夕方、自宅で夕食を作っていると、突然病院から電話が。緊張しながら電話に出ると、「炎症の値が下がりました! 明日手術をします」と待ちに待った手術ができるという、うれしい報告でした。
急きょ手術が決まった、さくちゃん。手術の説明を聞くために、病院へ向かいました。
「お願いだから生きて帰ってきて」手術中の母の祈り
手術のさまざまなリスクを聞けば聞くほど怖くなる……。
しかし、先生たちを信じて、託す選択をしました。
「最悪の場合、生きている娘に会えるのは
これが最後かもしれない」
「この先どんなことがあっても
一緒に乗り越えていくから
お願いだから
生きて帰ってきて」
手術室の前で、ただたださくちゃんの無事を願いながら待ちます。
どうか祈りが届きますように……。
監修/助産師 松田玲子
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うちは主人が単身赴任中なので、3歳の息子に関する書類の親権者サインは全て母親の私の名前を書いています。
ここにサインが父親でないというコメントを書く必要があるのでしょうか?
でもお母さんは無価値ではないです!さくちゃんのママはお母さんしかいないんだもの。
結果は分かっているもののさくちゃんの手術が上手くいきますように。
奥さんが署名してる絵だったから、ちょっと意外でした。