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生活リズムが整うと何が良いの? どうやって整えたらいい?

この記事では、保育士の中田馨さんが早寝早起きの生活リズムの整え方を紹介しています。赤ちゃんの生活リズムが整うと、赤ちゃんの機嫌もよくなり、ママも育児がラクになるそう。生活リズムは赤ちゃんの月齢に合わせて、大人が主導権をとってコントロールするといいそうです。

早寝早起きをするイメージ

 

こんにちは、保育士の中田 馨です。赤ちゃんの育児本や育児雑誌を見ると「生活リズムを大切に」というような言葉がよく出てきます。私の保育所でも、面接のときに生活リズムについて聞くことがあります。

 

特に低月齢の赤ちゃんは「生活リズムがまだバラバラで」という答えが返ってくることもあります。赤ちゃんはどうすれば生活リズムを整えられるのでしょうか?

 

生活リズムが整うメリットとは

そもそも生活リズムが整うと何が良いのでしょうか? それは、睡眠、食事、運動(遊びの活動)の時間が決まるようになります。特に2つのメリットがあります。

 

・赤ちゃんの機嫌が良い

生活リズムがつくことで、赤ちゃんも活動するときは活動する、寝るときは寝る、食べるときは食べる! ということができるので、機嫌がよくなることが多いです。

 

・ママの時間がつくりやすい

ママも赤ちゃんの1日の流れを読みやすくなります。ですので、赤ちゃんが寝ている時間に「これをしよう」と、自分の時間も持ちやすくなります。

 

生活リズムは大人が主導権を握る

赤ちゃんにとって寝て起きたほうがいい時間というものがあります。たとえば、夜は8時には寝て、朝7時に起きるなど。そういった赤ちゃんの生活リズムに添いながら、大人が主導権を握り、生活を進めていきましょう。

 

たとえばですが、午前も午後も寝るような月齢で「うちの子、午前は寝ないんです」というママがいます。その後、保育所でその子と生活してみると、午前も午後も寝るようになりました。きっとお家では「寝かしつけ」をしていなかったのでしょうね。このように、大人が赤ちゃんのリズムをつくってあげることが大切です。

 

生活リズム一例(生後6カ月)

保育所に通っている赤ちゃんの生活リズムの一例です。

 

 7時 起きる・授乳

 8時 保育所で活動

 10時 午前睡

 11時 離乳食・授乳・活動

 13時 午後睡

 15時 授乳・活動 

 17時 帰宅

 19時 お風呂・授乳

 20時 寝る

 

生活リズムは月齢や年齢により変化していきます。今まで午前中に寝ていた赤ちゃんがあまり午前中に寝なくなったら、お昼寝は1回でよくなってきた、という成長の印かもしれません。

 

生活リズムが崩れてしまったら?

崩れてしまう日もあって大丈夫です。午前中いつもは寝る子が寝ない日だってあります。そんなときは気持ちを切り替えて、翌日から「生活リズムを立て直そう!」と思えば大丈夫です。

 

「絶対にこの時間にはこれをしなければいけない」と思うと、ママも赤ちゃんも疲れてしまいます。なんとなくの流れをつくり、「日々の生活に当てはめていこう」くらいのゆるい感じで大丈夫ですよ。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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