【常温保存NG①】めんつゆ

うどんやそばはもちろん、煮物の味つけにも欠かせないめんつゆ。未開封なら常温で問題ないけれど、開封後は別です。
常温保存すると、容器内で雑菌が繁殖するおそれがあります。コンロ脇や戸棚に置いためんつゆ、目には見えないけれど……菌だらけかもしれません。
めんつゆに濁りが出たり、風味が変わったりした場合は、品質が変わっているおそれがあるため使用は避けましょう。
【常温保存NG②】みりん風調味料

「みりん」と聞くと、どれも同じように見えますが、じつは違いがあります。
・みりん風調味料…アルコール1%未満/甘味調味料
・本みりん…アルコール10%程度/醸造調味料
本みりんはアルコールがしっかり含まれているため、開栓後も冷暗所でOK。その一方で、アルコール分が少ない「みりん風調味料」は、常温で保存すると傷みやすいんです。
みりん風調味料を開封したあとは、きちんとキャップを閉めて冷蔵庫に入れておきましょう。
【常温保存NG③】調味酢

「お酢だから常温で大丈夫」と思っていませんか?確かに純粋なお酢は殺菌力が強く、常温でも問題ありません。
しかし、だしや果汁が入った調味酢やポン酢は別。糖分やたんぱく質が含まれるため、常温では劣化しやすくなります。
調味酢は商品によっては常温もOKなど正しい保存方法が異なるので、ボトルに記載の保存方法を確認するのが確実です。
おうちの調味料を確認してみて!

「常温でいいだろう」と思っていたものが、「じつは冷蔵必須だった」というケースは少なくありません。
特にコンロの横に置いていたその調味料、もしかしたら傷んでいるかも……。
ぜひこの機会に、ご自宅にある調味料の保管方法が間違っていないか確認してみてくださいね。