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高校生向けのおすすめタブレット学習教材ランキング比較【2025年最新版】

近年、高校生でもタブレット学習を導入する学校・家庭が増えています。しかし「どの教材が良い?」「大学受験にも対応できる?」など悩む保護者や学生は少なくありません。本記事ではタブレット学習のメリット・デメリット、口コミ評価、そして各サービスの比較・ランキングを通して、高校生に最適なタブレット学習教材をわかりやすくご紹介します。

ランキングの評価基準についてはマガジン編集部が以下5項目を基に定義しました。

ランキング評価基準

受講費用
 5点:非常に安価(月額1万円以下)
 4点:比較的安価(月額1-2万円)
 3点:平均的(月額2-3万円)
 2点:やや高額(月額3-4万円)
 1点:非常に高額(月額4万円以上)

対応科目範囲
 5点:全教科+専門科目や検定対策
 4点:主要5教科+α(検定対策など)
 3点:主要5教科のみ
 2点:一部の教科のみ
 1点:非常に限定的な科目

サービスの特徴と独自性
 5点:複数の独自のシステムや特徴がある
 4点:1つ以上の独自のシステムや特徴がある
 3点:一般的なサービスに加えて特徴がある
 2点:一般的なサービスのみ
 1点:特筆すべき特徴がない

サポート体制
 5点:24時間対応、複数の窓口、追加サービスあり
 4点:広範囲の時間帯で対応、複数の窓口あり
 3点:通常の営業時間内で対応、基本的なサポートあり
 2点:限定的な時間帯や方法でのサポート
 1点:最小限のサポートのみ

講師の質と数
 5点:10万人以上の講師、難関大学出身者中心
 4点:5-10万人の講師、有名大学出身者中心
 3点:1-5万人の講師、大学生中心
 2点:1万人未満の講師、質にばらつき
 1点:講師数が少なく、質も不明確

目次

<各商材の評価>

進研ゼミ高校講座(総合 20/25 点)

評価項目点数根拠(簡潔)
受講費用★5高1~高2は 7,980 円~9,840 円/月で 1 万円未満、必要教科だけ選べて追加0円。
対応科目範囲★4主要5教科+情報・実技アプリ・小論文など「+α」を網羅。
特徴・独自性★4合格逆算メソッド/学習範囲3年分見放題/移動中スマホ学習。
サポート体制★4個別質問・進路相談・500冊参考書読み放題など複数窓口。
講師の質と数★3添削・質問対応は社内スタッフ+大学生チューター中心。

スタディサプリ(総合 20/25 点)

評価項目点数根拠
受講費用★5ベーシック1,815 円/月で最安級、入会金なし。
対応科目範囲★4主要5教科+情報+検定講座を一律料金で受講可。
特徴・独自性★415分動画×受け放題/合格特訓コースで個別指導併用。
サポート体制★3科目別サポーター・質問対応はあるが窓口は日中中心。
講師の質と数★4難関大出身講師多数・授業動画15,000本以上。

スマイルゼミ(総合 19/25 点)

評価項目点数根拠
受講費用★4月額17,380~20,460円+端末代で 1~2万円台=「比較的安価」。
対応科目範囲★57教科32科目+英検・情報必修まで網羅。
特徴・独自性★4AI暗記カード/5分トレーニング/検定直前モード。
サポート体制★4志望校マッチング・専用サポートセンター・端末保証。
講師の質と数★2自習中心で講師との直接接点が少なく人数不明。

Z会(総合 19/25 点)

評価項目点数根拠
受講費用★4スタンダード12,420~18,000円=1~2万円台。
対応科目範囲★3主要5教科13科目が中心。
特徴・独自性★4添削×タブレット/記述特化カリキュラム/端末無料特典。
サポート体制★4添削+オンライン質問+学び強化ラボ=複数窓口。
講師の質と数★4難関大講師・添削スタッフ多数、合格実績豊富。

すらら(総合 19/25 点)

評価項目点数根拠
受講費用★4月額8,228~13,178円=1~2万円未満。
対応科目範囲★43教科/6教科を無学年式で選択可、情報含む。
特徴・独自性★5無学年AIドリル×ゲーム要素で基礎~先取一括。
サポート体制★4専任コーチが学習設計・相談、チャット対応あり。
講師の質と数★2AI教材中心で講師関与は限定的。

河合塾 one(総合 18/25 点)

評価項目点数根拠
受講費用★5全教科3,939円~/月で1万円未満。
対応科目範囲★3主要5教科に限定。
特徴・独自性★4AI弱点分析×15,000本動画見放題。
サポート体制★3大学生トレーナー質問対応(時間帯限定)。
講師の質と数★3河合塾講師動画+大学生トレーナーで質は平均的。

e点ネット塾(総合 16/25 点)

評価項目点数根拠
受講費用★54,300~7,000円/月で1万円未満。
対応科目範囲★3主要5教科のみ。
特徴・独自性★3授業5,400本+問題集6万題だが独自システム少。
サポート体制★2質問受付・定期テストのみで窓口・時間帯が限定。
講師の質と数★3予備校・有名塾講師だが人数公表なし。

【タブレット学習 高校生】メリット・デメリット

従来の通信講座では紙媒体のオフライン学習が主流でしたが、近年はオンライン化が急速に進んできました。ICT教育のニーズが求められることから、高校生向けの通信講座ではタブレット端末によるハイブリッド学習 (オンライン授業との組み合わせ) や、単独のタブレット学習が主流となりつつあります。
日々の勉強や部活動で多忙な高校生も多く、タブレット学習を活用することで受講料の負担を抑え、学習効率を高める効果が期待できます。一方、長所だけではなく短所や注意点もあることを心得ておく必要があります。

