記事サムネイル画像

「育休だろうが生活費折半は約束だ」結婚前の約束を曲げない夫→3年後「私は助けないよ?」逆転勝利!

結婚や出産を機に、家事や育児の分担で夫婦間のバランスが崩れてしまうことは少なくありません。協力し合うべきパートナーが、もし自分を「家政婦」や「奴隷」のように扱ってきたら……。

そこで今回は、妻を対等なパートナーと見なさず、身勝手な論理で支配しようとする「モラハラ夫」のエピソードを2本ご紹介します。理不尽な要求を続ける夫たちに、妻たちが下した決断とは? 夫婦のあり方を問う衝撃の展開にご注目ください!

 

育休中の私に金の無心をする夫。アナタもね♡2年後、夫が顔面蒼白!だって…!

お金を無心する夫

 

先日、待望の娘を出産した私。ようやく家族で過ごせると思い自宅に戻ると、目に飛び込んできたのは荒れ果てたリビング! 赤ちゃんを抱えて帰宅した私に、夫は「片づけは君の担当でしょ?」と言い放ったのです。

 

結婚前、私たちは「家事も生活費も完全に折半しよう」と約束し、「皿洗いや洗濯、風呂・トイレ掃除は夫、料理と部屋の掃除は私」と家事分担も決めていました。最初は平等な関係だと思っていたのですが、出産を境にそのバランスは崩れていったのです。

 

 

“約束だから”が苦しみに変わるとき

そんな中でも、私は「約束だから」と自分に言い聞かせて家事や育児を頑張っていました。しかし、日に日にその“約束”が苦しくなっていったのです。

 

娘が泣き続けても夫はスマホ片手に無反応。娘のお世話をお願いすると夫は「育児はお前の仕事だろ?」と言うのです。これまでの担当に加え育児も担当となった私。夫は寝かしつけも、おむつ替えすらしてくれないのです。

 

さらに、育休で収入が減った私に対しても「その月にかかった生活費は、きっちり半分ずつ出すのが約束だから」と言い張り、負担を減らすことを拒否。家族が増えて支出は増え、物価も上がっているのに、夫は「約束だから」と一切譲らなかったのです。私が困っていても夫は「自分の貯金から出せば? 俺は決めた分しか払わない」と突っぱねるだけでした。

 

その後、3年間“完全折半”の生活を続けることとなり、私の貯金は減り続け、気力もすり減っていくのでした。

 

 

今さら!? 家事をするから生活費よろしくって……

そんなある日、深刻な顔で帰宅した夫が「会社を辞めてきたんだ。明日から俺がごはん作るから、生活費よろしくな」と言うのです。その言葉に腹が立った私は「なんで? 今まで通り生活費も折半ね? 自分の貯金あるでしょ?」と言い返すと夫は黙り込んでしまったのです。

 

その後、夫は生活費が払えないと言い出し「お金がないからママに頼むしかない!」と、義母に電話をするのでした。

 

翌朝、義母が「息子が大変なのに支えないなんてどういうこと!?」と血相を変えて乗り込んできました。私は「結婚前に生活費折半だと決めたから、私が育休で収入が減少しようが家族が増えようが、物価が上がって生活費が大変だと訴えようが彼は約束したからと決まった生活費しか払いませんでした。そして育児は“約束してない”からと言って断ってきたのは彼ですよ? 私は彼の言う通り約束を守っただけです!」と暴露しました。

 

 

娘のひと言で、すべてがひっくり返った

夫は顔面蒼白になり「そんなことはない! 俺は育児だって頑張ってるじゃないか!」と慌ててイクメンのふりをして娘に近づきました。するとその瞬間、3歳の娘が「パパいや! あっちいって!」と泣き出したのです。

 

娘の言動にすべてを察した義母は、深くため息をつき「産後の嫁を労わらず、娘の成長に無関心なあなたを救いたいと思う人間はどこ探してもいないよ!」と夫に一喝! そして私に向かって静かに頭を下げ「ごめんなさい。全部、息子が悪いわ」と言うのでした。

