現代ではAI技術の発達により、スマホ一つで本格的な英会話練習ができるAI英会話アプリが注目を集めています。中でも「スピークバディ」は、日本発の人気AI英会話アプリとして400万ダウンロードを突破し、多くの英語学習者に利用されています。この記事ではスピークバディの特徴や料金プラン、口コミ評判、メリット・デメリット、使い方について徹底解説します。さらに、話題の類似アプリ「スピーク」との比較も行い、どちらがどんな人におすすめかを紹介します。AIを活用した英語学習に興味がある方はぜひ参考にしてください。
AI英会話アプリ「スピークバディ」の特徴
豊富なシーンとキャラクターで楽しく英会話学習
スピークバディは日常会話・ビジネス・旅行など幅広いシチュエーションを想定した1,000以上の英会話ストーリーを収録しています。レッスンごとに個性豊かなAIキャラクターが登場し、ゲーム感覚のストーリー仕立てで楽しく会話の練習ができます。多彩な場面とキャラクター設定のおかげで飽きにくく、実際の会話に役立つフレーズやボキャブラリーも豊富に学べます。
レベルチェックとAIカリキュラム提案
初回起動時には英語レベルチェックテストを受けます。簡単なアンケート回答の後、AIバディとのスピーキングテストが行われ、発音や流暢さなどを自動評価して現在のレベルが判定されます。その結果に基づき、AIがあなたの学習目的や現在地に合った最適なカリキュラムを提案してくれるので、どのコースから始めれば良いか迷う心配がありません。英語初心者でも安心してスタートできる丁寧なサポート体制です。
スピーキング特化型かつバランスの良いレッスン
スピークバディは英会話のアウトプット練習に特化しながらも、インプット学習とのバランスが取れた体系的カリキュラムが特徴です。各レッスンは10〜15分で完了するコンパクトな構成で、「単語→リスニング→会話→英作文→応用問題」というステップで進みます。短時間でも中身の濃い学習ができ、「1日10〜15分でもこんなに多くのことが学べる!」と良い意味で驚く利用者もいます。日々継続しやすい適切なボリュームに凝縮されているため、忙しい方でも学習を習慣化しやすい設計です。
発音矯正機能と即時フィードバック
レッスン中は高精度な音声認識AIがユーザーの発音や発話内容をチェックし、リアルタイムでフィードバックしてくれます。各会話フレーズを話した後には発音の良し悪しが評価され、苦手な音は繰り返し練習可能です。特に「パーソナル発音トレーニング」では単語ごとの発音スコアが表示され、自分の発音を客観的に確認・矯正できます。また新機能の「コピーキャット」ではAIが英語のイントネーションを可視化し、ネイティブらしい話し方の練習にも対応しています。さらに文法ミスや不自然な表現も指摘してくれるため、一人で学習していても適切な訂正を受けながら上達できます。こうしたAIによる迅速かつ的確なフィードバックのおかげで、間違いをその場で修正しながら効率的にスピーキング力を伸ばせます。
生成AI搭載の「BuddyChat」でAIとフリートーク
スピークバディ最大の特徴が、最新の生成AI技術を活用したAIとの自由会話機能「BuddyChat(バディチャット)」です。通常レッスンで基礎を学んだ後、AIキャラクターとリアルな英会話に挑戦できます。会話内容はユーザーの発言次第で変化し、まるで本物の人と話しているかのような臨場感を味わえます。従来のAI英会話アプリはフリートークが苦手とされてきましたが、BuddyChatの登場によりその弱点が大きく改善されました。会話後にはAIからフィードバックも提示され、自分の会話内容を振り返って学びを得ることができます。元々はiOS限定でしたが、現在はAndroidでも利用できます。
日々の学習継続を促す工夫
スピークバディでは「継続こそ力」という学習原則に基づき、ユーザーが毎日学習を続けられるよう様々な仕掛けが施されています。例えば毎日のレッスン完了時に達成度が記録・可視化されるため、自分の努力が一目で分かりモチベーション維持に繋がります。レッスン完了後には復習クイズやユニットテストも用意され、記憶の定着を図れるほか、AIが忘却曲線を考慮して復習タイミングをリマインドしてくれる機能もあります。さらにアプリから毎日決まった時間にリマインド通知が届くため、サボりを防止できます。レッスン内容は月替わりの新コンテンツ追加や季節イベントもあり、常に新鮮な気持ちで取り組めるのも魅力です。
日本人に優しい設計
