迷惑な無断駐車
私を悩ませているのは、職場である建設会社の駐車場に毎日停められている1台の車。もちろんスタッフのものでもお客様のものでもありません。
出社すると既に車は停められていて、気がつくといなくなっているので、誰の仕業かさっぱりわかりません。
建設会社の駐車場はその1台きり。そこに無断駐車をされてしまうと、お客様や業者さんが困ってしまいます。
まさかの逆ギレ!?
とある仕事の帰り道。
ふと近所の保育園の駐車場に目をやると、いつも無断駐車しているあの車が!
車種や色、中に積まれているぬいぐるみまで一致していたので間違いありません。
そのタイミングでバリキャリ風の母親と小さな子どもが車に乗り込みます。
今しかない! と思った私は車を走らせ、後をつけます。
車は保育園から10分ほどのマンションに駐車。私は、車から降りた母子に声をかけました。
「いつも保育園の送迎のときに、勝手に人の会社の駐車場に車を停めているでしょ?」
しかし母親は謝るどころか、なんと逆ギレしてきたのです!
止まることのないトンデモ理論
「仕方がないでしょ? 保育園に車を置いておけないんだから。子どもを預けた後、いちいち自宅まで戻っていたら、仕事に遅刻しちゃうじゃない!」
自分勝手な主張をする母親にあぜん!
「文句があるなら保育園に言いなさいよ。親が停められるように保育園内に駐車場作れって!」
言っていることはハチャメチャ! ツッコミどころが満載すぎて、どこから話していいかもわかりません。
「汚いトラックばかりが並んだしょぼい建築会社の駐車場に、高級車を停めてあげてるんだから、格が上がるじゃない! 感謝してもいいくらいよ」
大切な会社までけなされた私は、ダメなものはダメだと強く伝え、二度と建設会社の駐車場には停めないようキツく注意しました。
ところが、
「私が子どもを保育園に送迎できなくなるじゃない! 子育てを邪魔する気? 子どもは地域で育てるものなんだから協力しなさいよ」
と、次から次へとトンデモ理論が繰り広げられます。
迷惑な駐車車両…持ち主に制裁を!
翌日も定位置に停められているいつもの車。
しかし、負けるわけにはいきません。私は動きます。
夕方、駐車場には無断駐車をする母親と、警察官の姿が。
「ちょっとお話できますか? 無断駐車が繰り返せているとの通報がありまして……」
「は? どういうこと!? 保育園のお迎えに遅れちゃう!」
私は昼間のうちに、警察へ無断駐車を通報。車の持ち主が戻る時間を伝えて、注意してもらうことにしたのです。
お願いをしても動かさない、連絡先もわからないようでは、こうするしかありません。
母親は警察から厳重注意を受け反省したのか、その後、二度と無断駐車をしなくなりました。
◇ ◇ ◇
最初の注意でやめればよかったものの、自分の都合ばかりを主張する迷惑な人には、これくらいのお仕置きをしないとわからないのかもしれませんね。時間が惜しいのは皆同じなのですから。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。