしませんでしたか?「痛~い!」と大声で言いながら笑いかけたりすると、子どもは「遊び」と捉えてしまいます。やさしいながらも毅然とした態度で「ダメ!」と手を抑えるなどして、叩いたりつねったりすることを禁止してください。授乳があまりにも苦痛であれば、育児用ミルクへの切り替えを検討してみるのも一案です。また、生後8カ月半ならおすわりをさせて一緒に遊べる時期ですね。抱っこの時間を減らす分、対面で一緒に遊ぶ時間を増やしていくと、子どもは他のことに興味を広げることができ、お母さんの負担も少なくなるでしょう。