憧れの聖子ちゃんカットが招いた悲劇…

私は生まれつき強いクセ毛の持ち主です。下ろすとボリュームが出すぎて、思い通りの髪型にならない悩みがありました。そんなとき、若いころの私は、雑誌で見た松田聖子さんのショートカットに憧れを抱いていました。
「クセ毛だから難しいかもしれない」と美容師さんに言われるだろうと覚悟して、思い切って相談してみました。ところが意外にも「工夫すれば何とかできます」と前向きな返事。期待に胸を膨らませてチャレンジすることにしました。
しかし現実は厳しく、カット後の髪は意志を持っているかのようにあらゆる方向に跳ねては広がり、毎朝のセットに途方に暮れる日々。元の長さに戻るまでの数カ月間は、まとめ髪で必死にしのぎました。
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この経験から、自分の個性とじょうずに付き合うことの大切さを学びました。今では1つに束ねたシンプルな髪型が私らしさだと感じています。クセ毛は私の個性の一部。それを受け入れることで、かえって自分らしい髪型が見つかったように思います。
著者:日本さくら/50代女性
イラスト/マキノ
ボブなんて顔が小さい人しか…

引っ越した関係で新しい美容室に行くことになったある日、「毛先をそろえてカラーだけをお願いしよう!」と思っていたら、担当してくれた美容師さんが「ロングにこだわりがあるんですか?」と聞いてきたのです。私は、「自分にはロングが似合うと思って髪を伸ばしている」と伝えると、「ボブくらいがバランス取れて良いと思いますよ」と言われたのです。
ボブヘアなんて顔が小さい人しかやってはいけない髪型だと思って拒絶したところ、どんな仕上がりのイメージになるのか話してくださり、半ば面倒になって人生初のボブスタイルにしてもらうことに。すると、仕上がりの印象がロングのときよりも明るく見えて、職場や友人からも「若返った」とか「痩せた?」などと言われることが多くなったのです。
丸顔には短い髪は似合わないと思い込んでいましたが、その人に合う髪型はそれぞれ違うのだと実感し、アドバイスをくれた美容師さんには感謝してもしきれません。
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「自分はこうだから」というような思い込みはいけないのだと思いました。プロの美容師さんは全体の雰囲気を読み取って、その人に合うスタイルを見極めてくれるので、思い込みで髪型を貫くのではなく、自分に合う髪型を聞いてみることや客観的な視点で選んでもらうことも大切だと実感しました。
著者:江田ゆうな/40代女性・会社員
まとめ
今回は美容院での出来事をきっかけに、自分の個性を大切にしたり、髪型によって新しい自分のスタイルを見つけたりといったエピソードでしたね。いくつになっても、自分らしい髪型や似合うスタイルを見つける向上心が大切だと気付かされました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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