こんにちは! 保育士の中田馨です。秋になると、外遊びをするのに良い季節になってきますね。暑い夏はなかなか外に出られなかったと思いますので、公園などでの外遊びが楽しみというお子さんも多いことでしょう。
そこで今回は、外遊びの際に注意しておきたい子どもの服装や、実際にあったヒヤリハットについてお話しします。
公園の遊具で遊ぶときに避けたい服装はある?
公園の遊具での遊びは、とっても楽しいですよね。その遊具で楽しく安全に遊ぶためには、遊ぶときの服装にも気をつけたいものです。遊具で遊ぶときは、動きやすい服装、脱げにくい、滑りにくい靴で遊ぶこと、手にものを持たないようにすることは前提として、以下のことにも注意しましょう。
・ポシェットや水筒、マフラー、ひも付きの手袋などは取る。
・上着の前は開けたままにしない。
・パーカーの服は着せないようにする。
これらの場合、ポシェットや水筒のひもや服、パーカーのひもやフード部分が遊具に引っ掛かって窒息につながる恐れがあります。
また、特に幼児の場合は、保護者が目を離したすきにケガをすることが多いようですので、遊具に限らず外遊びをする際は、お子さんから目を離さないようにしましょう。
外遊びへ出発・移動・帰宅するときのヒヤリハット
外遊びに出発するときは、子どもは楽しみで楽しみで仕方ありません! ですので、家を出るときにパッと道路へ飛び出す可能性があります。出発するときには、「ママと手をつないで外に出ようね」、「歩いてね」と大切なルールを簡単に伝えておきましょう。
先日、お散歩の帰り道にヒヤリハットがありました。一方通行の道路で左側の歩道を歩いていると、道路の左側に軽のワゴン車が停車していました。運転席、助手席両方に人が乗っているなと見ていたら、私たちが横切る直前に助手席の人が周りを確認せずドアを開けたのです。
間一髪で当たらずにすみましたが、私たちがあと1歩早く進んでいたら当たっていたかもしれない……と思うと、冷や汗が出ました。
人が乗っている車の横を通るときは、大人が車側を歩く・大きく離れて通る必要があると反省した出来事でした。
また、外遊びから帰宅したら、ママはホッとひと息つくところでしょう。そのホッとひと息油断したところを子どもは見逃していません。玄関に入る手前に手を離したら、家とは反対側に走り出そうとする! ということもあります。玄関の中に入るまで、子どもの手を離さないほうが安心でしょう。
もし、外遊びで「ヒヤリ」とした体験をしたときは、次に「ヒヤリ」としないためにどうすればいいかを考えるとよいでしょう。