ここでは、高校生がタブレット学習を活用するメリットとデメリットについて深堀していきます。

1-1.メリット
高校生がタブレット学習を活用するメリットとして、以下の点が挙げられます。
・スキマ時間で学習する
高校生の自宅学習と言えば、テキストや問題集を開いて1日に長時間机にかじりついて勉強するというイメージが定着しています。従来の学習スタイルをタブレット学習に切り替えることで、「1日2時間以上」といった時間の枠に縛られることなく、ちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。具体的な事例として、電車やバスで通学する高校生は通学時間や待ち時間を利用して、短時間で問題演習を解くこともできます。放課後の空き時間に教室に残って、数学の公式や英単語を覚える時間も十分に確保できます。

・教材管理の利便性
紙媒体のテキストや問題集はページ数が多く、持ち運びに不便さを感じることもあります。一方、タブレット学習の場合は紙のテキストや問題集は不要で、デジタルデータを活用するため、移動中にも煩わしさがありません。学習する内容が多くても、タブレット内にはウェブ教材やデジタル辞書の学習データが保存されているため、必要なデジタル教材をすぐに探すことができて、データが紛失するリスクもなく管理しやすいです。

・AIによる個別最適化学習

デジタルツールのタブレットを活用した通信講座では、AIによる人工知能が搭載されたものが主流となってきました。AI導入によって、学習スケジュールの管理・進捗状況・理解度・得意な科目や苦手な科目などを自動的に分析する機能が備わっています。これらのデジタルデータが各受講生のタブレットにインプットされており、ひとりひとりの学習レベルに応じて最適な問題を提示する仕組みとなっています。
具体的な事例として、英語の単語や文法は理解しているのに文章の読解力が弱い受講生には、AIがその分野の問題を学習レベルに応じて出題することができます。問題を解いた後の解説もわかりやすく、苦手な部分を克服して学力アップできるのも大きなメリットです。

1-2.デメリット

従来の紙媒体の教材からタブレット端末による自宅学習へと学びの環境を変えることで、デジタル辞書やインタラクティブ動画などのマルチメディア教材を活用できるようになり、ビジュアル学習が可能となりました。学習管理システムやサポートも充実していますが、タブレット端末によるクラウド学習ではオフライン学習とは異なり、さまざまな問題点があります。ここではタブレット学習によるデメリットや注意点について解説します。

・自主性と集中力の問題

タブレット学習は動画教材やウェブ教材を活用する受講スタイルであるため、受講生自身の自主性と集中力が問われます。学校教育とは異なり、教師や親など周囲の人に監視されることがない反面、適切な時間割や学習計画を立てるなど、自己管理が必要となります。
休憩中には音楽鑑賞や、適度に間食をする程度であればリラックスできますが、自宅学習の合間に中断してゲームやSNSを使うと集中力が途切れてしまい、学習効率が悪くなりますので要注意です。

・身体への負担

タブレットはタッチスクリーン仕様になっており、画面状に表示された文字や画像を選択して学習を進めます。操作は簡単ですが、長時間使用すると眼精疲労や偏頭痛を引き起こすリスクが高くなります。身体的な負担を軽減できるよう、50分学習したら10分休憩を取るなど、適切な自己管理を行いましょう。
タブレットの画面からはブルーライト (青色光) が発生しています。夜寝る2時間前にはタブレット学習を終わらせて脳神経への刺激を抑えましょう。必要以上に使いすぎると、不眠症になることがありますのでご注意下さい。

・専用タブレットのコスト

タブレット学習のデメリットとして、入会時に専用の端末を購入、またはレンタルするため、初期費用が1万円から3万円程度の費用がかかることがあります。
ただし、一部の通信講座では期間限定のキャンペーン開催で「○カ月間継続して利用することで、タブレット端末の代金無料」といった特典があります。その場合、タブレット端末の代金が無料になりますが、途中で解約すると実費で請求されることがありますのでご注意下さい。
1つ補足しておくと、ICT教育に関する補助金制度が活用できる可能性もありますので、念のため最新情報を調べておくことをおすすめします。

【タブレット学習 高校生 ランキング】2025年最新版

高校生向けのタブレット学習によるeラーニングやクラウド学習のサービスを探していて、「どの通信講座を選んだら良いかわからない」といったお悩みを抱えるご家庭も多いのではないでしょうか。
ここでは、高校生向けに人気の高いおすすめのタブレット学習ランキング2025年の最新情報をご紹介します。各通信講座では専用タブレット・ノートPCを使う受講スタイルや、マルチメディア教材・動画授業など、さまざまな特徴があります。料金体系 (税込み)・サポート体制・実績など、多彩な観点からニーズや目的に見合う通信講座を見つけて下さい。

 進研ゼミ高校講座(総合 20/25 点)

評価項目

点数

根拠(簡潔)