 

こうして義母の判断で夫は実家に帰ることに。義母の後押しもあり、私はようやく離婚をすることができました。その後、私は在宅勤務に切り替えて娘と過ごす時間が増え、幸せな生活を送っています。

 

◇ ◇ ◇

 

結婚は契約ではなく、日々変わる現実に寄り添い合う共同生活。育児も家事も、“決めごと”だけでは回りません。大切なのは、状況に応じて助け合える心。「守るべきものは何か?」を見誤らないようにしたいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

 

続いては、自分はエリートだと勘違いし、専業主婦の妻を見下す夫のエピソードです。「稼いでいるほうが偉い」と豪語する夫でしたが、妻の隠された真実を知ったとき、そのプライドは音を立てて崩れ去ることに……?

 

 

自称エリートの夫に家政婦扱いされ頭にきて立場逆転!?私のほうが偉いけど!

自称エリート夫

 

結婚して私が専業主婦になったとたん、夫の態度が激変しました。自称エリート会社員の夫は私に「俺のために、家政婦のように働け」と言ってきます。実際の扱いは、家政婦よりもひどく、奴隷のように扱われる毎日で……。

 

最近、帰りが遅い夫。稼ぎのない私のために頑張って働いていると、恩着せがましく言ってきます。出張も多く、滞在するホテルや接待のレストラン予約も私にさせるのです。夫の会社では自分で予約して、後から会社に申請するスタイルのようなのですが、本当に毎回出張なのかどうか……。

 

もちろん、義母への対応も私に任せっきり。私は結婚前から義母には気に入られておらず、なにかと嫌みを言われ、会うたびにいびられます。そんな義母の相手をひとりでしなければいけない私の気持ちなんて、夫は何ひとつ考えてくれません。

 

 

稼いでいるほうが偉いと言うのなら…

夫は何か気に入らないことがあると、「無職のくせに」「無職が偉そうに」と専業主婦の私をバカにしてきます。

 

「1円も稼いでいない分際で家事もまともにできないのか」「誰に養ってもらってると思ってる? 俺を敬え。文句を言うな」などと言ってきますが、私は夫のためにすべてをひとりでこなしています。夫の生活を支えているのは私。そこまで言われる筋合いはありません。

 

あまりにひどい夫の態度に耐えかね、私は夫に仕事復帰を願い出ました。結婚前に働いていた弁護士事務所から、戻ってこないかと声をかけてもらったのです。夫は、「弁護士事務所って言ったって、ただの事務員だろ。復帰したところで俺より稼げないくせに。好きにしろ」と言われました。

 

それから、数カ月。私が仕事に復帰してもなお、夫の態度は変わりませんでした。それどころか、自分のほうが会社での立場が上だとか、稼いでいる自分のほうが立派な仕事をしているだとか、仕事でマウントを取られるように。

 

ある日、夫が会社の同僚たちを家に連れて帰ると連絡してきました。急に連絡してきて、豪華にもてなせと言う夫。しかし、私は仕事が立て込んでいたため夫の要求を拒否。すると……。

 

「稼ぎの低いお前に拒否権はない! 黙ってご主人様の言うことを聞け!」
「稼いでいるほうが偉いんだよ!!」

またも、稼ぎでマウント。しかし、夫が言うように『稼いでいるほうが偉い』というのなら、立場は逆転します。今はもう、仕事復帰した私のほうが絶対に稼いでいます。

 

「じゃあ、私のほうが偉いから黙って言うこと聞いてもらっていい?」
私の稼ぎは、夫の2倍以上もあると教えてあげたのです。私のほうが稼いでいるのだから、私のほうが偉い。そのため、夫の言うことは聞かないと言い返しました。

 

「え?」
私の発言をハッタリだと言って信じない夫。それは私をバカにして事務員だと思っているからです。

 

 

仕事復帰して反撃開始!

