マンションの管理会社から苦情。旅行で不在なのに…!?

私は夫と7歳の娘とマンションで暮らしています。幸せで平穏な日々を過ごしていたのですが、ある日突然、厄介な義姉が海外から夫婦で一時帰国したことで、私たちの穏やかな暮らしが崩れ去りました。
少し長めに日本に滞在するそうで、義姉はアポなしでわが家にやってきて、部屋中を物色。クローゼットや棚を勝手に開けて中を見たり、冷蔵庫にあった娘の好物を勝手に食べたりなど、やりたい放題で……。
あいさつも何もなしにズカズカとわが家に上がり込んできて、連日好き勝手する義姉に怒る夫。私が返答に困るとわかって「私が来るのは迷惑かしら?」と、涼しい顔で私に許可を求めてくる義姉は、夫よりも一枚上手です。
困り果てた夫は、この件を義実家に報告。義両親が義姉に直接注意してくれて、義姉は来なくなりました。これでひと安心かと思っていたのですが、数日後、とんでもない事件が起こったのです。
身に覚えのない苦情
その日は、心待ちにしていた家族旅行の日。しっかり戸締まりをして出かけました。ところが、その日の夜、マンションの管理会社から連絡が入ったのです。わが家への騒音の苦情が何件も来ていると、ものすごい勢いで注意されました。
電話を受けた私は、何のことかわからずキョトン。私たちは、家族旅行で沖縄にいるため、誰もいないわが家から騒音がするはずがありません。
事情を説明すると管理会社の方は、とても驚いていました。しかし、確実にわが家からの騒音だと言います。私は、近所に住む義両親にお願いして、家の中を確認してもらうことにしました。
合鍵は双方の両親にしか渡していないため、わが家に自由に出入りできる人は、ほかにいないはず。怪しい人物は、1人いますが……。
確認してもらうと案の定、家の中には義姉の姿が。友人を何人も招き、わが家で大騒ぎをして、パーティーを楽しんでいたそうです。義両親に強制解散させられ、友人たちは気まずそうに帰っていき、その場に立ち会った管理人さんも誤解だとわかってくれて、管理会社に報告してくれました。
そして、義両親は義姉を連れ、マンションのほかの部屋を回って謝ってくれたそうです。その後、義姉は義実家へ連行。騒動がひと段落したおかげで、私たちはそのまま旅行を続けることができ、数日後に予定通り帰宅しました。
義姉の言い分に絶句
帰宅後すぐに、私たちは義実家へ。気まずそうに下を向く義姉に夫が説明を求めると、私たちの幸せな暮らしを妬んでの犯行だったとわかりました。義実家にあった合鍵をこっそり持ち出して、わが家に侵入。友人たちとどんちゃん騒ぎをしていたようです。
義姉は「いいマンションに住んで、私より幸せそうで、余裕のある暮らしをしていることが気に入らなかったのよ!」と、私たちに恨み節。以前聞いた話では、義姉はわが家以上に豊かな暮らしをしていたはずです。そう私たちが言うと、義姉は「全然いい暮らしじゃない! お金が足りない!」と不満をぶちまけました。
どうやら、義姉は無駄遣いがひどく、義兄からあまりお金を渡してもらえなくなってしまった様子。クレジットカードを限度額いっぱいまで使い、それでも足りず日本円の貯金にも手をつけていたそうです。普通に暮らしていれば義兄の現地での収入だけで、十分余裕のある暮らしができるのですから、お小遣いを減らされても当然です。
義姉は、エステにブランド品の購入、高級レストランで食事……と、義兄のお金を散財し、遊んでいました。お小遣いを減らされても散財癖は治らず、日本に一時帰国しても自由に遊ぶお金がなく、イライラしていたと言います。
そんな気分の中、私たちの生活を見て腹が立ったため、友人たちとホテルに泊まってパーティーでもして気晴らしをしようと思いついたのだそう。しかし、そのお金すら持ち合わせておらず、お小遣いをねだったものの、義兄は義姉の要求をスルー。それならホームパーティーをしようと考え、一時帰国中の仮住まいのマンションでは手狭なため、わが家でパーティーをしようとひらめいたのだとか。なんて勝手な……。
家族全員から捨てられることに…
慣れない海外での暮らしによるストレスや、久しぶりの日本で自由に遊べないストレスなど、いろいろあったのかもしませんが、義姉がしたことはれっきとした犯罪。家族とはいえ、家主が不在の家に勝手に上がり込むのはNG。まして騒いで、ご近所に迷惑をかけるなど言語道断。
義姉は義兄のことをケチだとけなしていましたが、駆けつけた義兄から話を聞いたところ、お小遣いは月に10万円も渡していました。それどころか、義姉は英語を勉強したいと言い、毎月の語学学校代も義兄から受け取っていたのです。今回の一件で、義姉を怪しんだ義兄はすぐに、義姉が通っているはずの語学学校に連絡。そんな生徒はいないと言われ、義兄はがく然としていました。義姉は義兄に嘘をつき語学学校代を受取り、そのお金も遊びに使っていたのです。
それから数週間後、義兄は義姉への不信感を解消しきれないまま、赴任先に戻りました。義姉にはまだ隠し事があるのではと疑った義兄は、現地で探偵に相談。義姉の行動を探ってもらったそうです。すると、すぐに不倫が発覚。義姉は日本への一時帰国から1カ月も経たずに、義兄から離婚を突きつけられ、ひとりで日本へ帰国しました。
後日、義姉と義兄は離婚が成立。慰謝料だけでなく、嘘をついて巻きあげていたお金の返還も求められているのだとか。さらに義姉は、義両親からも縁を切られ、私たちももう二度と関わらないと告げました。
借金まみれになった義姉は、今どこで何をしているかわかりません。もう二度と会うことはないと思うと、ホッとしています。私たちは平和な日常を取り戻し、家族3人で幸せに暮らしています。義兄も今は海外での仕事を終えて、日本に戻り、ひとりで優雅な暮らしをしているようです。
◇ ◇ ◇
嫉妬心は、ときに常識を逸脱した行動へと人を駆り立ててしまうことがあります。他人の幸せを妬み、その生活を踏みにじるような身勝手なおこないは、やがて自らの孤立と破滅を招くだけです。家族という近い関係であっても、一線を越えないことがお互いの平穏を守るために不可欠。親しき中にも礼儀ありというように、家族だからこそ相手を尊重して、信頼を崩さないよう慎重な言動を心がけたいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
続いては、義母の介護を「私は忙しいから」とすべてを丸投げする義姉のエピソードです。自信満々に語る「忙しい理由」とは一体……?
