既読スルーだったLINEに返信が殺到した理由
運動会の係の保護者グループLINEでの出来事です。当日はかなり暑くなりそうだったのと、昨年の係の保護者がかぶっていた気がしたため、「保護者も、係になってる私たちは帽子必須ですよね?」と送りました。
ところが、全員が既読になっているのに、シーンと沈黙。「あれ、何かまずいこと言ったかな?」「忙しい時間だったかな?」と、スマホを何度も見てしまいました。
私が送ってから5時間後、モヤモヤしていたころに、別のママが「係の帽子って、どうしますか?」と、私とほぼ同じ内容を送りました。
すると、今までの沈黙がうそのように、「そうだね!」「必要ですよね!」と、次々に返信がつき、あっという間に話がまとまっていったのです。
まるで、私の発言は最初から存在しなかったかのように扱われ……。正直、悲しくなってしまいました。まるで自分が透明人間にでもなったような疎外感でした。
その夜、落ち込んでいる私に、小学校高学年になる娘が「どうしたの?」と声をかけてくれました。事情を話すと、「あ、〇〇ちゃんのママでしょ? あの人はリーダー的な存在だから、みんな気を使ってるんだよ」と、あっさり慰められました……。
子どもの方が状況を冷静に見ていることに驚くと同時に、ママの世界にも、カーストが存在するところもあるんだなと、少し複雑な気持ちで実感した出来事です。
この一件以来、グループLINEで発言する時は、タイミングや相手の立場を少し意識するようになりました。沈黙や既読スルーに一喜一憂しすぎず、自分が伝えたいことを柔軟に工夫して伝えるのが大事だと学んだ気はします。
とはいえ、正直なところ、あのスルーされた感覚がよみがえり、今はまだグループLINEでの発言が少し怖いのも事実です。無理に頑張って発言するよりも、今は少し様子を見て、係の仕事など、やるべきことをきちんとこなすことに集中しようと思っています。すぐに割り切れることばかりではありませんが、これも一つの経験として、気楽に構えていこうと思います。
著者:村田のりこ/30代女性/姉妹を育てる母。パートタイム主婦。趣味は恋愛リアリティ番組の鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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