スピークバディは日本企業が日本人向けに開発したアプリのため、操作画面や説明文は日本語で分かりやすく、初心者にも馴染みやすくなっています。わからない点があれば日本語で問い合わせできるので、トラブル時も安心です。一方で会話練習自体は基本英語のみで行うため、「アプリの使い方は日本語サポートで安心しつつ、英語環境にどっぷり浸かって練習できる」という絶妙なバランスを実現しています。英語が苦手な初心者でもストレスなく始められる親切設計といえるでしょう。
AI英会話「スピークバディ」の料金プラン
スピークバディはアプリ本体のインストールやレベルチェックは無料で利用できます。すべての機能・レッスンを解放するには有料の「プレミアムプラン」への加入が必要ですが、契約期間の異なる複数のプランが用意されています。
- 1カ月プラン: 月額料金 3,300円(税込)
- 6カ月プラン: 17,800円(税込、一括払い)※月あたり換算 2,967円(約10%OFF)
- 12カ月プラン: 23,800円(税込、一括払い)※月あたり換算 1,983円(約40%OFF)
契約期間を長くするほど割引率が高く設定されています。最もお得なのは月額換算1,983円で利用できる12カ月プランで、1カ月プランより約40%安価です。一方、「まずは短期間だけ試したい」という場合には月額プランを選ぶ柔軟性もあります。支払い方法は、基本的にApple ID決済やGoogle Play決済によるクレジットカード払いとなります。また公式サイト経由での一括払いにも対応しており、その場合は各種クレジットカードが利用可能です。
割引キャンペーン情報
スピークバディでは不定期に期間限定のキャンペーンが実施されることがあります。例えば「期間限定で最大20%OFF」といった料金割引や、特定プランの割引コード配布などの施策が過去に行われていますキャンペーン内容は時期によって異なるため、最新情報は公式サイトやSNSで確認してください。
無料体験の範囲と期間
有料プランに申し込むか迷っている方のために、スピークバディは全機能を試せる無料体験期間を用意しています。無料体験の長さは3日間で、その間は有料と同じ全てのレッスン・機能が制限なく利用可能です。具体的にはレベルチェックからAIカリキュラム、各種レッスン、発音トレーニング、BuddyChatまで一通りの機能を試すことができます。短期間ではありますが、どんなコンテンツが学べるか、自分に合っているかを見極めるには十分でしょう。
無料体験利用時の注意
スピークバディの無料体験は初回利用者限定です。また、無料体験終了後は自動で有料プランに更新されるため、お金を払いたくないなら期限前に手続きしましょう。なお、iOS版で無料体験を開始する際にはApp内でサブスクリプション登録を求められますが、この場合も期間内に解約すれば料金は発生しません。無料体験中に合わないと感じたら、期間終了までにアプリ内の解約手続きを行いましょう。iOSは「設定>AppleIDのサブスクリプション」から、AndroidはGoogle Playの定期購入管理からいつでも解約可能です。
AI英会話アプリ「スピークバディ」の口コミ評判
実際にスピークバディを利用しているユーザーからは、どのような評価や感想が寄せられているのでしょうか。ここではGoogle PlayストアやApp Storeのレビュー、SNS上の声などから代表的な口コミを紹介します。
「どんなに下手くそでもすごく褒めてくれるからテンション上がるし長く続けられそう」
「ゲーム感覚で楽しく続けられて、英語が苦手だった私が今では話したくてしょうがなくなってます!」
「今までオンライン英会話を利用していましたが、何を話せば良いか分からなかったり自己紹介だけで終わったりして成果が出ませんでした。スピークバディはAIを相手に話すので対人レッスンと比べてストレスを感じませんし、会話のテーマが明確に設定されていて話しやすいと感じました。自分が話した言葉を文字で確認できるので、成果が見えやすく手応えを感じています。」
「海外赴任に向けてスピークバディを12カ月プランで3カ月ほど毎日続けています。英語を発話する機会を増やし、スムーズに喋る練習をするには最適なアプリだと思います。時間を気にせず沢山話せて、月々約2000円で済むのはお得感があります。」
「細かなところの聞き取りができないところがありますが、単語、文法表現、センテンス、会話、応用と進んでいくのでスイスイ進めていけます。」
「聞き取らない、言っていないのに聴きとられた」/「AIがやってくれるのは発音の良し悪しのみで、違う言葉を使うことが許されない」
「AIとの自由会話をもっと増やして欲しいです。相手からの突然の質問に、ヒントなしで即答する訓練がさらに必要だと思います。」
