助産師さんに促され、荷物をまとめて診察室へ行くと……
赤ちゃんはきっとまだ…
※本陣痛は俗語です
一番強い陣痛誘発剤を使用しても出産につながる陣痛が来なかったこと、赤ちゃんが降りてくる気配がないことから、
「赤ちゃんはまだお母さんのお腹にいたいのかもしれない」
「もう少しだけ自然に陣痛が来るのを待ってみよう」
と担当医から告げられたミロチさん。
産院を出る前に助産師さんから「大丈夫?」と声をかけられ……
ミロチさんは笑いながら「産む気満々だったんですけどね〜」と語り始め、
「自分が苦しいから早く産みたいとか、自分勝手なことを考えて
赤ちゃんだって意思があるのに、それを無視して
誘発剤で無理やり引っ張りだすようなまねしちゃって」
「本当なら出たいと思ったときに迎えてあげなきゃいけなかったんじゃ……
お母さんなのに赤ちゃんの気持ちを考えることすらしてなかった……」
と泣きながら後悔を吐露。
助産師さんは
「今回はたまたま赤ちゃんの気分がのらなかっただけだよ」
「誘発分娩は悪いことじゃないし、赤ちゃんも大丈夫!」
「もうすぐお母さんに会いたくて出てきてくれるよ!」
と、励ましの言葉をかけてくれるのでした。
監修/助産師 松田玲子
予定日は4月4日でしたが、38週に入ったら計画分娩で陣痛促進剤を使って誘発しますと言われて入院しました。
バルーンを入れても子宮口は全然開かず、飲み薬、点滴を使って陣痛は来るも、なかなかでした。
先生も助産師さんも看護師さんも、もしかしたら予定日通りの出産になるかもね~(>_<)と…。
ある日、フレンドリーな看護師さんが「赤ちゃんはね、自分で産まれる日を選んで出てくるとよ~!」って話をしてくれました。
すると1週間後の夜中、やっと陣痛が!!
そして3月29日のお昼過ぎに無事に出産しました!
私は陣痛促進剤を1週間経験しました。
こんなに促進剤を使って長引いた人は、なかなかいないんじゃないかと思います。
自分でも誘発分娩は、こんなに時間がかかるとは思っていなかったので不安だったし、このまま赤ちゃんが出てきてくれないんじゃないかと怖くなりました。
しかし、赤ちゃんはパパの仕事が休みで、私の妹の仕事の休憩時間、私の好きな肉の日(笑)を選んで出てきました!
それまで赤ちゃんは促進剤を使われて苦しい思いをして、とっても頑張ってくれました(T_T)
看護師さんが話してくれた
「赤ちゃんは自分で産まれる日を選んでくる!」と言う話は本当だったんだと思いました。
この漫画を読んで、入院から出産までの時間を思い出してコメントをしました。