1人しか産めないことが苦しいです
結婚13年目になります。私は卵巣の状態が悪く、骨盤ヘルニアや気管支拡張症などの持病があり、また夫が転勤族であるため、転院をしながら不妊治療を続け、36歳でようやく健康な第1子を授かりました。第2子の不妊治療も続けていますが、病歴もあり、卵巣機能が低下して自然排卵もほとんどなく、主治医からも「妊娠できる可能性は低い」と言われています。周囲には、同年齢で妊娠・出産している方もまだいるので、とても悲しいです。夫は自分がひとりっ子だったので、きょうだいをつくってあげたいと言っていますし、周囲でも時々「ひとりっ子はかわいそう」と言う人がいます。最近は子どもにも「赤ちゃんが欲しい」と言われ、私自身も本当は2人以上子どもが欲しいので、現実を受け入れられず、考え始めると体調までおかしくなってきます。私は専門職の仕事を持ち、趣味もあり、充実した生活を送っているはずです。1人でも子どもに恵まれたのだから、感謝しなくてはいけないのに、夜中に眠れず泣きたくなったり、他人の言葉に敏感になったり、自分の弱い体を恨み、周りが意地悪に見える被害妄想に苦しんでいます。先日も、ご自身がひとりっ子の方から「ひとりっ子にはメリットがない」と言われ、激しく落ち込みました。自分の子どもにはそんな風に思ってもらいたくありません。どうしたら、「ひとり子っでもいい」「ひとりっ子だから幸せ」と思えるようになるでしょうか?
子どもが欲しくても産めない方もいますので、1人でもお子さんに恵まれたことはとても幸運なことだと思います。お子さんが一緒に生活できているだけでもありがたいと思うことはないでしょうか? ものは考えようです。「ひとりっ子はかわいそう」というのは、人それぞれの意見だと思います。私があるひとりっ子の子に聞いてみたところ、「きょうだいがいる家庭を経験していないので、いる方がいいのか、いない方がいいのかはよくわからない」と話してくれました。「ひとりでも寂しくないし、困らない」とも言っていました。無理に第2子に挑戦せずに、今の状態を楽しみ、大事にしてください。そのことで、お子さんは「大切にされている」と感じるでしょう。第2子のことで悩んだり焦ったりすると、今のお子さんを否定することにつながることもあります。専門職として仕事も充実されているようですので、ぜひご自分の人生も充実させてください。友人や人間関係に心配があれば、小学生前後からボーイ(ガール)スカウトなどの集団に入れると、社会性や規律性を学ぶことができます。