全体的な評判を見ると、ポジティブな口コミとしては「人前で話すより気楽にたくさん話せる」「短期間でも効果を実感した」「ゲーム感覚で楽しく続けられる」といった声が目立ちます。特に「緊張せず英語を話す量を確保できること」や「AIが間違えても優しく褒めてくれるので挫折しにくい点」は多くのユーザーがメリットに感じているようです。
一方で、ネガティブな意見としては、「自分の発音が悪いと正しく認識されないことがある」「シナリオ通りの会話しかできず自由に話せない」という不満が散見されました。。ただし、音声認識については「繰り返し発音練習するうちに自然と矯正された」という前向きな声もあり、AI相手の会話であっても発音改善に効果があったと感じるユーザーも多いようです。
こうした口コミを踏まえると、総合評価は非常に高いことが分かります。実際、App Storeの平均評価は星4.5、Google Playでは星4.4と高水準です。受賞歴もあり信頼性は折り紙付きなので、英語学習者から支持を集めているのも納得できるでしょう。
その他の評判・意見まとめ(良い点・悪い点)
上記以外にも、ユーザーから寄せられている主な意見をまとめてみます。
良い評判・メリット
- 緊張せずに話せる: 相手がAIなので間違いを恐れず何度でも練習できる。人に対して恥ずかしさを感じることがなく、シャイな人でも安心。
- 楽しく継続できる: ストーリー仕立てやキャラクター会話でゲーム感覚。毎日の学習時間が10〜15分と短いので習慣にしやすい。褒めて伸ばしてくれる演出でモチベーション維持。
- 実践向けの豊富な練習量: 時間無制限で話し放題のため、アウトプット量を十分に確保できる。オンライン英会話のように25分で終わらず、納得いくまで練習可能。
- 包括的に学べる: 会話練習だけでなく単語・フレーズ学習や発音矯正もでき、英会話に必要なスキルを一通り鍛えられる。
- 上達が実感しやすい: 自分の発話内容がテキスト表示され振り返れるほか、レベルテストや定期テストで成長度合いが可視化されるので「できるようになった」が実感できる。
悪い評判・デメリット
- 会話の自由度は制限あり: 用意されたシナリオに沿った会話が中心で、完全なフリートークには制限がある。もっと自由に雑談したい人には物足りない場合も。
- 音声認識の誤差発生の可能性: 発音が不正確だとAIに聞き取ってもらえないことがある、あるいは言っていない言葉を認識してしまうケースも報告されている。通信環境やデバイス性能にも影響される。
- 人間との会話ではない: 相手は所詮AIなので、人間特有の自然な間や表情、臨場感は味わえない。文化的背景を共有するような深いコミュニケーションや「通じ合う喜び」は得られにくい。
- 自己管理が必要: いつでもどこでもできる反面、自分で学習ペースを管理する必要がある。怠けようと思えばサボれてしまうため、継続には意志力も求められる。
- 長期契約へのハードル: もっとも割安な12カ月プランは効果的だが、一括で約24,000円の支払いが必要で躊躇する人もいる。まずは月額プランで様子見したいという声も。
以上のようにメリット・デメリットはありますが、総じて「忙しい人でも毎日楽しく続けられる英会話練習アプリ」としてスピークバディは高く評価されています。
AI英会話アプリ「スピークバディ」のメリットとデメリット
スピークバディを利用する主なメリットとデメリットを整理し、併せて「どんな人におすすめか」「逆におすすめできないのはどんな人か」を見てみましょう。
スピークバディのメリット
- 短時間で毎日続けやすい – 1レッスン10〜15分とコンパクトで、忙しい日でもスキマ時間に取り組めます。負担が少ないので三日坊主になりにくく、「気付けば毎日継続していた」という声もあります。毎日少しずつでも継続することが英語上達の近道なので、習慣化しやすい設計は大きなメリットです。
- AI相手で緊張ゼロ、発話量を確保 – 相手はAIキャラクターなので人前で間違える恥ずかしさがなく、初心者でも萎縮せず声に出せます。納得いくまで何度でもリトライでき、「もっと話したかったのにレッスン時間が終わった…」ということもありません。英語を話す絶対量を増やせるため、アウトプット重視で練習したい人には理想的な環境です。
- リアルタイムのフィードバックで効果的学習 – AIが発音や文法を即座にチェックし、その場で正誤やより良い表現をフィードバックしてくれます。例えば発音が不十分な場合は聞き返されたりスコアが下がったりするため、自分の課題が明確になります。間違いをその都度修正しながら進められるので、独学でも効率良くスピーキング力を伸ばせます。