受講費用

★5

高1~高2は 7,980 円~9,840 円/月で 1 万円未満、必要教科だけ選べて追加0円。

対応科目範囲

★4

主要5教科+情報・実技アプリ・小論文など「+α」を網羅。

特徴・独自性

★4

合格逆算メソッド/学習範囲3年分見放題/移動中スマホ学習。

サポート体制

★4

個別質問・進路相談・500冊参考書読み放題など複数窓口。

講師の質と数

★3

添削・質問対応は社内スタッフ+大学生チューター中心。


進研ゼミでは2年生・3年生向けの高校講座に加え、2025年度からは高校1年生向けの新しいタブレット学習の通信講座「進研ゼミ√Route」がスタートしました。
「部活で毎日忙しく、自宅学習だけでなく移動中にも勉強したい」といった幅広いニーズに応え、進研ゼミでは長年の通信講座で培われてきた経験と幅広い知見から、自社独自の「合格逆算メソッド」を採用しています。苦手な分野を伸ばしたい高校生向けには、小論文・オンラインスピーキング・過去問添削・記述添削などのオプション講座も充実しています。


●特徴・おすすめポイント

・第一志望の大学合格者の1.4名に1名の割合で予備校や学習塾に行かずに一発現役合格

・高校の授業3年分の学習範囲を受講し放題の学習サービスもスタート

・テスト前はテキストで学び自宅学習の時間の確保が難しい時はスマホの学習アプリで自習

●料金プラン

1年生 7,980円 / 月
2年生 6,690円 ~  9,840円 / 月

3年生 9,950円 ~ 14,990円 / 月 

※12カ月分一括払いの場合
※1教科から受講可能・5教科・情報・実技の定期テスト対策アプリの追加受講料は0円
※共通テスト対策のみ  8,900円 / 月

※1年生向けの料金プランでは1カ月単位の契約のみ

●受講スタイル

テキスト・お手持ちの通信端末 (タブレット・PC・スマホ)

●対応教科数

1教科 ~ 5教科

●サポート体制

個別質問・進路相談対応

500册以上の参考書読み放題 (1年生向けの「√Route」)

●受講実績

国公立大 6,463名・私立大 22,530名・推薦入試 7,269名

東大・京大 98名・旧帝大 689名・早慶上理 777名・関関同立 1,822名・日東駒専 1,626名

※すべて現役合格

●ターゲット

学習の基礎補強・思考力強化・大学受験対策・志望校対策・小論文対策・記述問題対策

スタディサプリ(総合 20/25 点)

評価項目

点数

根拠

受講費用

★5

ベーシック1,815 円/月で最安級、入会金なし。

対応科目範囲

★4

主要5教科+情報+検定講座を一律料金で受講可。

特徴・独自性

★4

15分動画×受け放題/合格特訓コースで個別指導併用。

サポート体制

★3

科目別サポーター・質問対応はあるが窓口は日中中心。

講師の質と数

★4

難関大出身講師多数・授業動画15,000本以上。

「リーズナブルな受講料で予習・復習・定期テスト対策・受験対策まで全部丸ごと学習したい」という方には、スタディサプリがおすすめです。小学生や中学生の頃からスタディサプリで学んできた受講生も多く、「スタサブ」の愛称で親しまれる通信講座です。
全学年で料金一律、シンプルな料金体系で、ベーシックコースの月額費用は2,000円からお釣りが来るほどの格安費用です。もちろんカリキュラムや教材のクオリティも高く、動画授業は受け放題で繰り返して学ぶことで実力アップを目指せます。

志望校合格対策も含めた料金プランをご希望のご家庭には、ベーシックコースに受験対策が加わった合格特訓コースが最適です。


●特徴・おすすめポイント

・初めての方は14日間の無料体験期間あり【Webサイト・クレジットカード決済で受講申し込み限定】

・志望校対策講座も全部丸ごと受講し放題

・入会金・初期費用不要・シンプルでリーズナブルな料金体系

●料金プラン

ベーシックコース 1,815円 / 月

合格特訓コース (ベーシックコースも含む) 10,780円 / 月
※各学年で料金一律 (12カ月分一括払いの料金)

●受講スタイル

専用の学習アプリ「スタサブ」を活用したプロ講師の映像授業 (1授業15分程度の動画視聴) 受け放題・授業テキスト

●対応教科数

6教科 (国語・数学・英語・理科・社会・情報)

●サポート体制

動画授業受け放題

科目別のサポーターによる丁寧な質問対応
現役難関大講師が学習継続をサポート

●受講実績

難関国立大学 (東京大学・京都大学・一橋大学・東京医科大学・筑波大学・神戸大学)

難関私立大学 (早稲田大学・慶應義塾大学)

※合格者数は非公開


●ターゲット

学習基礎補強・定期テスト対策・後戻り学習 (復習)・先取り学習 (予習) ・志望校合格対策 (国公立・難関私立など)・共通テスト対策

スマイルゼミ(総合 19/25 点)

評価項目

点数

根拠

受講費用

★4

月額17,380~20,460円+端末代で 1~2万円台=「比較的安価」。

対応科目範囲

★5

7教科32科目+英検・情報必修まで網羅。

特徴・独自性

★4

AI暗記カード/5分トレーニング/検定直前モード。

サポート体制

★4

志望校マッチング・専用サポートセンター・端末保証。

講師の質と数

★2

自習中心で講師との直接接点が少なく人数不明。

スマイルゼミは東京都の株式会社ジャストシステムが運営する高校生向けの通信講座です。英語の「聞く」「書く」「読む」「話す」の4技能を伸ばしたい方には、基礎からみっちり学べます。英語検定の準2級・2級にも対応可能で、受験日の直前対策もスマイルゼミなら万全です。
2022年度から情報系の高校で必修科目となった「情報」にも対応可能で、教科書準拠の7科目対応で、テスト対策から検定試験・大学受験まで多目的で受講できるのが魅力です。

