子どもへのおやつに関する私の感覚
私には2歳の娘がいます。子どもが小さいうちのおやつは、甘い物や味の濃い物は、あまりあげたくないなあと思っていました。
基本的に平日は保育所で食べてくるので、休日におやつをあげるときは、小さい子ども用のおせんべい、クッキー、ラムネ、ヨーグルトなどを選んでいます。「オーガニックじゃないと」など、そこまで気にしているわけではなく、次女が食べやすく喜びそうで、私も安心できる物を意識している程度です。
義母の感覚は私と違っているようで…
義母はあまり細かいことを気にしない人なので、いつも「〇〇ちゃん(私)は、きっちりしてるもんね~」と言います。離乳食を手作りしていたり、子どものお昼寝の時間を大体決めていたりするだけで、義母的には“きっちり”になるようです。
私は、長女が小さいころに義母に対していろいろ感じたことがありましたが、もうすっかり忘れていました。しかし半年前、義実家へ遊びに行ったとき、久しぶりに義母に対して「いやいや……」と感じる出来事がありました。
サラダ味の硬めのスティック菓子
義実家へ遊びに行くと、「〇〇ちゃん、これ食べな」と、当時1歳半だった次女に、硬めのスティック状のスナック菓子を出してくれた義母。私は驚いてしまい、「いや、それおいしいけど、まだ歯も全然生えそろっていない次女には硬すぎるし無理やん……!」などと心の中で考えていると、「サラダ味やしな」と義母がひと言。
「いやいや、サラダ味やから何!? これで野菜がとれるわけじゃないし」と私が心の中でツッコんでいると、横から「そのお菓子はないわ~。そこにあるバナナちょうだい」と夫。「おー! ナイス夫!」。ずばり言いにくいことを夫が言ってくれて、スッキリした私。義母は「そぉ? まぁバナナのほうが食べやすいか」と、少し不満そうにしながらも、バナナをくれたので安心しました。
義母の言動に対して久々に衝撃を受けましたが、決して義母に悪気はなく、ただ気づかないだけなのです。それが厄介なときもありますが、指摘すればわかってはくれるので、まだ救われます。長女が小さいころは、義母の言動が気になって何かとイライラしていましたが、今では「人それぞれだしな」と思えるようになりました。そして、普段頼りない夫がとてもキラキラして見えた出来事でした。
監修/助産師 松田玲子
著者:石井ゆうき
9歳と2歳の姉妹を持つママ。秘書として時短勤務。1人目出産直後に夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。