- 発音矯正・イントネーション練習機能が充実 – 音声認識技術により自分の発音がどの程度通じたかスコアで表示され、ゲーム感覚で発音練習ができます。特に日本人が苦手なRとLの区別やアクセントもAIが細かく判定します。新機能「コピーキャット」で抑揚やリズムも視覚的に学習できるため、発音クリニックに通わずとも着実に発音改善が可能です。
- カリキュラムが体系的で基礎から応用まで網羅 – 単なる会話練習だけでなく、頻出単語・熟語、文法フレーズのインプット学習もしっかり組み込まれています。各ユニットで習った表現はその後のレッスンやBuddyChatで即実践する流れになっており、定着しやすい工夫がされています。英会話初心者がつまずきがちな「何をどう練習すればいいか分からない」を解決し、アプリ1つで総合的に英会話力を鍛えられる点は大きな利点でしょう。
- 多彩なシチュエーションで実践力アップ – ビジネスから旅行、日常会話や時事ネタまで1000以上の場面が用意されているため、自分の目的に合った会話練習ができます。例えば「海外旅行で使える表現を学びたい」人は旅行コース、「外資系企業で働くのでビジネス英語を強化したい」人はビジネスコース、といった具合に選択可能。自分に必要な英語を重点的に学べるので無駄がありません。
- 目に見える成長実感とゲーミフィケーション – レベルチェックや定期テストでスコアやレベルアップの結果が表示されるため、学習の成果がはっきり分かります。「100レッスンで1.2レベルアップ!」など具体的な成長指標が示されるのでモチベーションが上がります。またレッスン完了時にバッジ獲得や称号アップといったゲーム的な演出もあり、楽しみながら続けられます。
以上のように、スピークバディは楽しさと効率性を両立した英会話学習アプリといえます。特に「英会話を継続する工夫」が随所に凝らされている点で、忙しい社会人や三日坊主になりがちな人にとって大きなメリットとなるでしょう。
スピークバディのデメリット
- リアルな対人コミュニケーションではない – どんなにAIが高度化しても、相手はあくまで機械です。人間特有の自然な間合いやイディオム、雑談の広がりといったものはどうしても再現しきれません。「英語でジョークを言って笑い合う」といった人間的なやり取りを重視する方には物足りず、ネイティブとの生身の会話でしか得られない経験は提供できません。英会話への慣れという意味では有用ですが、「心が通じ合う感覚」は薄いでしょう。
- 会話の自由度に制限がある – スピークバディのレッスンは基本的に決められたシナリオやトピックに沿って進行します。BuddyChatもその日のレッスン内容に関連したテーマで行われ、事前にキーとなるフレーズやミッションが提示されます。そのため完全に自由奔放な雑談を楽しむことは想定されておらず、「自分の言いたいことをとことん話す」というよりは「用意された設定内で練習する」形になります。「もっと自由に英語でおしゃべりしたい!」という人には少々物足りないかもしれません。
- 音声認識の誤判定・限界 – AIによる発音チェックは便利ですが、完璧ではありません。ときにはこちらが発音した英語を誤って聞き取ることもあります。特に日本語訛りが強かったりマイク性能が低いと認識ミスが起こりがちです。また、レッスン中に用意された以外の言い回しを試すと「想定外」と判断され先に進めないこともあります。現状のAIは人間ほど柔軟ではないため、多少の割り切りは必要でしょう。ただしこれらは技術の進歩で改善が期待できる部分でもあります。
- 自主的な継続が求められる – オンライン英会話のように予約時間が決まっていたり講師に引っ張ってもらえるわけではないので、自分でスケジュール管理しモチベーションを維持する必要があります。最初は物珍しさで頑張れても、習慣化するまで自律心が求められます。また、サボっていても誰にも怒られない反面、継続は全て自分次第です。「三日坊主にならないか不安…」という人は、アプリ内のリマインダー機能を活用したり、学習記録を付けるなど工夫すると良いでしょう。
- 通信環境・デバイスへの依存 – 音声認識とリアルタイム会話にはそれなりのインターネット接続環境が必要です。通信が不安定だと会話が途切れたり、認識精度が落ちたりする場合があります。また長時間利用するとスマホのバッテリー消費もそれなりにあります。基本的にはWi-Fi環境下での利用が推奨されるでしょう。オフラインでは使えないため、飛行機内やネット未接続の環境では学習できない点も留意が必要です。
