隣のママが育児ストレスを抱えています

隣のママが育児ストレスを抱えています

生後9カ月の娘のママです。アパートの隣に、生後8カ月の女の子の一家が住んでいます。そのママは生後3カ月ごろから、「うるさい!」「もー! いい加減にして!」「あんたねー!」と言うように、毎日2~3回は赤ちゃんを大声で怒鳴っています。我を忘れたように毎日叫ぶので、虐待につながらないか、また赤ちゃんのストレスにならないかと心配です。母子を家に呼んで話をしたり、散歩に誘ったり、赤ちゃんに危険を感じたときには隣まで声をかけに行きます。ご両親も遠距離で頼れないようなので、「イライラしたら、赤ちゃんを預かるから言ってね」といつも言っているのですが、まったく変わりません。彼女は、赤ちゃんの日焼け、おむつ交換、離乳食などのように、“心の外側”の部分に関しては神経質過ぎるほど気にしています。しかし、私は彼女の行動が与える赤ちゃんの“心の内側”への影響のほうが心配になってしまうのです。今は虐待に至っていないようですが、いずれしてしまいそうな勢いです。隣人として、どう接したらいいでしょうか?

専門家の回答

心配なお隣さんですね。でも、隣人であるあなたが心配していろいろと気にかけてくれるので、少し安心しているのでしょう。もし、心配なことが頻繁に起きてエスカレートしていくようでしたら、地域の児童相談所や保健センターに連絡したほうがよいでしょう。この方には、まだ子どもの“心の内側”が見えないので、自分の感情をぶつけて怒鳴ったりしてしまうのかもしれません。でも、“心の外側”のことはよく気をつかえる方のようなので、子どもに反発されたりすると、「このままじゃないけない」とわかってくるかもしれません。またこの方は、ご主人との関係はどうでしょうか? きっとご主人の前では子どもを怒鳴ったりしていないのではないかと思われます。隣人として放っておけない状態になったら、今までのように声かけしてくださいね。そして、この方の気持ちがラクになるよう、話を聞いてあげるといいですね。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。
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