うどん以外の料理にも使える!頼れる万能調味料

今回作ったのは、ヒガシマル醤油の公式サイトで紹介されている「たけのこごはん」。
かつお節と昆布のうま味がしっかり効いたうどんスープで、関西風の上品なだしの味わいを楽しめます。
たけのこは、水煮を使うので下ごしらえの手間もほとんどありません。
難しい作業はありませんが、米を水に浸したり水気を切ったりする時間が1〜2時間ほどかかるので、余裕をもって作るのがおすすめです。
ヒガシマル醤油公式「たけのこごはん」のレシピ

材料(2人分)
- 米…1合
- たけのこ(水煮)…70g
- 鶏もも肉…30g
- にんじん…10g
- 油揚げ…1/2枚
- うどんスープ…1袋
- 木の芽…適宜
木の芽は近隣のスーパーになかったため、今回は使用してません。お好みで仕上げに添えてください。
作り方①米の準備をする

米は洗って水に浸します(夏場は約30分・冬場は約90分)。
水に浸したら、ざるにあげて30分ほどおき、余分な水気をしっかり切りましょう。このひと手間が、おいしさを左右する大事なポイント。

浸水中に具材の下ごしらえをしておきましょう。
作り方②具材の下ごしらえをする

たけのこの水煮を使う場合は、白い固まりがあれば竹串などで取り除き、一度さっとゆでると臭みが抜けます。
下処理ができたら、穂先は長さ3cmの薄切り、根元は薄い半月切りまたはいちょう切りにしましょう。

鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、さっとゆでて霜降りに。

にんじんは細切りにします。油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、細切りにしましょう。
作り方③炊飯する

炊飯器に洗った米とうどんスープを入れ、炊飯器の1合の目盛りまで水を加えてさっと混ぜます。調味料をあれこれ入れなくていいだけで、かなり楽ですね。

②の具材をすべて加え、通常モードで炊飯しましょう。
※炊飯器の機種によっては具材を入れる調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。
作り方④蒸らしと仕上げをする

炊き上がったら、ふたを開けずに10分ほど蒸らします。ちなみに、炊き上がり後すぐに酒(大さじ1ほど)を回しかけて10分蒸らすと、さらに風味がよくなるそうですよ。
ふたを開けると、とんでもなくいい香り……!全体を軽く混ぜ、器に盛りつけてお好みで木の芽を添えましょう。
【実食】だしの香りとツヤツヤごはんにうっとり

うどんスープしか使っていないとは思えないほどのだしの香りがふわっと鼻を抜け、口に運ぶ前から期待が高まります。
にんじんの彩りもきれいで、見た目からすでに食欲をそそる一品です。
食べてまず驚いたのは、ごはん粒の立ち具合。いつもは調味料と水加減に気をつかうのですが、今回は粉末スープのおかげでベチャッとせず、粒がしっかり立ってツヤもあります。

「こんなに上手に炊けたの、初めてかも!」と思うほど。
たけのこのシャキシャキ感も絶妙で、油揚げにはだしがジュワッと染み込み、噛むたびにうま味が広がります。少し加えた鶏もも肉も、主張しすぎず上品な引き立て役に。

シンプルなのに奥深く、まさにごちそうともいえるごはんに仕上がりました。
また作りたくなるおいしさ
うどんスープだけでこんなに味が決まるなんて!と驚きました。
これからは常備して、いろいろな料理に活用していきたいと思います。気になった方は、ぜひ一度試してみてくださいね。