- 短期間での飛躍的上達には限界 – スピークバディは「1日15分」を前提とした設計のため、例えば「1カ月でTOEICスピーキング満点」といった超短期で劇的な成果を出すのは難しいでしょう。着実に力を付けるには最適ですが、急いで英会話力を伸ばしたい人にとっては物足りなく感じる可能性があります。その場合は別途コーチングサービスや集中的なトレーニングと併用するなど、他の手段も検討すべきかもしれません。
これらデメリットはあるものの、「デメリットを補って余りあるメリット」があると感じるユーザーが多く、だからこそ高評価を得ています。まとめるとスピークバディが特におすすめなのは、「人と話す前段階として、まずはAI相手に英会話トレーニングを積みたい人」「忙しい毎日の中で効率良くスピーキング練習を継続したい人」と言えるでしょう。
どんな人におすすめ?逆におすすめできない人は?
最後に、スピークバディの利用を特におすすめできる人と、あまり向いていない人の特徴をまとめます。
スピークバディはこんな人におすすめ
- 英会話に自信がない初心者 – いきなり外国人講師と話すのは不安…という超初心者でも、AI相手なら気軽に話し始められます。基礎から段階的に学べるので安心です。
- スピーキング量をとにかく増やしたい人 – 人目を気にせず好きなだけ声に出せるので、アウトプット量を稼ぎたい人に最適です。留学前のトレーニングやスピーキング試験対策にも◎。
- 英語の基礎力も固めたい人 – 会話練習と並行して単語や文法フレーズも学べるため、「英会話以前に言葉が出てこない」という状態から脱却したい人に向いています。
- 忙しい社会人・学生 – 毎日15分程度で完了するため、仕事や勉強で忙しくても続けやすいです。通勤・通学時間や寝る前などスキマ時間を有効活用したい人に。
- オンライン英会話が続かなかった人 – 「予約が面倒」「講師とのレッスンで緊張してしまう」といった理由で挫折した人でも、スピークバディなら楽しみながら続けられる可能性が高いです。実際「オンライン英会話より続けやすい」という口コミも多く見られます。
スピークバディはこんな人には不向きかも
- リアルな会話のキャッチボールを重視する人 – AI相手では表情や間の取り方など人間ならではのコミュニケーション要素がありません。「実際のネイティブとのやり取りでしか得られない感覚を大事にしたい」という人は、物足りなさを感じるでしょう。
- 自由に英語でおしゃべりを楽しみたい人 – スピークバディは練習用シナリオに沿った会話が中心で、完全に話題自由のチャットは想定されていません。自分の興味のままに英会話を楽しみたい場合は、オンライン英会話で人間相手に話す方が満足度が高い可能性があります。
- モチベーション管理が苦手な人 – 「誰かに強制されないと勉強が続かない…」というタイプには、自主学習型のアプリは向かない可能性があります。スピークバディにもリマインダーなどサポート機能はありますが、最終的には自分を律する意志が必要です。
- 超短期で成果を出したい人 – 1日15分ペースが基本のため、1〜2週間で英語ペラペラになるような即効性は期待できません。短期集中で伸ばしたい場合は、コーチングサービスや留学など他の手段も検討しましょう。
- ネット環境がない/不安定な環境の人 – アプリの性質上オンライン環境は必須です。インターネットがほとんど使えない状況だと十分に活用できません。また通信容量もそれなりに消費するので、Wi-Fi環境がないと厳しいでしょう。
以上を踏まえると、スピークバディは「英語スピーキング練習を手軽に日課にしたい人」にとって非常に心強いツールです。一方で、「やはり人と実際に話してこそ英会話だ」と考える人には補助的な位置づけになるでしょう。そのような方はスピークバディで自己練習を積みつつ、適宜オンライン英会話や対面練習も併用するのがおすすめです。
AI英会話アプリ「スピークバディ」の使い方
ここからは、実際にスピークバディを使い始める際の流れをSTEP1〜3の手順で説明します。初期登録からレッスン受講、無料体験の解約方法まで一通り把握しておきましょう。
STEP1:レベルチェックテストで現在の実力を測定
アプリをダウンロードして起動すると、まずレベルチェックテストが案内されます。これはスピークバディがあなた専用のカリキュラムを作成するための重要なステップです。
使用言語・目的の選択: 初めにアプリ表示言語や、英語学習の目的の質問に答えます。これによって以降の出題内容やおすすめコースに反映されます。
