寝不足で心身ともに疲弊…
第2子出産後、完母で育てていたため、夜は頻回授乳で常に寝不足。上の子は小学生だったので、どんなに寝不足でも毎朝6時半には起きて上の子の朝食を準備し、玄関で見送りをしていました。
夫はシフト制の勤務だったため、昼からの勤務や夜勤もあったのですが、そういった勤務のときも当然のように朝は起きてこなかったのです。夫が休みの日でも昼間に私の仮眠時間をくれるわけでもなく、寝不足で心身ともに疲れていました。
セックスを拒否する理由を伝えることに
そんな状況でも体を求めてくる夫に嫌気がさし、「育児はしないのにセックスはするんだ」と思いながらも、夫自身になぜセックスレスになっているのか自分で考えてほしいと思い、理由は伝えずに拒否していました。ですが、私がもともと3人目を希望していたこともあり、セックスレスを解消したい気持ちもあったのです。
ある日、いつものように体を触ってきた夫を拒否すると、悲しそうにしていた夫。このままではいけないと思い、「寝不足でしんどいし、朝に子どもたちの面倒を見ない人と、そんなことする気になれない」と伝えました。
理由を知って変わった夫
夫は「ごめんね。夜も何回も起きてくれてるのに、朝から2人の面倒見てしんどいよね」と言い、セックスレスの理由についてわかってくれたようでした。それからというもの、夜はたまに起きて、下の子が授乳しても寝ないときは抱っこを代わってくれたり、朝も子どもが起きる前に起きて朝食を作ってくれたりするようになりました。
セックスレスの理由を伝えたあと、夫から積極的に体を求めてくることはありませんでしたが、私の寝不足が解消されてから自然と1年弱でセックスレスも解消。不満は自分の中で溜めずに、伝えることが大切だと思いました。
私は、寝不足と夫が育児に対して非協力的なことが理由で、セックスレスになってしまいました。セックスレスの理由がわかっていない夫に、勇気を出して私の不満を伝えた結果、育児をちゃんと分担してくれるようになったのでうれしかったです。そして私の心にも体力にも余裕ができたことで、セックスレス解消となったこともよかったと思いました。
著者:吉川 みきな/14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています