産後に起きた腰の違和感
産後2カ月を過ぎたころ、座って前かがみになるだけで腰がズキンと痛むようになりました。「そろそろ整体に行ってみようかな」と思っていた矢先、ふとおなかに小さな発疹ができているのに気付きました。でも、最初は「疲れのせいかな」と深く考えていませんでした。
発疹が広がり、まさかの診断
ところが、発疹は日に日に横に広がってきました。「もしかして……」と思い病院へ行くと、帯状疱疹(たいじょうほうしん/水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる皮膚の病気)との診断。早めに受診できたおかげで抗ウイルス薬を服用でき、症状は1週間ほどで落ち着きました。思っていたよりも早く回復できたのは、本当に幸運でした。
母乳を中断、ミルクに救われた日々
発疹が脇腹に出ていたため、赤ちゃんにうつるリスクがあるとのことで、医師の指示により、母乳を一時中断することになりました。幸い、うちの子は粉ミルクを嫌がらず飲んでくれたので助かりました。混合や完全ミルクにはさまざまな考え方があるけれど、こういうときにも支えになるのだと改めて感じました。
まとめ
産後の体は、自分が思うよりずっとデリケートだと実感しました。帯状疱疹という意外な病気を通して、少しの違和感でも「疲れのせい」と決めつけず、早めに受診することの大切さを感じています。
【沢岻先生からのアドバイス】
産後の疲労やホルモン変化による免疫力低下は帯状疱疹の大きなリスク要因です。帯状疱疹は発症から72時間以内の早期治療が、神経痛などの後遺症を防ぐ鍵となります。
【赤ちゃんへの感染と授乳について】 帯状疱疹のウイルスの感染源は、水ぶくれの中の液体です。母親が帯状疱疹にかかった場合、赤ちゃんに直接触れないよう細心の注意が必要です。赤ちゃんが発疹の水ぶくれに触れると、「水ぼうそう(水痘)」として感染する可能性があります。発疹が乳房やその周囲になければ、他の部位をしっかりガーゼなどで覆い、接触に注意すれば授乳を続けられることが多いです。母親が服用する抗ウイルス薬の種類によって授乳の可否が異なります。必ず医師の正確な指示に従い、自己判断は避けてください。また、帯状疱疹は発疹より前に痛み(神経痛)が先行し、「腰痛」と誤解されるケースがあることも覚えておきましょう。予防にはワクチンという選択肢もあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:松橋さとみ/20代女性・会社員
イラスト/ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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