記事サムネイル画像

収納グッズはもう買わないで【それ盲点だわ…】「買うほどに散らかる」「お金も貯まらない」3つの理由

こんにちは、ライターで整理収納アドバイザー1級の海老原葉月です。

片付けというと、「まずは収納グッズを買わなきゃ」と思っているそこのあなた!実はそれ、いつまで経っても片付かない人の典型的パターンです!!その前にやるべきステップを飛ばしてしまうと、一生リバウンドし続けてしまいますよ。

今回はお片付けの手順から、なぜ収納グッズを買うのがNGなのかをお伝えします。

【理由①】 片付けの基本は【整理8割/収納2割】

片付けというと、「しまう場所がないから家具を買い足さなきゃ!」や、「収納できるカゴを増やして、ちゃんとしまわなくちゃ!」という発想を持つ方はたくさんいるのではないでしょうか?

 

でもよく考えてみてください。その収納家具や収納カゴにしまいたいモノはなんでしょう?今ある、溢れてしまったモノを全てしまうつもりでしょうか?

 

残念ながらモノは定期的に見直しをしない限り、勝手に減ることはありません。人の手を加えて必要か不要かの判断をしない限り、むしろ増えていく一方です。

 

なぜ収納グッズを買うのがNGなのか ▲子どもたちも自分のものは自分でお片付けします

 

片付けとは、モノを整理することが8割!必要な物量が定まって、初めて収納を考えるのです。このステップを飛ばしてしまうと、モノはどんどん溢れていき、もれなくゴミ屋敷化してしまいます。そうならないためにも、定期的にモノの見直しをしましょう。

 

【理由②】 無駄買い=無駄な支出になる

そもそも、なにをどうしまうか決まっていない段階で収納グッズを買ってしまうと、もれなく無駄買いになってしまうことも……。これは私の実体験です。

 

私は元汚部屋の住人でした。当時はどう片付けていいのか分からず、モノが増える一方。しまう場所がなくなると、収納家具や収納カゴを増やし、溢れたものを押し込んでいました。

 

そんな私が汚部屋から卒業すべく、家中の片付けをしていた時のことです。モノの整理をしていくと、必然と残った物量は最初に比べてかなり減りますよね。これは推測ですが、家にあったもののうち7割は処分した感覚でした。

 

そうなると、今まで使っていた収納グッズすらも必要なくなるのです。当時、手軽に追加購入しやすいカラーボックスを至る所で使っていました。その数12台ほどだったと思いますが、全て手放しました。理由は「収納しておきたいものがなくなったから」です。合わせて、カラーボックスの仕切りとして使っていたカゴも処分しました。

 

これ以外にも、スチールラックや衣装ケースなど、収納グッズだけでも500kg以上を処分しました。

 

なぜ収納グッズを買うのがNGなのか

 

総額にすると、一体いくら分の収納グッズを手放したのか見当もつきません。ですが、決して安くはないはずですよね。

 

また処分代もかなりかかったと思います。幸い、私が住んでいた地域では粗大ゴミの自己搬入ができ、通常の処分に比べるとすこし安く済みました。それでも10kgごとに約300円かかります。

 

なぜ収納グッズを買うのがNGなのか ▲自己搬入にもかかわらず、60kgの粗大ゴミを処分した際は1,780円もの出費に!

 

定期的にモノの整理をしていたら、収納グッズも、それを処分するお金もかからずに済んだのは言うまでもありません……。

 

【理由③】 収納グッズも“モノのひとつ”であることに変わりはない

普段、“無駄なものは買わない!”と思っている方も、収納グッズになると感覚に変化がありませんか?何かを収納するために使うものだからか、増やしても罪悪感が生まれにくいのが不思議ですよね。

 

なぜ収納グッズを買うのがNGなのか

 

また、最近は100均などでもさまざまな収納グッズが揃っているので、手軽に購入できるようになりましたよね。

 

でも、ちょっと考えてみてください。たとえ収納グッズだとしても、手のひらに収まるようなサイズ感だったとしても、モノのひとつに変わりはありません。

 

先ほどもお伝えしましたが、残念ながらモノは定期的に見直しをしない限り、勝手に減ることはありません。むしろ増えていく一方です。収納グッズも、購入する前に本当に必要かどうかを考えることが重要です。

 

【まとめ】 片付けの基本は“整理すること”

今回は、片付けの際になぜ収納グッズを買ってはいけないのかをご紹介しました。この記事を読んでドキッとした方、心当たりのある方は、とにかく「片付け=収納グッズを買うのはNG」と心に留めておいてくださいね。

 

片付けの基本は、モノをいるかいらないかに整理することにあります。このステップを飛び越えると、いつまで経ってもリバウンドし続けてしまいます。まずは整理からスタートしてみてくださいね。

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター海老原葉月

    整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む