●特徴・おすすめポイント

・初めて受講の方は約2週間の無料お試し期間あり【全額返金保証付き】

・1台のタブレットに5分トレーニング・漢検ドリルなど完全網羅

・自分の学習レベルや学習進捗状況に応じてオリジナル暗記カードも作成可能

●料金プラン

1年生・2年生 17,380円 ~ / 月
3年生 20,460円 ~  / 月

※専用タブレット代 10,978円 / 月
※タブレットあんしんパック 3,960円 / 年
※全教科全科目をセットで受講可能

●受講スタイル
専用タブレット

●対応教科数
7教科32科目 (国語・数学・英語・理科・地理・歴史・公民・情報など)

●サポート体制

タブレットあんしんサポート (有料)

会員向けのスマイルゼミサポートセンター

765大学・約9,000学部から志望校をマッチング (合格逆算プラン)

●受講実績

京都大学 (文学部 人文学科)・早稲田大学 (商学部)・筑波大学 (医学類 看護学科)・埼玉医科大学 (医学部 医学科)
※2025年大学合格実績

●ターゲット
定期テスト対策・大学受験対策 (推薦入試・一般入試)・英語検定対策・情報処理

Z会(総合 19/25 点)

評価項目

点数

根拠

受講費用

★4

スタンダード12,420~18,000円=1~2万円台。

対応科目範囲

★3

主要5教科13科目が中心。

特徴・独自性

★4

添削×タブレット/記述特化カリキュラム/端末無料特典。

サポート体制

★4

添削+オンライン質問+学び強化ラボ=複数窓口。

講師の質と数

★4

難関大講師・添削スタッフ多数、合格実績豊富。

Z会の高校生向けの通信講座を受講する際には専用タブレットを使いますが、iPadの対応機種をお持ちの方は専用タブレットをわざわざ購入する必要はありません。
日々の予習・復習・定期テスト対策から、小論文対策・大学入試まで、1台のタブレット端末で最適な学びの環境を整え、学習効率を高め、成績向上を実現できるのがZ会ならではの強みです。充実した学習カリキュラムで記述式問題や小論文などの苦手な分野を克服するなど、学習課程におけるさまざまな課題解決に寄り添ってくれます。



●特徴・おすすめポイント

・受講料一括払いで専用タブレットが無料で使える【対応機種のiPad利用も可】

・個別指導・集団授業・通信講座の実績が豊富

・思考力と記述力を伸ばすZ会独自のノウハウが集結

●料金プラン

1年生向け スタンダード講座 12,420円 ~ 15,750円  / 月
2年生向け スタンダード講座 13,770円 ~ 18,000円  / 月
志望大別講座 5,760円 ~ 7,020円 / 月

※12カ月分一括払いの場合
※推薦入試対策・東大京大対策 Z会の通信講座受講中の方は追加費用0円
※専用タブレット料金 毎月払い  13,200円 (受講料金12カ月・6カ月一括払いの場合は無料)


●受講スタイル


専用タブレット・デジタルペンシル
※お手持ちのiPad対応機種の利用も可

●対応教科数

英語・数学・国語・社会・理科 (5教科13科目)

●サポート体制

添削指導

オンライン質問相談

学び強化ラボ (おすすめの学習スケジュールや最新入試情報など会員限定情報の提供)

●受講実績

東京大学 1,063名・京都大学 808名・早慶上理 5,157名・関関同立 2,708名・旧帝大+東工大+一橋大 3,594名・医学部医学科 833名・GMARCH 4,669名
※GMARCH (ジーマーチ) とは難関私立6大学 (学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学) の頭文字
※関関同立 (かんかんどうりつ) とは4大学 (関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大) の総称

※2024年度の合格実績

●ターゲット

定期テスト対策・思考力と記述力の強化・模擬試験対策・難関大学受験対策・共通テスト対策・小論文対策・推薦入試対策

すらら(総合 19/25 点)

評価項目

点数

根拠

受講費用

★4

月額8,228~13,178円=1~2万円未満。

対応科目範囲

★4

3教科/6教科を無学年式で選択可、情報含む。

特徴・独自性

★5

無学年AIドリル×ゲーム要素で基礎~先取一括。

サポート体制

★4

専任コーチが学習設計・相談、チャット対応あり。

講師の質と数

★2

AI教材中心で講師関与は限定的。



「高校に進学したのに学習の基礎が定着していない」「自宅で勉強する習慣がない」といった課題解決を目指すなら、すららのタブレット学習がおすすめです。
すららのタブレット学習ではAI活用によるドリル形式の演習問題にチャレンジして、短時間の勉強で基礎学力向上を目指せます。五感をフル活用してゲーム感覚で楽しく学び、1日短時間の学習で済むため、飽きることなく、集中的に学習できます。理解度を深め、正解を得るためのコツをつかみ、苦手意識を克服して学習意欲が湧いて、基礎学力アップを目指せます。

●特徴・おすすめポイント

・すらら独自の「無学年式」デジタル教材の採用で後戻り学習 (復習) から先取り学習(予習) まで幅広く対応

・理解度や学力レベルに合わせたAI搭載型ドリルで基礎学力定着・成績向上

・「見る・聞く・書く・読む・話す」の五感を使って楽しめるゲーム感覚で自宅学習の習慣を定着

●料金プラン (税込み)