実は、夫と結婚する前の私の職業は弁護士。夫とは婚活パーティーで出会いました。私は夫と出会う前から婚活をしていたのですが、婚活パーティーで自分の職業を言うと、いつも男性から引かれてしまっていたため、弁護士だと言わないようにしていたのです。

 

夫と出会ったときも、私は弁護士だとは言いませんでした。夫は、結婚したら仕事を辞めて家庭に入ってほしいと言っていて、私も仕事を辞めてもいいと思っていたため、私は夫の希望通り仕事を辞めて結婚。専業主婦になりました。

 

そもそも、女性というだけで自分より立場が低いと考える夫は、まさか私が弁護士だったとは考えもしなかったのです。私も結婚したとたん、夫から奴隷のように扱われるなんて考えもしていませんでしたが……。

 

立場が完全に逆転してから数日。私は家事も夫の世話もまったくしなくなりました。当たり前ですが、夫が今まで私がしてきたように家事をこなせるはずがなく「手伝ってくれ」と言われますが、すべて拒否する私。

 

「どうして手伝ってくれないんだ。俺だって働いているんだ」と言ってくる夫ですが、私が仕事復帰してからも、夫はまったく家事をせず、毎日文句ばかり言っていました。どうしてと言われても、ただ立場が逆転しただけ。私が手伝う必要はないはずです。

 

ある日は、残業を言い訳に手伝いを求めてきた夫。本当に残業なのか疑問です。「残業なんて嘘でしょ。不倫相手と会うんでしょ? もう家事もしなくていいわ。離婚しましょう♪」私は、離婚を告げました。

 

 

私をバカにしていた夫に罰が…

しっかり証拠もそろっています。私は仕事復帰する前から、夫の不倫に気づいていました。しかも夫の不倫相手は複数人いるのです。結婚前から付き合っていた女性、会社の同僚、夜のお店の女性……中には既婚者の人もいました。

 

私が弁護士だと知って、関係を整理したようですが、不倫していたという事実はなかったことにはなりません。離婚は勘弁してほしいと懇願してくる夫は、「弁護士の仕事は大変だろう、本当に尊敬する! これからは俺がお前をサポートする側に回る!」と言います。

 

あれだけ私のことをバカにして、ひどい扱いをしておいて、私が弁護士だと知ったら手のひら返し。どんなに謝られても、不倫を解消されても、許せないものは許せません。

 

ほどなくして正式に離婚し、私は夫に複数の不倫に対する慰謝料を請求。その後、夫は会社に複数人との不倫がバレ、弁護士の妻に追い込まれたという噂が知れ渡り、自ら会社を退職。今は借金に苦しむ毎日のようです。実家に戻り、アルバイトを掛け持ちしてなんとか義母を養っていると風の噂で聞きました。

 

一方私は、弁護士としてバリバリ働く毎日。今は充実感でいっぱいです。次に出会う人はそのままの私を受け入れてくれる人がいいと、今回の件を通じて学びました。時間はかかっても、支え合える素敵なパートナーを見つけたいです。

 

◇ ◇ ◇

 

夫婦は、収入の多寡で上下関係が決まるものではありません。お互いを思いやり、支え合い、困難を共に乗り越えていける対等なパートナーこそ、本来あるべき夫婦の姿。相手を尊重せず、支配しようとする関係はいつか破綻してしまいます。パートナーに限らず、誰に対しても思いやりを持って誠実に向き合いたいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

 

パートナーへの「リスペクト」が欠如し、自分本位な考え方で妻を追い詰めていた夫たちでしたが、妻たちが本来の能力や強さを発揮したとき、立場は一瞬で逆転。夫たちは自らの未熟さを思い知る結果となりましたね。

 

夫婦は本来、支え合う対等な関係であるべきです。もし、相手からの理不尽な扱いに苦しんでいるなら、今回の妻たちのように、自分自身の価値を再確認し、毅然と立ち向かう勇気を持つことが、幸せな未来への第一歩となるかもしれません。自分を大切にしてくれない人とは「離れる」という勇気を持ちたいですね。

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP