

急に泣き出した友人
大学時代から仲の良い友人に、「彼氏と結婚することになった」と報告したときのことです。彼女は「おめでとう!」とお祝いしてくれたものの、しばらくすると、ポロポロと涙を流し始めたのです。
突然の出来事にびっくりしながら、「どうしたの? 大丈夫?」と理由を尋ねると、彼女は、「あなたは、ずっと自由気ままな独身でいると思っていたのに」「置いて行かれた気がしてつらい」と、本音を口にしたのでした。
友人から謝られ…
私は呆気に取られつつも、その場が気まずくならないよう「結婚しても遊ぶ時間は作るから、大丈夫だよ!」と彼女をなぐさめ、その日は解散。
ただ後日、彼女から謝罪があり、私の結婚報告はうれしかったものの、自分に結婚の予定がないことから、寂しさや不安があり、感情が溢れてしまったそう。これをきっかけに、私たちはこれまでよりも本音で話せるようになりました。
思い返すと、結婚が決まったことがうれしく、私ははしゃぎながら彼女に報告してしまった気がします。結婚や妊娠・出産は、人によってはデリケートな問題であるため、相手にどう伝えるのかをちゃんと考える必要があると学んだ出来事でした。
著者:吉田美穂/30代女性・結婚生活14年目の専業主婦。かわいい猫ちゃんの介護をしています。
作画:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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