中高コース 8,228円 ~ 10,978円 / 月

小中高コース 11,000円 ~ 13,178円 / 月


●受講スタイル

パソコン・タブレットによるオンライン学習

※インターネット通信環境必須・スマホは推奨環境外

●対応教科数

3教科 (国語・数学・英語)
6教科 (国語・数学・理科・社会・英語・情報)

●サポート体制

専任のコーチによる学習設計と丁寧なサポート

3教科・6教科の内容を月額定額制で学び放題

●受講実績
利用者の89.1%が学習を継続
受講開始前の偏差値49から70にアップ
大学合格の実績は非公開

●ターゲット

予習 (先取り学習)・復習 (後戻り学習)・基礎学力向上・苦手科目の克服・発達障がい・海外子女・不登校

河合塾 one(総合 18/25 点)

評価項目

点数

根拠

受講費用

★5

全教科3,939円~/月で1万円未満。

対応科目範囲

★3

主要5教科に限定。

特徴・独自性

★4

AI弱点分析×15,000本動画見放題。

サポート体制

★3

大学生トレーナー質問対応(時間帯限定)。

講師の質と数

★3

河合塾講師動画+大学生トレーナーで質は平均的。


河合塾oneは、老舗の大手学習塾である河合塾グループが運営する高校生向けの通信講座です。河合塾oneの料金システムは月額定額制で、5科目の主要教科を場所や時間を問わず学び放題です。
講師から直接指導を受けるリアルタイムのオンライン授業とは異なり、河合塾oneでは、お手持ちのパソコン・スマホ・タブレット端末を使ってインターネット上で解説動画を視聴し、演習問題にチャレンジする受講スタイルです。苦手な部分はAIがその原因を突き止め、徹底的に復習して学力アップを目指せます。

河合塾oneでの自宅学習と通学型の河合塾を併用する場合、入塾金が免除される特典もあります。

●特徴・おすすめポイント

・2020年に日本e-Learning大賞ICT CONNECT21会長賞を受賞

・初めての方を対象に7日間の無料体験期間

・安心の月額定額制で15,000以上の解説動画を見放題【全教科学び放題】

●料金プラン

全教科 3,939円 ~ / 月

※総コンテンツ15,000以上
トレーナー 1,100円 / 月

講師への質問 (月3回まで無料) 550円 / 月 (月4回目以降)

●受講スタイル

パソコン・スマホ・タブレットによる動画視聴型・学び放題
(演習問題・解説動画・1レッスン5分から)

●対応教科数

5教科 (国語・数学・理科・社会・英語)

●サポート体制

質問対応・進路相談のサポート体制が充実
専任の大学生トレーナーによる学習サポート

●受講実績
受講後のテスト得点の平均伸び率は受講前テストと比較して26.6%アップ
(入会後6カ月以上利用した受講者の得点の平均伸び率)
大学受験合格に関する情報は掲載なし・非公開


掲載なし・非公開

●ターゲット

基礎学力補強・苦手科目の克服・定期テスト対策・大学受験対策

e点ネット塾(総合 16/25 点)

評価項目

点数

根拠

受講費用

★5

4,300~7,000円/月で1万円未満。

対応科目範囲

★3

主要5教科のみ。

特徴・独自性

★3

授業5,400本+問題集6万題だが独自システム少。

サポート体制

★2

質問受付・定期テストのみで窓口・時間帯が限定。

講師の質と数

★3

予備校・有名塾講師だが人数公表なし。



株式会社日本学術講師会が提供するe点ネット塾は、その名の通りインターネット上で学べる通信講座です。予備校や有名塾で人気のプロ講師によるオンライン授業を24時間いつでも必要な時に、何度でも繰り返して受講できるのが魅力です。部活や塾通いで多忙な高校生や、自宅学習の習慣を定着させたいご家庭に最適です。

日本国内の高校生にはもちろん、世界28ヵ国で利用されているインターネット自宅学習システムです。
e点ネット塾のカリキュラムは、文部科学省の規定による学習指導要領に準拠しており、学力の基礎固めや苦手科目の克服を目的としている高校生にはとくにおすすめです。

●特徴・おすすめポイント

・約5,400本ものプロ講師のオンライン授業を24時間いつでも受け放題

・短時間の自宅学習で基礎学力の教科や苦手科目を克服

・ダウンロード問題集は何度でもプリントOK【総問題数は約60,000題】


●料金プラン
中・高コース 4,300円 ~ 7,000 / 月
※入会金 20,000円が無料・申し込み月の受講料無料【期間限定・要確認】

●受講スタイル

予備校・有名講師による講義映像 (1コンテンツ10分 ~ 15分程度)

デジタル教科書やダウンロード問題集を活用

●対応教科数

5教科(国語・数学・理科・社会・英語)

●サポート体制

講師への質問対応・学力テストの定期開催

●受講実績

記載なし・非公開

●ターゲット

後戻り学習 (復習) ・先取り学習 (予習)・学力基礎補強・苦手分野の克服・定期テスト対策・大学受験対策

各教材の特徴・比較ポイント

ここまで7種類のタブレット学習で人気の高いおすすめの通信講座ランキングをご紹介しました。モバイルラーニングのカリキュラムや受講スタイルが多様化している中で、どのような基準で選ぶべきか、受講費用・対応科目数・カリキュラムの質・サポート体制・口コミ評価など、比較の軸を明確化しておくことが重要です。各項目の比較ポイントについて詳しく見ていきます。

●受講費用

受講費用は初期費用と月額費用で構成されていますが、タブレット端末代金やこの他にオプション料金が発生する場合があります。

受講費用には何が含まれているのか、事前に必ずご確認下さい。質問対応が月額料金に含まれるケースがほとんどですが、中には月ごとに質問回数に制限があり、一定の回数を超えた場合は有料となる場合があります。各社の料金体系は事前に把握しておくことが重要で、受講が始まってから誤解のないようにご注意下さい。

●対応科目数

タブレット学習のサービスを提供する多くの業者では主要5科目に対応しています。一方、情報系の高校では2022年度より新たに「情報」が必履修科目に加わりました。そのため、情報系の高校生の多くが、「情報」の科目にも対応可能な通信講座を選択する傾向にあります。料金プランによっては全科目受講し放題もありますが、主要3教科のみと限定されるケースもあります。人それぞれ得意な科目もあれば苦手な分野がありますので、必要な科目を受講しましょう。

●カリキュラムの質

各通信講座の学習カリキュラムや受講スタイルについて着目してみて下さい。専用タブレットでAIを活用したカリキュラムや、インターネット上にログインして動画授業を視聴、学習アプリを活用してデジタル教科書やデジタル辞書で学ぶなど、多彩なタイプがあります。目的や目標、学力レベルによっても選び方が変わってきますので、カリキュラムの質を把握した上で、最適な通信講座を選定しましょう。

●サポート体制

タブレット学習を円滑に進めるには、サポート品質も重要ポイントです。受講者や保護者がどのようなサポートを受けられるか、事前にご確認下さい。
チャットやオンライン相談など、リアルタイムのコミュニケーションができる体制であれば理想的です。

●口コミ評価

各社の口コミ評価について、Googleマップや掲示板などで把握しておくと良いでしょう。口コミ評価をすべて鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考程度にとどめておいて下さい。受講を始めた理由やきっかけ、受講後にどんな変化や成果が得られたのかに着目してみて下さい。

各教材の強み・弱み・向いている高校生のタイプ

通信講座の種類 /各項目強み弱み向いている高校生のタイプ
スマイルゼミ・1台の専用タブレットで7教科32科目を学べる
・定期テストから大学受験・英検・情報処理まで幅広く対応
・大学合格実績が豊富
・専用タブレットの料金がかかる
・学年が上がるにつれて受講費用が高くなる
・難関校を目指す人・7教科すべて学びたい人
・英検2級や準2級を目指す人
進研ゼミ高校講座・独自の「合格逆算メソッド」を採用・小論文・記述添削のオプション講座が充実
・専用タブレット購入は不要
・1年生向けのプランでは1カ月単位の契約のみ・移動中など外出先でも学びたい人
・小論文や記述式問題が苦手な人・国公立大学や難関大学を目指す人
Z会・iPad対応機種があれば専用タブレットの購入不要・難関大学受験合格に向けてクオリティの高いカリキュラムと教材で思考力を伸ばす
・大学合格実績が豊富
・全体的に高難度で基礎学力の補強が必要
・iPad対応機種を持たない場合は専用タブレット料金がかかる
・国公立大学や難関大学を目指す人・明確な目標を持ち自己管理や課題解決ができる人
すらら・無学年方式採用によりマイペースで学べる
・AI搭載型ドリル活用で学習の基礎固めに最適
・五感を養いゲーム感覚で楽しく自習できる
・月額料金はやや高め
・パソコンやタブレットには対応可能だがスマホの使用は学びの環境には適していない (推奨環境外)・大学受験対策には不向き
・予習・復習の習慣を定着させたい人・ゲーム感覚で楽しみながら学力を伸ばしたい人・苦手な科目や分野を克服したい人
スタディサプリ・各科目の基礎から応用、大学受験対策まで多目的で受講可能・リーズナブルな料金体系
・短時間の動画授業を見放題
・動画授業によるモバイルラーニングがメインで学習管理システムの活用やリアルタイムの生徒フォローが難しい・受講費用を節約したい人
・スキマ時間にマイペースで効率良く学びたい人 
河合塾・信頼性の高い河合塾グループが運営・月額定額制で15,000以上ものわかりやすい解説動画を見放題・河合塾の通学と併用する場合は入塾金免除・トレーナーによるサポートは有料
・講師への質問回数が月4回以上の場合は月額費用が追加される
・通学型の河合塾と併用したい人・自主的な取り組みや学習管理ができる人
・定期テスト対策や受験に向けての基礎対策に最適
e点ネット塾・約5,400本のプロ講師のオンライン授業受け放題・1コンテンツ10分~15分程度の短時間で集中的に効率良く学べる・大学受験対策には不向き (合格実績は非公開)・チャットなどのリアルタイムでの質問や相談には対応不可 ・苦手な科目や分野を克服したい人・定期テストの成績向上を目指す人・予習・復習で学力の基礎固めを目指す人

【大学受験 タブレット学習】効率的な活用法

高校生向けのタブレット学習では、各科目の基礎固めから中間・期末・実力などの定期テスト対策、さらには大学受験対策として有効活用できます。
志望校に合格するには綿密な学習計画や、成績向上のための受験対策が必要となります。
ここでは、大学受験合格に向けてのタブレット学習の効果的な活用法について解説します。

教材選びのポイント

タブレット学習ではオフライン学習とは異なり、学習データが豊富で、自分の学習能力や志望校のレベルに応じてデジタル教科書やウェブ教材を選ぶことができます。
受験対策に特化したカリキュラムを採用し、志望校の入試傾向に見合う学習内容をしっかり学び、地道にコツコツ続けることが重要です。
教材の難易度や適合性を見極めるために、以下の重要ポイントに着目してみて下さい。
・志望校対策の模擬問題が過去問とフィットしているか

