【冷蔵庫見直し①】パンパンにものを詰める
以前の私は、まだ冷蔵庫に食品が残っているのにもかかわらず、スーパーの特売に飛びついていました。すでに入れる場所がないほどたくさん詰まった冷蔵庫に、さらに追い打ちをかけるように特売品を増やしていたのです。
冷蔵庫を開けるたびに雪崩状態。これでは何があるのかもわからないだけでなく、冷蔵庫内の冷気が回りにくくなるため、余計な電力がかかってしまいます。
冷蔵庫に入れるのは7〜8割までが理想的。これを意識するだけで、食費も電気代も節約できます。
【冷蔵庫見直し②】 適当に入れる
食品がたんまりと詰まった冷蔵庫だったので、新たに買ってきたものを入れるスペースはごくわずか。隙間を探して押し込むか、入れ直しを試みたとしても“この前買ったはずなのに”と漁ってはまたぐちゃぐちゃになる、の繰り返し。家事効率も落ちるので、とにかく食事の支度が億劫でした。
現在は、よく購入する食材をざっくりとジャンル分けし、冷蔵庫内に定位置を決めて収納するようにしています。収納カゴには【先に消費する食材】【お弁当・すぐ出せるもの】【朝食セット】を、下段には残り物や鍋ごと収納できるスペースを設けています。
意外と使い切れずに廃棄してしまっていた調味料は、頻度別に目線の高さにあるドアポケットに収納しています。
よく使うものは右側に、あまり使わないもの(エスニック系など)は左側に収納しているのですが、たったこれだけで最後まで使い切れるようになりました。
【冷蔵庫見直し③】 重ねて入れる
限られたスペースしかない冷蔵庫。入れられる量も場所も限られるため、食品の上に別の食品を重ねて入れがちですよね。むしろ、そうするしかないと思っていました。
新たに購入したものが上に重なっていくと、以前買ったものが下になってしまいますよね。こうなると、もれなく賞味期限切れになったり、それすらも気がつかなかったりするんです。食品同士で潰し合い、傷みやすくなることも。
それに気づいてからは、「立てて入れる」「ひと目で何があるかわかりやすく入れる」などを意識するように。
また、 食品がある程度残っている場合は買い物をしないなどの工夫をして、なるべく冷蔵庫に詰め込まないようにするのがベターです。
小さなことでも見直す価値あり
夏は普段より冷蔵庫に入れるものが増えるので、荒れやすくなります。つまり、食品ロスも増えやすい季節。そうなる前に冷蔵庫を整理してみてください。 食費節約だけでなく、家事効率が上がったり、食品の管理がしやすくなったりと、メリットがたくさんありますよ。