AIとのスピーキングテスト: 続いて、AIキャラクターの質問に英語で答える形式のテストが始まります。画面に表示された簡単な質問に対し、マイクに向かって英語で回答しましょう例えば、「What did you do last weekend?」と聞かれたら「I went shopping.」などと答えましょう。相手はAIバディなので、多少つっかえても笑われることもなく、リラックスして臨めます。質問は初心者でも答えやすい内容から始まり、徐々にレベルに応じた難易度になります。答えに詰まったら無理せずスキップも可能です。
結果発表: テスト終了後、スピーキングテストの結果がレベル判定されます。例えば「あなたの英会話レベルは10段階中 Level 4 (CEFR‑J A2 相当)です」といった具合に判定され、発音・流暢さ・語彙など各観点のスコアも確認できます。これは現在の弱点と強みの可視化にもなります。また、同時にAIがおすすめするコースが提示されます。
レベルチェックは無料で受けられ、結果は後からメニュー画面で再確認できます。定期的に受け直すことで上達度を測ることも可能なので、まずは気楽にチャレンジしてみましょう。
STEP2:プラン選択と無料体験の開始(登録時の注意点)
レベルチェックが終わると、いよいよスピークバディのレッスンを開始できます。初めて利用する場合、3日間の無料体験を利用することになるので、ここでプレミアムプランの選択画面が表示されます。
プランの選択: 画面に1カ月・6カ月・12カ月プランの説明と料金が表示されます。無料期間中はどのプランを選んでも料金は発生しないため、自由に選択しましょう。とりあえず1カ月プランを選んでおき、無料体験後に改めて希望のプランに変更する形でも問題ありません。
支払い方法の登録: iPhoneの場合はApple ID経由で、Androidの場合はGoogleアカウント経由でサブスクリプション登録を行います。既にApple/Googleにクレジットカード情報を登録済みなら数タップで完了します。ここで「3日間の無料トライアル後に○○円/○カ月課金されます」といった確認表示が出ますが、安心してください。無料期間中に解約すれば課金されることはありません。システム上、Apple/Googleの定期購入機能を使って無料期間を提供しているためこのような表記になります。万一、無料期間終了までに解約を忘れた場合、自動で有料期間に移行する可能性があるので注意しましょう。念のため不安な方は無料期間が終わる前日に解約処理をしておくと確実です。
無料体験スタート: プラン登録が完了すると、すぐにプレミアム機能が開放され3日間のカウントダウンが始まります。画面には「ようこそプレミアムプランへ!●月●日までは無料でご利用いただけます」と表示されます。これで準備完了、晴れてスピークバディの全機能を試せるようになります。あとは好きなコースを選んでレッスンを開始するだけです。
無料期間中の解約方法:
- iOS: 設定アプリ > 自分の名前 > サブスクリプション から「SpeakBuddy」をキャンセル
- Android: Google Playストア > 支払いと定期購入 > 定期購入 から同様にキャンセル
解約しても期間終了まではプレミアム機能が有効なので、安心して無料体験を満喫してください。
STEP3:コース選択~レッスン受講の流れ
実際のレッスンの進め方を説明します。スピークバディでは自分の目的や興味に応じてコースを選択し、日々レッスンを進めていく形式です。
- コースを選ぶ: コンテンツ画面から学習したいコースを1つ選択します。コースは「日常会話」「ビジネス」「旅行英会話」「ニュース英語」「ストーリーで学ぶ英会話」など多岐にわたり、難易度も入門〜上級まで用意されています。複数コースを並行して受講することも可能なので、まずは興味のあるテーマから始めてみましょう。
- 学習モードの設定: スピークバディではレッスン進行において学習モードを細かくカスタマイズできます。例えば「英作文モード」や「応用問題モード」をオンにすると、各ユニット内に英文ライティングや応用練習のパートが追加されます。逆に時間がないときはそれらをオフにして会話練習中心にすることもできます。最初は特に変更せず進めて問題ありませんが、「もっと会話以外の練習もしたい」「今日は会話部分だけさっとやりたい」という場合に調整すると良いでしょう。
- レッスン開始~完了: コースを選んだらレッスンを開始します。1日の推奨学習量は1レッスンで、所要時間は約10〜15分です。
- 単語学習: まずそのユニットで出てくる重要単語・フレーズの学習から始まります。発音音声を聞いたり日本語訳を確認したりして意味を覚えます。発音練習も可能で、クリアするとチェックマークが付きます。