・記述式問題や小論文など必要な対策がどの程度までカバーできるか

・添削指導などの学習サポートが充実しているか

過去問演習と弱点補強

タブレット学習ならではの強みとして、AIによる自動分析機能や学習データを活用して、過去問演習のデータ分析や苦手な科目や弱点を克服することができます。
具体的な事例を挙げると、スタディサプリの通信講座を受講した後に過去演習問題にチャレンジすると、正答率などのデータが自動的に記録されます。その結果、AIが受講生の理解度や学習能力を察知して次の課題を解くように促します。得意な部分を伸ばし、苦手な部分を克服できるようにサポートしてくれます。

長文・小論文対策や英語4技能強化

数学は計算問題が多く、正解がはっきりしていますが、長文や小論文は人それぞれの価値観や個性があり、十人十色です。大学受験では数学のように1つの正解を求めるだけでなく、長文や小論文における文章表現力や語彙なども評価されます。この分野に強いタブレット教材開発も進んでおり、すでに採用されています。

大学受験対策に強いZ会では、小論文や長文、英文の読解力を重視した添削指導に注力しています。動画視聴型のスタディサプリでは、英語の発音・リスニング・ヒアリングなどの講座も充実しています。スマホ連携も良く、お手持ちのパソコン・スマホ・タブレットで24時間いつでも視聴可能です。聞き逃した部分を何度でも繰り返して学ぶことで、英語を聴く力と話す力を伸ばし、英語4技能のレベルアップを目指せます。

具体的な事例をひとつ挙げると、タブレット学習によるZ会の大学受験対策で小論文の添削指導を受けたところ、学習のモチベーションがアップして、自分の意見や考えをしっかりまとめられるようになりました。とくに人文科学系や社会科学系の学科のある大学を受験する場合は、小論文が合格の鍵を握るため、早めに対策しておくのが理想的です。


・オンライン添削サービスや、定期的な模擬試験の利用法

タブレット学習ではオンライン添削サービスや定期的な模擬試験を活用することで学力がメキメキと伸びます。オンライン添削は1カ月に数回の頻度で、選択式・記述式・小論文・長文などの問題に回答して提出します。
数日後にフィードバックがあり、ただ点数をつけるだけではなく、丁寧な解説がついてきます。解説を何度も繰り返して読むことで、自分の弱点や改善ポイントがわかるようになります。


定期的に模擬試験が実施され、各志望校の出題傾向に沿って問題が出されます。模擬試験の1回目はじっくり時間をかけて問題を解き、1回目以降は慣れてきたら試験本番の制限時間に合わせて解答します。何度か繰り返して模擬試験を受けることで出題傾向が把握できるようになり、制限時間に間に合うように心にゆとりを持って臨むことができます。

【タブレット学習 高校生 おすすめ】選び方5つのポイント

コロナ禍を経て文部科学省によるGIGAスクール構想が高まったこともあり、教育改革の一環として従来のオフライン学習からスマホやタブレットを活用したモバイルラーニングへと大きく変化してきました。高校生向けのデジタル教材開発が進み、タッチスクリーンによるマルチメディア教材を活用して、リアルタイムの動画授業やウェブ教材など、タブレット端末による学習スタイルが多様化しています。
「タブレット学習の通信講座はどう選んだら良いの?」とお困りの高校生のいるご家庭に向けて、上手な選び方のポイントを5つご紹介します。

1. 学習目的

まずはタブレット学習の目的について考えてみて下さい。定期テスト対策・受験対策・学力の基礎補強など、目的や目標の違いによって選び方が大きく変わります。人それぞれ学力レベルの違いがあり、得意な科目もあれば苦手な分野もあります。まずはお子さんがこの学習で何を得たいのか、またレベルに合っているのかを確認しましょう。

・定期テスト対策

定期テストで成績アップを目指す場合は、学校の教科書にも対応できる通信講座が適しています。デジタル教科書を活用することで違和感なく、毎日の自宅学習に安心して取り組めます。
定期テストで点数を上げるには、苦手な部分を克服するための対策も必要不可欠となります。何度も動画を繰り返して視聴できるスタディサプリのような学習システムもおすすめです。

・受験対策

大学受験を視野に捉えてタブレット学習を受講したい場合は、受験対策や志望校対策に強い通信講座がおすすめです。具体的な事例を挙げると、Z会では各学年向けの主要教科の通信講座に加え、志望校対策に特化したタブレット学習も可能です。

志望校の出題傾向に沿った演習問題を解いて提出すれば、きめ細やかな添削指導を受けることができます。推薦入試対策・共通テスト対策・小論文対策まで幅広く対応可能です。

・学力の基礎補強

学力の基礎固めや補強の目的で受講したい場合は、生徒主体で何度でも繰り返して学べる動画授業の通信講座や、応用問題が少なく基礎問題メインのタブレット学習がおすすめです。後戻り学習や先取り学習に対応可能な無学年式の「すらら」、有名塾講師の授業がインターネット上で定額受講し放題の「e点ネット塾」も最適です。
また、AI活用のタブレット学習だと受講生の学習レベルに応じて最適な問題が出題されるため、無理なく学習を進めることができます。

