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「うわ、出ちゃう!」タクシー内でいきみたくなり、手で押さえて我慢!→双子出産でまさかの展開に!?

私の家系は、スピード出産が多いです。そのため、出産報告を周りにすると「安産でよかったね」とよく言われます。しかし3度目の出産となった今回は双子出産で、私はとても怖い思いをすることに。5人目の妊活は考えていませんが、もし次に妊娠することがあれば気をつけなければ……と思いました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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初めての出産から思いのほか早くお産が進んだ私

長男は、母子健康手帳に分娩時間6時間と書かれているものの、体感的に痛みを伴う陣痛は2時間ほどでした。長男のときは、自分でもスピード安産でよかったと思っていました。

 

次男は、分娩時間1時間30分。車移動が約1時間だったので、病院についてから30分での出産でした。最初、痛みはあまりありませんでしたが、車の振動でどんどん進む痛みに、早めに病院に電話してよかったと安堵しました。

 

3度目の妊娠。管理入院を終えて、帰宅後……

3度目の妊娠は、双子だったため妊娠30週から切迫早産で管理入院をすることになりました。妊娠34週に入ったところで退院し、自宅に帰ってからは家事や上の子たちのお世話は夫にお願いして、私はほぼ寝たきり生活。双子の妊娠なので、早く生まれてしまうリスクは覚悟していました。

 

そのため、体調の変化やおなかの張り、おしるし、破水には敏感に注意する毎日。次男を出産したとき、少し痛くなってきたかなと思ってからの進みが早かったので、今回も気づけるのか、前回よりもっと早い分娩時間になるのかとすごく不安でした。

 

 

なんとなくいつもと違うかも?

頻尿がひどく、妊娠35週5日目の朝もいつものようにトイレへ行きました。また眠りにつこうかなと布団に入りましたが、なんとなく便意を感じトイレへ。すぐに便意はなくなり痛みもありませんでしたが、もしやと思い、病院に電話しタクシーを呼んで家を出発しました。起きてから家を出るまで15分の出来事です。上の子たちがいるので、ひとりで荷物を抱えタクシーで病院へ向かうことに。

 

しかしタクシー乗車後、すぐに大きい痛みが来てタクシーの中でいきみたくなってしまったのです。おしりの穴を自分で押さえながら、呼吸を整えることに集中し、なんとか病院に到着。8階の病棟まで行かないといけないのですが、ちょうど破水してしまい、いきみたい感覚が増しました。分娩室に向かい、着替えも間に合わず、病院に到着してからわずか15分後には双子の1人目を出産したのです。

 

 

出産の回数を重ねるごとに、分娩時間が短くなり、今回はタクシーでいきみたくなったことが今思えばとても恐怖です。起きてから1時間の出来事で、あのかすかな便意を見逃していたら……と、素早く行動し無事病院で出産ができてよかったと改めて思えた出産でした。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:高奈あきこ/女性・主婦。5歳、4歳、2歳の双子の4人の男の子ママ。リラクゼーションサロン勤務の経験あり。おしゃれを捨てないパワフルママ目指し中。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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