- リスニング: 次に会話の導入として短い英語の音声を聞き取るセクションがあります。会話の場面設定に沿った内容で、「○○と言いましたか?」等の質問に答えます。耳を慣らしつつ内容を予測するパートです。
- 会話: いよいよメインの会話練習です。AIキャラクターとの対話形式で進み、画面に相手の台詞が表示・読み上げられたら、自分の番ではマイクに向かってセリフを話します。各発話に対しAIが聞き取れたか評価し、想定通りの返答ができれば会話が進行します。不正確だと「Pardon?」となるので、適宜ヒントを見たりもう一度チャレンジしましょう。
- 英作文: ユニットによっては聞いた日本語内容を英訳する問題(ライティングまたはスピーキング)が出題されます。これにより表現の瞬発力を鍛えます。
- 応用問題: 学んだフレーズを使って別の例文を作ったり、少しアレンジした質問に答えたりする応用練習です。理解度をチェックし、汎用的な運用力を高めます。
- 単語学習: まずそのユニットで出てくる重要単語・フレーズの学習から始まります。発音音声を聞いたり日本語訳を確認したりして意味を覚えます。発音練習も可能で、クリアするとチェックマークが付きます。
- 以上を終えると「本日のレッスン完了!」と表示され、ポイントや経験値が加算されます。1日に進められるユニット数には制限があります。もっと学習したい場合は他のコースに追加で取り組むことも可能です。
- BuddyChat(フリートーク)に挑戦: その日のユニットを完了すると、追加チャレンジとしてBuddyChat機能が解禁されます。BuddyChatではAIバディとの自由会話を楽しめますが、完全に白紙のフリートークではなく 「シチュエーション」「必ず使うキーフレーズ」「達成すべきミッション」 が事前に提示されます。例えば「シチュエーション: レストランで注文」「キーフレーズ: I’m allergic to ~. を会話で使う」「ミッション: デザートを勧められたら断る」といった具合です。これらの条件を踏まえて実際に会話スタートし、AIとのやり取りの中で自然にキーフレーズを使えれば成功、といったゲーム要素のあるフリートーク練習です。会話が終わるとAIからフィードバックが表示され、自分の発言の良かった点や改善点を教えてくれます。BuddyChatは任意参加ですが、学んだ表現をすぐ実践で使うことで定着が高まるため、ぜひ時間が許す限り挑戦してみてください。「ちょうど良い難易度で面白い!」と好評の機能です。
以上が1日の基本的な学習サイクルです。これを毎日繰り返すことで、少しずつ会話力がアップしていきます。アプリ上部のカレンダーには学習記録がチェックマークで表示されるので、連続学習日数を伸ばすことを目標にすると継続のモチベーションになるでしょう。 - 復習とテスト: 忙しくてレッスンを休んだ日は、過去のユニットを復習モードで振り返ったり、1週間ごとのユニットテストに挑戦するのもおすすめです。また最初に受けたレベルチェックテストは、一定期間学習した後に再受験するとレベルアップの度合いが分かるので、節目節目で試すと良いでしょう。
無料期間中の解約方法と注意点
3日間の無料体験期間が終了すると、継続利用する場合は自動で有料プランに移行します。
そのため「自分には合わない」と判断したら、期間内に解約手続きを行いましょう。
- iOS: 設定アプリ > ユーザー名 > サブスクリプション > SpeakBuddy > 「サブスクリプションをキャンセル」
- Android: Playストア > お支払いと定期購入 > 定期購入 > SpeakBuddy > キャンセル
キャンセル後も無料期間終了日まではプレミアム機能を使えますので、その間に存分に試してみてください。なお、無料期間だけで解約した場合もレベルチェックテストや一部レッスンは無料プランとして引き続き利用可能です。スピークバディでは無料会員でも「復習機能」や「Q&A閲覧」などが使えるので、完全に何もできなくなるわけではありません。ただし新規レッスンの解放は停止するため、本格的に続けたい場合は有料プラン加入を検討しましょう。
AI英会話アプリのおすすめは?スピークバディとスピークを比較
近年スピークバディと並んで人気の高いもう一つのAI英会話アプリ 「スピーク(Speak)」 との比較をしてみます。両者はどちらもAI技術を活用した英会話練習アプリですが、細かな特徴や料金体系、向いているユーザー層に違いがあります。「結局どっちを選ぶべき?」と迷っている方のために、ポイントを整理しましょう。
競合アプリ「スピーク」とは?