2  予算とコスパ

もっとも気になるのはタブレット学習の受講費用です。家計に支障のない程度に無理のない予算を組み、費用対効果を重視しましょう。
まずは各社の料金体系についてじっくり比較してみて下さい。月額費用のみで済む場合もありますが、初期費用・システム利用料・タブレット代金がかかる場合もあります。この他に別途オプション料金が加算される場合もありますのでご注意下さい。

各通信講座の費用対効果を比較する際には、月々の受講料・サポート内容・デジタル教材のクオリティも重要ポイントです。コストを抑え、AIによる学習管理システムなど自社独自の機能やサービスもあります。費用対効果を踏まえた上で学習レベルや志望校に応じて最適な料金プランを選定しましょう。

3.サポート体制

タブレット学習は基本的に自主的な自宅学習となるため、学習管理システムや充実したサポート体制が必要不可欠です。定期テストで成績アップや受験合格を確実にするには、指導経験豊富な講師による添削指導やオンライン相談、質問対応など柔軟な対応力が求められます。
ただし、「質問対応は月に○回まで」といった制限が設けられている場合がありますので、受講申し込みの際には利用規定を必ずご確認下さい。どのようなサポートを必要としているのかによって、選び方が大きく変わってきます。

4  難易度と対応範囲

各通信講座の対応科目数・難易度・対応範囲も重要ポイントです。「受講料が安い講座に申し込みしたら演習問題の難易度が高く、自分の学習レベルに合わなかった」といった失敗を招くことのないようにご注意下さい。本申し込みの前に体験レッスンやオンライン授業を積極的に活用することをおすすめします。1度試しておくことで学習カリキュラムの内容や難易度が把握できます。

5  端末環境

一口にタブレット学習とはいっても、さまざまな受講スタイルがあります。専用タブレットを事前に購入またはレンタル、自前のタブレット端末、またはスマホ連携・タブレットPC・ノートPCを利用するケースもあります
。専用タブレットの場合、操作性や機能性にもそれぞれ違いがあります。インタラクティブボード (電子黒板) が採用されたものもあれば、デジタル辞書機能が搭載されたものもあります。
インターネットの接続環境が不安定な場合でも、事前にダウンロードした教材であればオフライン学習に対応できるものもあります。キーボードやタッチパネルの操作性・使い勝手の良さ・機能の拡張性も重要ポイントです。

まとめ/高校生に最適なタブレット学習とは

この記事では高校生向けタブレット学習の通信講座選びのポイントや活用法、メリット・デメリットについて解説しました。

6-1. タブレット学習のメリット

・場所と時間を選ばず自宅・通学時間・移動中にも学べる
・AI活用による個別対応や充実のサポート体制
・自宅学習から添削指導までオンライン完結でスピーディーな流れ

6-2. タブレット学習のデメリット

・タブレット端末の扱いが苦手な人や対面授業を望む人には不向き
・学習スケジュールの自己管理や保護者の協力が必要

・受講料とは別にタブレット代金やシステム利用料がかかる場合がある

6-3. 高校生向けタブレット学習の選び方

・目的や目標を明確化して最適な通信講座を選ぶ (基礎学力の補強・定期テスト対策・大学受験対策など)
・予算や費用対効果を見据えて選ぶ

・タブレットの操作性・機能性を重視

・学習カリキュラムやサポート体制の充実性に着目

6-4. タブレット学習の活用法
・AI活用で苦手な部分の演習問題を解いて弱点克服
・動画授業を何度も見て復習して着実に学力向上

・オンライン添削指導のわかりやすい解説で理解度アップ

6-5. 各サービスの強み (○) ・ 弱み (●)
【スマイルゼミ】
○7教科32科目対応で英検 (準2級・2級) ・英語4技能の強化・大学受験対策まで幅広く対応

●専用タブレット費用が必要で初期費用がかかる

【進研ゼミ高校講座】

○学習塾や予備校通いは不要で現役合格者多数【大学受験対策に最適】

●自主的な取り組みや自己管理が必要
【Z会】

○カリキュラムや添削指導などのサポート体制が充実【難関大学の合格者多数】

●難易度が高いため予習・復習・学力基礎固めには不向き
【すらら】

○「無学年式オンライン教材」の活用で苦手科目を克服したい人に最適

●志望校対策や難関大学受験対策には特化していない
【スタディサプリ】

○他の通信講座と比較するとリーズナブルな料金体系でプロ講師の動画授業が見放題

●マイペースで学べる反面学習計画を立てるのが苦手な人や自己管理ができない人には不向き
【河合塾one】

○1レッスン5分から短時間で学習【5教科学び放題・AI活用で効率良く復習】

●質問回数に制限があり一定以上を超えると別途料金が発生する
【e点ネット塾】

○文部科学省の規定による学習指導要領に準拠したカリキュラムで学習の基礎固めに最適

●添削指導や個別指導などのサポートには対応不可

各サービスの特徴・長所・短所を比較して、受講目的・費用対効果・学習レベルの難易度を把握した上でご自身のお子さんに最適な通信講座をお選び下さい。

タブレット学習選びで失敗を未然に防ぎ、無理のないペースで楽しく学習を進めるためにも、無料体験から始めることをおすすめします。

デジタル教材の中身や専用タブレットの操作性・機能性・学習サポートを1度体験しておくことで、ニーズに見合う通信講座が見つかりやすくなります。「どの通信講座が自分の学力や学習スタイルに合うのか」を家庭内でよく話し合い、情報を共有しながら最適なサービスを選びましょう。










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