新年早々、家出した義父
理由を聞くと、親戚の集まりで義父と伯父さんが言い争いになり、義母が伯父さんの肩を持ったため、義父が激怒。そのまま家出してしまったそうです。ショックでしたが、義父不在のままみんなでおせち料理をいただきました。
義兄家族が帰宅した後、夫は「どうせ構って欲しくて連絡待ってるんやろうから、電話で挨拶だけしとくわ」と言い義父に電話をしていました。その後、義父が車に乗って帰ってきて、何事もなかったかのように挨拶を済ませました。なんだか、あっけにとられましたが、一件落着して良かったと思いました。義実家では義父がたまに家出をするらしく、みんな対応に慣れていたことに驚きました。私の実家ではこのようなことがなかったので家族それぞれ、色々あるなと改めて感じました。
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色々な家庭があって、「うちでは当たり前」だったことが、よその家では全く違うということはよくあること。結婚すると、そのギャップに戸惑う場面もありますよね。今回のように、義実家の“いつもの光景”にびっくりしてしまうのは、ごく自然な反応だと思います。
大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、そこで感じたことをヒントに、これから自分たち夫婦はどんな家庭を築きたいかを考えていくことなのかもしれませんね。驚きやモヤモヤも含めて、新しい家族のかたちを話し合うきっかけにできるといいですね。
著者:田淵 美知枝/30代女性・主婦/4歳の娘を育てる専業主婦。趣味は家庭菜園。夜の読書がリラックスタイム。
イラスト:ちゃこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)