

彼に「ぬいぐるみが好き」と思われてしまった私。本当は苦手なのに、そのことを打ち明けるタイミングを逃していました。
彼と同棲をすることになり、彼より後に私が引っ越してくると……なんと、ソファにも棚にもベッドにもぬいぐるみがたくさん! 「気に入ってくれると思って!」とルンルンの彼を前に、私は「すごいね……」としか返せませんでした。初日はなんとか頑張ろうと思ったのですが、無数のぬいぐるみに見つめられていると思うとまったく眠れず……。
「ごめん、実はぬいぐるみが苦手なんだ」と、このとき打ち明けました。驚いた様子の彼から「早く言ってよ!!」と言われたことは今でも鮮明に覚えています。今では、厳選したメンバーたちだけ置いています。
ぬいぐるみの件をきっかけに、私は隠し事をせず、何でも正直に伝えるようになりました。たとえば料理の味付けがちょっと濃いときも、今は「もう少し薄味がいいな」と素直に言えるように。夫も「こっちのほうが好みかな」と言ってくれるなど、むしろ会話が増えたように思います。小さなことでも正直に話し合えるようになったおかげで、以前よりずっと居心地がよくなりました。
著者:田中華恵/20代女性・結婚3年目の主婦。共働きでいい家族に囲まれて育ちました。
作画:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!