私にスイーツを売らない店員
都内のお気に入りのスイーツ店を訪れた私。ここの店には20回ほど来ていますが、この日、お店にいた店員は見たことがなく、どうやら新人のよう。名札にはA山(仮名)と書いてありました。
この日のお目当ては限定スイーツだったため、私は「これをください!」とA山に注文。すると同時に、後ろからも「いつもと同じように、限定スイーツを全部ちょうだい」と言う女性の声が。
「同時に注文したけど、限定スイーツはあと5個残っているから、私が1個、彼女が4個かな」と思っていると、A山は私に対して衝撃的な発言をしました。
「ごめんね。限定スイーツは売り切れだから諦めて」
「えっ、でも残り5個だから……」と言い返すと、「5個ともこっちの女性に売る。この女性は僕の知り合い。誰に売るかは俺が決めるんで」とのこと。知り合いを特別扱いして、そうでない私には商品を売らないと言うのです。
私は内心許せない気持ちになりましたが、その場では「そうですか」と大人な対応をして店を後にしました。
ある人物に電話をかけ…
しかし、店を出てしばらく歩いてから、やはりA山という店員をこのまま放置しておいては、店のためによくないと思い……。スマホを取り出し、ある人物に電話をかけました。そのある人物とは、この店のオーナーである男性。実は、オーナーと私は古くからの友人で、この店を始める際は、いろいろと相談に乗るなど力になっていたのです。
私の話を聞いた友人は、「そ、そんなことがあったのか!」と驚愕。「ちょうどもうすぐ店に着くから、待っていてくれ」と言われ、私は店に戻ったのでした。
オーナーに激怒されたA山
15分後、オーナーと一緒に店に入ってきた私を見て、A山は「どういうことだ!?」と動揺。私はオーナーとの関係を説明し、さっきの態度を全て報告したと伝えました。
そして、オーナーは「どんな状況でも、お客さまを差別するなんてあり得ない!」と激怒。「今後もし同じようなことをしたら、すぐに店を辞めてもらう」と宣言し、A山はガクガク震えながら「も、申し訳ございませんでした」と私に謝罪したのでした。
今回は態度の悪い店員に会ってしまい嫌な思いをしましたが、この店のスイーツが絶品であることに変わりはありません。今後もおいしいスイーツを求めて、通い続けたいと思います。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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