義母が次男である夫と外孫の息子を差別します
昨年7月に息子が生まれました。夫は次男で、兄が1人います。長男夫婦も、私たちより10日遅れで同じく男の子を出産しました。義母は以前から、夫よりも長男である義兄をとてもかわいがっていました。同じように、孫も内孫と外孫で差別をします。1つ例をあげると、私の息子がハイハイできるようになったとき、義母はただ傍観していただけなのに、義兄夫婦の息子ができるようになったときには大騒ぎして喜んでいました。見ていて息子がかわいそうになり、とてもつらかったです。息子の前ではいつも笑顔でいたいのですが、夫の実家から帰ってしばらくは義母の態度を思い出し、涙が出ます。義兄はいつも夫を小馬鹿にするため、長男夫婦ともあまり仲が良くなく、夫の実家では私たち家族がいつも孤立しています。義母と義兄は口が達者ですが、夫はとてもおとなしい性格です。どうか前向きに考えられる方法を教えてください。
長男は大事な跡継ぎであり、いずれは墓を守ってくれる存在であるため、昔から大事にされてきました。日本だけでなく、世界でも多くの国々で長男は特別大事に扱われてきたのです。とはいえ、同じ時期に生まれ、近しい関係の中で育っていく子どもたちが、大人の価値観で比較されている状況は好ましくないことですね。義母や義兄とは近所に暮らし、同じ仕事をしているのでしょうか? さまざまなご事情があるかと思いますが、私は、あまり頻繁に実家に行かないほうが賢明だと思います。わが子を守るべき母親が親類の人間関係に傷つき疲れて、不安定になっていることが一番心配です。もちろん、親が子どものことを忘れるわけはありません。したがって、夫のご両親も次男であるあなたの夫のことをいつも考えているはずです。それでも長男という立場から、義兄の家庭を優先的に考えてしまうのでしょう。あなたもきっとそうした事情をよく理解していると思います。わかってはいても、接するたびに空しくなったり、夫をかわいそうに思ったり、あなた自身もみじめな思いになってしまうのでしょうね。そんな思いで不安定になるなら、やはり頻繁に接するのは避け、行事のときなどに短い時間だけ接するようにした方がいいと思います。お母さんの気持ちが安定していれば、子どもも自信を持って育っていくことができます。