「スピーク」は元々アメリカ発のAI英会話アプリで、グローバルに展開されています。最新の生成AIを搭載し、スマホでいつでもどんなトピックでも会話練習できることを売りにしています。特徴的なのはAIチューターと呼ばれる機能で、ユーザーの発話に対して詳細なフィードバックや訂正を行ってくれる点です。スピークも基本は対話型レッスンですが、スピークバディに比べるとよりアウトプット重視の設計になっています。
公式によればスピークでは7日間で10,000語以上英語を話すことも可能だといわれており、とにかく大量に話して慣れることにフォーカスしています。そのため英語中級~上級者がスピーキング力をブラッシュアップする用途でも活用できます。また、スピークはスピークバディよりも先駆けてChatGPT系の技術を導入しており、より自由度の高いフリートークができるとの評判もあります。
開発元はアメリカの会社ですが、日本人ユーザー向けにも展開しており、アプリのUI表示は日本語対応しています。ただし問い合わせサポート等は英語推奨となっており、運営面ではややグローバル向けの色が強いです。
スピークバディ vs スピーク:機能と料金の比較
スピークバディ | スピーク | |
対応レベル | 初心者〜上級者(基礎に手厚い) | 中級〜上級者推奨 |
学習アプローチ | インプット+アウトプットのバランス型 | アウトプット特化型 |
コンテンツ種類 | 1000以上のシナリオ、ストーリー・ゲーム性あり | 実用フレーズ重視、ゲーム性控えめ |
発音/FB機能 | 発音記号・イントネーション解析など視覚的矯正 | 解説量が多い詳細フィードバック |
料金例 | 月3,300円/年23,800円(全機能無制限) | 月3,800円/年19,800円+上位プラン有 |
無料体験 | 3日間 | 7日間 |
サポート言語 | 日本語サポート手厚い | 問い合わせは英語メイン |
- 対応レベル: どちらも初心者~上級者まで利用できますが、スピークバディは初心者にも手厚い設計、スピークは中級以上に特におすすめという位置付けです。
- 学習アプローチ: スピークバディは単語・文法・フレーズ学習や発音矯正も重視し「総合的な英会話力」を養います。スピークは会話練習そのものに時間を割く設計で、アウトプット量を劇的に増やせます。
- 料金: スピークバディは標準プランで全機能無制限、スピークは標準プランに一部制限があり、無制限利用には月5,800円のプレミアムプラスへの課金が必要。
どちらがおすすめ?ユーザー層別の適性
- スピークバディがおすすめな人:
- 英会話に自信がない初心者
- 単語・文法も含め基礎から総合的に学びたい人
- 日本語サポートが充実している方が安心な人
- 英会話に自信がない初心者
- スピークがおすすめな人:
- ある程度話せる中級〜上級者でアウトプット量をさらに増やしたい人
- 英語での詳細フィードバックを積極的に活用したい人
- 1週間の無料体験でじっくり試したい人
- ある程度話せる中級〜上級者でアウトプット量をさらに増やしたい人
両方とも優れたAI英会話アプリであり、併用しているユーザーもいます。例えば「通勤時間はスピークバディで基礎練習、週末はスピークでフリートーク三昧」など工夫次第で相乗効果も期待できます。大切なのは、自分が継続しやすい方法でアウトプット練習を続けること。AIという強力な味方を活用し、ぜひ英会話習得に役立ててください。あなたにとってベストなAI英会話アプリが見つかることを願っています。