冷蔵庫の中はシールだらけ
わが家の食費は1カ月約6万円。妻はスーパーに行くと、全集中してちゃんぽん麺、ちくわに納豆、卵、牛乳など値引きシールのついた食材を探します。
もやしは安くて触感もよく優秀な食材。ウィンナーを細かく切り、もやし炒めにすると子どもたちは取り合いをして食べています。
家計お助けメニューの野菜天ぷら、焼きそば、磯部揚げなどが食卓に並ぶと給料日前を感じるわが家です。
毎日がごちそう?
夕方になるとおなかを空かせたペコペコ軍団は夕食のメニューを聞きますが、妻は必ず「今日はごちそうだよ」と返します。炊飯器がないわが家の米は必ず鍋炊き。鍋ごと食卓に出すので、炊きたてのご飯だけでごちそうになるのだと妻は言います。
家族で外出してクタクタな日は、私が子どもたちと、納豆、天かす、ごま油、鰹節などを混ぜた丼ものを作ることも。「パパと作った!」ということだけで子どもたちは大興奮しています。
たまにたんぱく質が少なくなる日もありますが、学校や保育園でしっかり食べてきているので、全体的にはバランスよく食べられていると思います。
今日の晩御飯はいくらだったでしょう
妻のモットーは楽しく節約すること。夕食でかかった費用を当てるクイズをよく出題しています。例えば、麻婆豆腐。豆腐が割引だったから7人分で500円でした! と答えると、小学生チームからは驚きの声があがることも。
ほかにもいろいろ工夫しています。おでんを食べたあとの出汁は炊き込みご飯やカレーうどんに利用します。煮物が残っていたら細かく刻んで具だくさんのお好み焼きにリメイク。
週末のランチは生地から作るピザ。とにかくなんでも乗せて焼けばピザになります。リメイクやかさまし技術を使い、食費を抑えながら7人の胃袋を満たす方法を日々研究中です。
こんな風に食費を抑えていますが、ポイントは「楽しく」です。また、これらのほかにも、ご近所さんからお野菜のおすそ分けが玄関に置かれていたり、田畑がある実家の米や野菜を分けてもらったり、そのことも食費を減らすことにつながっていて日々感謝しています。周りの方に助けてもらいながら生きていることを子どもたちにも伝えつつ、これからも楽しく節約していきたいと思います。
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著者:おのうえ たく
2男3女の父。趣味:読書、イラスト。サラリーマンとして働く傍らにぎやかで合宿のような大家族の日常を執筆中。