義姉が介護を拒否「もしかして…」義姉が赤面したワケ

介護職に就いて10年。多くの経験を積んで、ようやく自分の仕事に対して自信を持てるようになりました。しかし、その私がまさか親族の介護で心をすり減らすことになるとは、思ってもみませんでした。
ある日、義母が倒れて緊急搬送されました。幸い命に別条はないものの、足を骨折したとのこと。また、わずかに認知症の疑いもあると言われてしまいました。
これまで通りの生活は難しいでしょう。みんなで義母をサポートしていかなければ……と思っていたところで、義姉が口を開きました。
「お義母さんの介護、お願いね! プロに任せられるなんて最高だわ~♡」
早々に訪れたワンオペ介護の限界
義姉の言葉に耳を疑いました。たしかに私は介護職ですが、フルタイムで働いています。しかも義母宅は片道1時間以上。とても毎日「ワンオペ介護」ができる状況ではありません。
「1人では到底無理!」と伝えると「私も忙しいし。やっぱり、信頼できる人にお義母さんのことを任せたいじゃない?」と義姉は涼しい顔で言いました。義姉は専業主婦で、義母宅まで自転車で10分。どう考えても分担が妥当なのに……。
しかし私は、責任感から、結局介護を引き受けてしまいました。
その後、私はフルタイム勤務を続けながら、出勤前と退勤後に義母宅へ通いました。食事の準備、着替えの介助、服薬管理、入浴のサポートまで、ほとんどの介護をひとりで担っていたのです。
しかし、やはり体力の限界はすぐに訪れました。これ以上はひとりでは無理だと感じ、義姉に「週に1回の病院の付き添いだけでもお願いできませんか?」と頼んだのです。
しかし、義姉は、「ここだけの話、実は私、インフルエンサーをしていて忙しいの。PR案件もあるから気は抜けないし、イメージも大事でしょ? だから、私には難しいかな」と言います。
ITに疎い私は、インフルエンサーがどのような仕事をしているかはわかりませんでした。だから、そういうものなのか……とその場は納得するしかなかったのです。
義姉の正体
その数時間後、珍しく義兄から「いつも母の介護をありがとうね」と電話がありました。ようやく繁忙期が終わり、しばらくの間義母の介護を分担しようと言う申し出です。
限界を迎えていた私は、義兄の気持ちが嬉しく、思わず涙を流しました。
私が泣いていることに気付いた義兄は「え、大丈夫? どうしたの?」と慌てた様子。私が1人で限界を感じていたので申し出がありがたかったのだと説明すると、義兄は不思議そうに言いました。
「え? うちの妻と君とで分担してるんでしょ?」なんと義姉は、私と介護を分担していると嘘をつき、日々出掛けているというではありませんか。
インフルエンサーのことを聞いてみると、義兄は「たしかにインフルエンサー気取りで画像とか動画とか作ってるけど、フォロワーは200人いないくらいだぞ? PR案件なんて来たこともないはず……趣味レベルだよ」と笑いました。
私は呆然としつつも、滑稽さに思わず笑ってしまいました。あれほど堂々と「忙しい」と言い張っていた義姉の虚勢が、一瞬で崩れ去ったのです。
義姉の変化
その後、義兄は「俺たち長男夫婦が母さんと同居する」と決断。義姉は顔を真っ青にし「同居なんて無理!」と叫びましたが、義兄は譲りません。こうして義姉は望まぬ“同居介護”を始めることになったのです。
しかし、義姉はわずか1週間で泣きついてきました。「もう無理! 3食作って掃除して、お義母さんのお世話の繰り返し……。私、インフルエンサーなのに! こんな生活、フォロワーに見せられない!」
その言葉に、私は冷ややかに返しました。「フォロワー200人もいないアカウントのことですか?」一瞬、電話口がシンと静まり返りました。
「そ、それは……」と言葉に詰まる義姉。普段は虚勢を張っていた彼女が、真実を突きつけられて恥をかく姿に、私は胸のつかえがすっと下りていきました。
その後、義姉は少しずつ変わっていきました。「今まで押しつけてごめんなさい」と謝り、今では介護の勉強を始めたのだとか。
そして私も義姉夫婦だけが負担にならないように、義母の介護を分担しています。みんなで協力して介護ができている今、家族が一番バランスよく回っている気がします。
大切なのは誰かひとりに寄りかかることではなく、支え合うことだと実感したのでした。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
どちらの義姉も、自分の欲望や見栄を優先し、家族に迷惑をかけても平気な顔をしていました。しかし、最終的には自分が追い込まれる結果に……身勝手な行動や嘘はいつか必ず露見し、しっぺ返しとなって自分に返ってくるものなのかもしれませんね。
家族という近い関係だからこそ、甘えや嫉妬が生まれやすいのかもしれませんが、最低限の「礼儀」と「思いやり」を忘れてはいけません。今回の主人公たちのように、理不尽な要求には毅然と対応し、自分の生活は自分で守っていきたいですね。